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シティの決算にみる銀行の苦境と日本の株式
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4556336.html
2013年10月18日 NEVADAブログ
ウオールストリートジャーナル紙は、【シティ】の決算の詳細を報じていますが、2013年第一四半期をピークに【シティ】の(固定された)業務利益が3四半期連続で減少していると報じています。
そして世界的に収入(売り上げ)は減少しており、以下の通りとなっています。
北アメリカ −6.9%
ヨーロッパ・中近東・アフリカ −13%
ラテンアメリカ −1.3%
アジア −7.1%
巨大金融グループが売上を減らし、基礎的業務益を減らしている今の世界経済の中、FRBによるばらまき政策取りやめとなれば、今後どれだけの売り上げ減少・利益減少になるかわかりません。
世界中の金融市場では、密かに大規模なリストラが検討されているとも言われており、シティの決算をみますと
そのリストラは近い内に発表されるかも知れません。
株式市場は金融緩和マネーがばらまかれているとして買い上げられていますが、肝心の企業業績が悪化を続けているとなると、株高を維持できるものではありません。
今の株式市場は最後のバブルを演じていると言えますが、日本の株式市場を見ますと異常な程の薄商いとなっており、危険な状態になりつつあると言えます。
今日の東証の売買代金は1兆6078億円となり、2兆円を遥かに下回る売買代金となっており、売り買いとも少なくなっており、これは国債市場でも同じです。
極端に薄商いとなっている中、突発的な急落等が襲えば、買いがない中、価格は一気に暴落することもあり得ます。
世界中の銀行も、利ざやが減少している中、変動リスクは高まっており、今後トレーディング部門で大幅な赤字を計上し、危機的な経営状況に陥ることになる金融機関が続出する知れません。
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