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留任する方向の佐藤康博みずほ銀頭取
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131025/dms1310251535025-n1.htm
2013.10.25
みずほ銀行は25日、暴力団組員への融資を放置していた問題で、佐藤康博頭取は半年間無報酬、塚本隆史会長が辞任するなど、歴代3頭取を含む役員ら30人超を一斉に処分する案を固めた。というと重い処分のようだが、佐藤頭取は経営トップに居座り、塚本氏も持ち株会社のみずほフィナンシャルグループの会長職は続投する。これで幕引きできるのか。
みずほ銀はグループの信販会社、オリエントコーポレーションを通じて暴力団組員らへ230件、2億円超を融資、社内審査で発覚した後も放置していた。
みずほ銀が検討している処分では、法令順守の責任者だった小池正兼常務が辞任するほか、常務級以上の役員30人超が減給、さらに退任した西堀利元頭取に過去の役員報酬の一部返上を求める。弁護士でつくる第三者委員会の調査結果を踏まえ、28日にも再発防止策と併せて金融庁に報告する見通し。
焦点は、融資に関する資料が何度も取締役会に報告され、事態を知りうる立場にあった佐藤頭取の処遇だったが、「今年3月に金融庁の検査で問題が発覚するまで、問題融資が行われていたことを知らなかった」との言い分が第三者委に認められたようだ。
金融庁の検査でみずほ銀が事実と異なる報告をしていたことについても、第三者委では、担当者の認識不足によるもので「検査忌避」には当たらないと結論づけている。
これで佐藤頭取のクビがつながることになるが、金融ジャーナリストの須田慎一郎氏は、「頭取の留任はみずほが一番こだわっていた部分。ある意味で予定通りの処分といえるだろう」と指摘し、こう続ける。
「今回の処分案で疑問なのは、金融庁検査への虚偽報告の経緯が明確になっていないことだ。真相究明ができていない中での処分には何の意味もない。また、金融庁側にも疑問が残る。処分案についてみずほ側から“お伺い”があったはずだが、なぜこんな大甘処分を了解したのか。金融庁の監督責任まで問われかねない。一般的な企業倫理と乖離(かいり)していると言わざるを得ない」
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