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http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0ID0Y020131023
2013年 10月 23日 15:43 JST
[東京 23日 ロイター] -
日経平均
終値 14426.05 -287.20
寄り付き 14784.41
安値/高値 14426.05─14799.28
東証出来高(万株) 272733
TOPIX
終値 1195.98 -18.46
寄り付き 1219.32
安値/高値 1195.9─1222.56
東証売買代金(億円) 22048.21
東京株式市場で日経平均は3日ぶりに大幅反落。終値は前日比287円安の安値引け
で1週間ぶりに節目の1万4500円を下回った。米量的緩和が維持されるとの見方から
前日の欧米株が上昇。朝方は投資家のリスク許容度が高まり、一時86円高まで上昇した
。日本電産 など好業績銘柄への物色も指数上昇を支援した。だが、昼休み中に円
高が進行すると、日経平均は後場寄りから下げに転じた。先物安が裁定解消売りを誘い、
為替と連動する形で大引けにかけて下げ幅が拡大した。
9月の米雇用統計が市場予想を下回り、米金融緩和の長期化観測から前日の欧米株が
上昇。S&P総合500種 は連日の過去最高値更新となった。世界的な株高基調を
受け、東京市場も朝方は買い優勢となり、日経平均は1万4800円に接近する場面があ
った。だが、米緩和縮小時期の先送り観測が外為市場ではドル安/円高に作用した。7月
と9月に付けた1万4800円近辺がチャート上の抵抗線になっていたこともあり、投機
筋が売りを仕掛けた。「市場のドル安・円高への不安が広まる中、先物にヘッジファンド
とみられる売りが出た」(SMBC日興証券株式調査部部長の西広市氏)という。日経平
均先物12月限の売買高は約9万4000枚と前日比2.2倍に膨らんだ。
岡三証券・日本株式戦略グループ長の石黒英之氏は「円の先安観が後退するなか、足
元ではアジアや米国向けの輸出数量指数が落ちており、日本の輸出環境が悪化している。
輸出企業の下期業績に対する警戒感が株価の上値を抑えている」と指摘している。
個別銘柄では、ココカラファイン が大幅安。22日に2014年3月期連結
業績予想を下方修正し嫌気された。販売子会社統合に関わる一時的な経費増加に加え、販
促施策や販売体制の再構築などが影響したという。半面、22日に業績予想と配当予想の
上方修正を発表した日本電産 は年初来高値を更新した。
東証1部騰落数は、値上がり233銘柄に対し、値下がりが1452銘柄、変わらず
が69銘柄だった。
(河口浩一
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