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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE99N02X20131024
2013年 10月 24日 13:26 JST
[東京 24日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてわずかにドル安/円高の97円前半。株安傾向で新規の売りが流入、前日の安値97.15円に接近した。
前月を上回るHSBCの中国製造業PMI速報値で上げに転じたものの、中国短期金利の上昇で中国景気への影響が懸念され再び圧迫された。
午前のドル/円は一進一退となった。朝方から海外勢の買いが流入、仲値にかけては実需の買いも散見されて97円半ばまで上昇した。しかし、仲値を過ぎると実需の買いも途切れた。株安を背景に新規のドル売り/円買いが優勢となるなか、中国の経済指標発表直前には97.17円まで下落。前日つけた9日以来の安値97.15円に迫った。
午前10時45分に発表されたHSBCの10月中国製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)速報値は50.9となり、9月の50.2から上昇。中国景気への過度の警戒感がいったん後退し、円買いポジションが巻き戻された。ただ、円安は持続せず、中国短期金融市場の7日物レポ金利が5%で始まる(前営業日最終は4.05%)と再びドル/円は圧迫された。
大手信託銀行の関係者は「ドルに対するセンチメントが悪いので、フレッシュな売りが出ているとみられる」と指摘した。ドル/円は新規売りが控えている97円半ばを明確には上抜けられず、上値を抑えられた。
市場では、株安が続けばドル/円は97円を割り込むとみられている。ただ「96円台では実需の買いや長期スタンスの投資家の買いが見込まれる」(国内金融機関)とされ、深い調整にはならないとの見方が出ている。
財務省が24日に発表した10月13日―10月19日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、対外債券(中長期債)投資は1兆4127億円の資本流出超となった。国内勢の外債買い越しは2週連続。米国の財政協議が16日に決着したことで、国内勢が米国債の残高を復元させたとみられている。
ただ、同期間は「米金利が低下してゆく局面で、当然といえば当然」(別の大手信託銀)との声があり、円安での反応は限られた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
正午現在 97.31/33 1.3789/93 134.19/23
午前9時現在 97.42/44 1.3777/81 134.22/26
NY午後5時 97.38/39 1.3775/77 134.14/18
(和田崇彦)
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