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偽キャビアに偽トリュフ…街にあふれる高級偽装食材
http://gendai.net/news/view/112077
2013年10月26日 日刊ゲンダイ
阪急阪神ホテルズの食材偽装は、まさに常習者のやり口だった。
「芝海老とイカのクリスタル炒め」に使われていたエビは、バナメイエビ。「九条ねぎのロティ」のネギは、普通のネギ。「レッドキャビア」(マスの卵)は飛び魚(とびこ)で、「鮮魚」は冷凍。「契約農園の野菜」も普通の農家の野菜だった。これらの偽装によって、本来の仕入れ値の2〜3分の1に抑えていたのだが、これは「よくやる手」なのである。
それなのに出崎弘社長はこの期に及んで「偽装ではなく、誤表示だ」と言い張っている。客をナメているが、食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏によると、「これくらいの偽装で驚いちゃいけない」という。
「ホテル披露宴などで使われるキャビアは、グロテスクな風貌のダンゴウオの卵。カスピ海産の純正キャビアは50グラムで3万円もしますが、これなら500円です。回転寿司で人気のトロサーモンは、輸入品のトラウトサーモン(ニジマスの一種)。タイはティラピアやマンボウ、アナゴはウミヘビ、エンガワはオヒョウやカラスガレイなのは有名です」
居酒屋で頼むあん肝はマダラの肝臓、アワビはロコ貝。どうりで安いわけだ。水産庁の名称ガイドラインは、「広く一般に使用されている和名であれば記載することができる」と認めているので、ホッコクアカエビが甘エビに化けたりもする。
フランス料理などで使われるトリュフは、マッシュルーム大で1万円もするが、現在日本に出回る多くは中国産(主に雲南省)。トリュフとは似て非なるもので、1キロが1万円ほどで買える。
国内のエキストラバージンオイルは、調べたら約3割が偽物だったというデータもある。オリーブ油に安価なひまわり油などを混ぜ、青色の色素を入れて完成。本物のバージンオイルは光に当たると緑色色素のクロロフィルが分解されて黄色くなる。やけに青いオリーブオイルは疑ったほうがいい。
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