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キャタピラーの人員削減と深刻化する不況
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4560330.html
2013年10月25日 NEVADAブログ
日本のマスコミを見ていますと、今や経済はバラ色のように「錯覚」しますが、世界的企業は全く違った目で世界を見ています。
キャタピラーが発表しました決算(44%減益)ではありません。
減益はさして問題ではなく、次のコメントにあります。
『12年半ばには13年後半に受注が回復するとみていた』
『ここにきて13年内の回復は見込めないと判断』
『14年についても売上高は若干のプラスから5%のマイナスを見込む。』
5%の減収を今から予想しており、これに対応するために、リストラを急ぐとなっているのです。
既にこの1年間で全世界の従業員の一割にあたる1万4000人を削減し、このうち44%は正社員となっており、
「多くの工場を閉鎖している」としており、今後、更に大規模なリストラを行うことになるはずです。
日本経済を見ましても、以下のような「異変」が報じられています。
*DRAM 4%安(スポット価格 直近高値比)
*賃貸マンション・アパート 16ヶ月ぶり成約減(首都圏9月)
不動産市場が日本のGDPを引き上げてきていましたが、今や息切れしてきており、今後、日本経済は
車しか牽引者がいない状況になり兼ねません。
その車も、軽自動車が主流となっており、円安効果で稼いでいる間は良いですが、この効果がはげ落ちてくれば、
日本経済は深刻な不況に陥ります。
同時に円安でインフレが進み物価高となれば、日本経済は最悪の経済状況に陥ることもあり得るのです。
世界的企業であるキャタピラーが猛烈なリストラに動き、それでも44%減益になっており、今後数万人規模のリストラ・工場閉鎖を発表するようになれば、世界は深刻な不況に直面することになり、今の金融バブルは到底維持できません。
◇
400円余り急落した日経平均
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4560368.html
2013年10月25日 NEVADAブログ
日経平均は金曜日にもかかわらず、398円、率にして2.75%も急落を演じ、14,088円と14,000円割れ寸前にまで下落して終わっています。
売買代金は2兆833億円とかろうじて2兆円を超える水準となっており、売られたというよりは、買い手がいない中、先物売りで急落した形となっていました。
世界的に業績が悪化する大企業が増えてきている中、金融緩和だけで買い上げるのには無理があり、先日来、急落を2回演じており、下落は大幅、上昇は小幅となっており、相場は明らかに「疲弊」しており、ここで何かの「ショック」が出れば、急落することになります。
金融緩和相場の最終章に差し掛かってきており、ここは「逃げるが勝ち」となりますが、大方の個人は「まだいける、まだいける」となるのでしょうが、プロの中では「まだはもうなり」という格言があるくらいであり、プロはとうの昔に逃げているはずです。
次に500円以上の急落を演じれば、相場は完全にテクニカル的に「売り」となりますが、日銀の買いや、黒い眼をした外人が買い支えをするために中々相場は崩れませんが、一旦崩れましたらその後は早いと言えます。
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