http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/346.html
Tweet |
再度落ち込んだ輸出(貿易統計)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4557957.html
2013年10月21日 NEVADAブログ
貿易統計が発表され、以下のように輸出数量が減少しています。
円安 25.8%
輸出数量 −1.9% 5兆9721億円(金額ベースでは+11.5%)
輸入数量 −2.2% 6兆9043億円(金額ベースでは+16.5%)
統計上は9321億円の貿易赤字になっていますが、円安が25.8%も進んでいるにもかかわらず、
金額ベースでは11.5%しか輸出代金が増えていません。
同じ数量だけ輸出できていたのなら、輸出代金は25.8%増えてしかるべきなのです。
その輸出数量ですが、<−1.9%>となっており、減少していることが今回の貿易統計で明らかになっており、日本の輸出産業の実態が悪化していると言えるのです。
何も分析しないコメンテーターなどは『円安効果で輸出が増えて好調だ』と論じるでしょうが、26%近い円安になっていながら11.5%しか輸出代金が増えていないという「実態」を見れば、今の日本の景気が異常な事態に陥っているのがわかります。
即ち、円安で輸出代金だけが膨らんで見えるだけであり、輸出できていない実態があるのです。
仮に景気が良いとして生産を増やしたとしますと、輸出できなくて在庫として滞留していることになります。
また、輸入数量も減少しており、日本経済は実態としては縮小していると言え、企業経営者が円安バブルで踊っているととんでもないことになります。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。