http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/371.html
Tweet |
年収2000万円程度で満足していないか? 誘惑に負ければ衰退の道
2013.10.19 18:24
私の顧客をはじめ、年収1億円に達した人たちを見ていると、1億円を稼げるようになるまでには、いくつかの分岐点がある。
そのひとつが、年収2000万円から3000万円にかけてだ。
このあたりの額を稼げるようになると、1日に数万円ほどの小遣いを使えるようになる。毎日、一流レストランで食事をするといった贅沢も可能だ。
すると、これ以上稼がなくても、いまのままでいいのではないかという気持ちが生まれてくる。現状に満足して、事業をはじめたころに抱いた志やハングリー精神を失いそうになる。そればかりでなく、周囲からの誘惑も増える。
実際、私の経験でも、年収2000万円を超えたあたりから、急にそれまでとは違う人たちが寄ってくるようになった。だが、たとえば水商売の女性が近づいてきたとしても、それは江上治が素敵だからではなく、店に頻繁に通ってくれたり、高級な酒のボトルを入れてくれたりするからだ。
そこで自分を見失い、誘惑に負けると、あとは衰退の道が待ち受けている。
もうひとつの分岐点は、本業が一応の成果を収めたときだ。
たとえば、これまで見たなかでは、調子に乗って多角化をはじめるケースがある。
私の元顧客に、Mさんという経営者がいる。Mさんは人材派遣ビジネスで成功し、創業4年で年商100億円、年収2億7000万円を稼ぐまでになった。
ところが、そこで魔がさした。本業以外でミャンマーに進出するというギャンブルのような事業をはじめてしまったのだ。
結局、信頼していた部下の裏切りも重なって、本業もろとも会社を破綻させてしまった。
だが、Mさんほどの能力があれば、その気になれば再起も可能だ。原点に立ち戻って、また人材派遣ビジネスをはじめればいいのだ。私はそう見ていた。
しかしMさんはそうしなかった。
それどころか、高級ブランドの服を身につけて、私のところに借金をしにきた。一度覚えた贅沢な暮らしを捨て切れないのだ。
当然、私はお断りした。事業をはじめたときの気持ちを忘れ、儲けだけが目的になってしまっては、再起は難しい。
年収のステージがあがったとき、誘惑に負けて、坂を転げ落ちないためには、ひとつには年収に応じて、欲のもち方を変えていくという方法がある。
最初は誰しも、もっとお金を稼いで、高級車を乗り回したいといった自分のための欲をもっている。アースホールディングスの國分社長の場合、最初の欲は25歳までに自分の店をもち、人に使われない生き方をすることだったという。
だが、222店舗を展開するホールディングスとなったいま、目指すのは美容業界で日本一のグループになることだ。そのため、グループ全体で100人のフランチャイズオーナーを育てようとしている。
また、國分社長はプールのある豪邸や、愛車としてフェラーリを所有していることでも知られるが、それも自分の欲のためというより、美容師を目指す若い人たちに夢をもたせるためである。青山に本社を構えるのも、海辺に数億円のサーフィンハウスを建てたのも、すべて同じ理由からだ。つまりは、すべて事業のための欲である。
ここで、私がおすすめしている方法を紹介しよう。それは、5年先、10年先までの人生計画書をつくり、1年ごとに見直すといった方法だ。
東海地方で医療法人を経営するY理事長は、5年先までの計画書をつくり、毎年同じ場所で、同じ仲間と一緒に、それを見直し、修正している。
Y理事長が最初に、計画書をつくったのは8年前のことだ。計画書には、目標とする5年後の年収を記入し、そのためにすべきことを60カ月の月間目標に落とし込んで、目標が達成できたかを、毎月チェックしていった。
すると、目標も、目標年収もあっけなく達成できてしまったのだという。
ほかにもY理事長は、後悔しない人生を送るために、公正証書遺言を残し、それを毎年、書き換えているのだそうだ。
いっけん、簡単なようだが、このような形で人生の計画を立てている人は少ないのではないだろうか。だが、これを地道に継続できた人が、年収数千万円のレベルにとどまることなく、億単位の年収を継続できる。
Y理事長の人生の目標は、常人とはレベルの違う高い地点にある。
次の目標年収は、10億円である。(株式会社オフィシャル 代表取締役 江上 治)
【年収1億を生む黄金則】たかが年収数千万で終わらないために、志に立ち戻る仕組みをつくる。(※『プロフェッショナル ミリオネア』(プレジデント社刊)第1章「考える、失敗を積む」より)
逆境にあっても、不快を「快」に変えられるか
不運な目に遭っても、「すべて自分のせい」と思えるか
年収1億円を稼ぐ人だけが知る40のリスト
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/131019/ecd1310191824002-n1.htm
米社債市場に再投資の機運 デフォルト回避で債券価格上昇
2013.10.22 06:00
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和縮小の開始が、2014年まで先送りになる可能性が突如として高まったことに投資家の関心が移る中、高リスク資産への需要が再び強まっている。
世界の社債のリターンは今月、5月以降で初めてプラスに転じた。新興国では今年に入って初めて2カ月連続のプラスを記録している。社債から住宅ローンに及ぶあらゆる金利の指標となる米10年物国債の利回りは先週、8月9日以来の最低水準に下落した。
投資会社、三菱商事アセットマネジメントの調査責任者、スコット・マクドナルド氏は「ある程度のアニマルスピリット(野心的意欲)が戻ってきた。今年は債券市場にとって厳しい年だったが、それを埋め合わせる機会が到来した」と述べた。
トリムタブス・インベストメント・リサーチは、FRBが過去最大の債券買い入れ規模を縮小する準備をしているとの懸念から、8月28日までの3カ月間で、約1230億ドル(約12兆円)が債券ファンドから引き揚げられたと見積もっているが、債券価格上昇に伴い、こうした資金を再投資する機運が投資家の間で高まっている。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)グループがまとめたデータによると、今月16日の週には過去3週間で最大の6億2600万ドルが米高利回り債券ファンドに流入。さらに6億3500万ドルが長期社債ファンドに流れ込んだ。
バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのグローバル・コーポレート・アンド・ハイイールド指数によると、高リスク債と低リスク債を合わせた世界の社債の価格は今年に入って0.9%上昇した。6月時点ではマイナス2.2%だった。
債券平均利回りは先週0.1ポイント下落して3.61%となり、9月20日の週以降では最大の下落を記録した。これは米議会が、16日間に及ぶ政府機関の一部閉鎖を引き起こした予算協議の行き詰まりを終わらせ、債務上限を引き上げてデフォルトを回避したことが要因だ。平均利回りは9月5日に14カ月ぶりの高水準である3.97%をつけていた。
ただし、米政府の措置は一時しのぎにすぎない。予算の期限は来年1月15日まで。2月7日には再び債務上限の引き上げ期限を迎える。
ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントのチーフ債券ストラテジスト、ジェームズ・コーチャン氏は「(債券相場の上昇は)最悪のシナリオが回避できたことへの反射的な動きだ。債務上限危機を乗り越えるたびに1ドルもらえたら、今頃私は引退しているはずだ」と話した。(ブルームバーグ Callie Bost、Lisa Abramowicz)
http://www.sankeibiz.jp/macro/print/131022/mcb1310220503015-c.htm
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。