02. 2013年10月15日 09:03:20
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ECB、保有ギリシャ国債の借り換えできない=アスムセン専務理事 2013年 10月 15日 00:08 JST [ルクセンブルク 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は14日、ECBやユーロ圏の各中銀は保有するギリシャ国債のロールオーバー(借り換え)には応じられないとの考えを示した。財政赤字の穴埋め禁止に抵触するためとしている。同氏は記者団に「財源不足を埋める方法を見出す必要がある」としながらも、国債のロールオーバーなど財政ファイナンスとなる手段は決して講じられないと指摘。「ECBやユーロシステム全体にとって不可能だ」と述べた。 ギリシャのストゥルナラス財務相は、同国が2009年に国内銀行を支援する目的で発行し、来年3月に償還期限を迎える国債約45億ユーロ(61億ドル)をロールオーバーする計画を明らかにしている。 欧州の中銀はロールオーバーを約束したとし、できなければ同等の手段を考え出す必要があるとの認識を示した。
今年のギリシャ経済は最大4.2%縮小、その後安定化へ=IOBE 2013年 10月 14日 23:22 JST [アテネ 14日 ロイター] - ギリシャの有力シンクタンクIOBEは14日、ギリシャ経済が2013年に最大4.2%縮小する見通しであるものの、安定化に近づきつつあるとの見方を示した。 IBOEは四半期報告書の中で、2013年の国内総生産(GDP)がマイナス4.1─マイナス4.2%になると予想。7月時点の予想である最大5%の縮小から上方修正した。 IBOEは「ギリシャ経済は安定局面に極めて近い」と指摘。「慢性的となっていた双子の赤字は均衡しつつあり、6年間に及ぶリセッション(景気後退)は緩やかに終えんに向かっている」とした。 2013年については、第2・四半期のGDPが予想を上回り、第3・四半期は観光シーズンが好調となったことが寄与し、一段の回復を遂げる公算が大きいとした。ただ、第4・四半期は鈍化することを見込んだ。2014年にはリセッションを脱する可能性が高いとした。 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)による2013年のギリシャGDP見通しはマイナス4%となっている。
ギリシャが国債借り換え計画、各国中銀も協力を━財務相=報道 2013年 10月 14日 23:51 JST [アテネ 14日 ロイター] - ギリシャのストゥルナラス財務相は、同国が2009年に国内銀行を支援する目的で発行し、来年3月に償還期限を迎える国債約45億ユーロ(61億ドル)をロールオーバー(借り換え)する計画を明らかにした。 14日付の国内紙ナフトエンポリキ紙インタビューで語った。 同国は来年後半まで支援を受け、その後は債券市場への復帰を目指す。国際通貨基金(IMF)や同国当局の試算によると、2014━15年にかけて約110億ユーロの財源不足が生じる見込みで、ロールオーバーで、財源不足を大部分を穴埋めする意向だ。 欧州中央銀行(ECB)やユーロ圏の他の中銀は、ギリシャ国債を額面で190億ユーロ保有、うち100億ユーロ分が来年に償還期限を迎える。 財務相は2012年11月の合意に中銀のロールオーバーも盛り込まれていると指摘し、「各中銀がロールオーバーすると公言しながら、現在まで行わずに保有しているギリシャ国債がある。金融ファイナンスにあたると考えて実施する考えがないのなら、同等の手段を各中銀が考え出す必要がある」と述べた。 ECBは、財務相の発言についてコメントを避けた。 ギリシャ中央政府の基礎的財政収支、1─9月は26億ユーロの黒字 2013年10月10日 ECB、現時点で追加LTRO実施の必要ない=クーレ専務理事 2013年10月10日 為替相場の目標は設けていないが、経済への影響は注視─ECB専務理事=CNBC 2013年10月9日
ユーロ圏財務相、銀行破たん費用負担めぐる独仏の溝埋められず 2013年 10月 15日 07:51 JST [ルクセンブルク 14日 ロイター] - ユーロ圏財務相は14日の会合で銀行破綻の費用負担について討議したものの、欧州安定メカニズム(ESM)の負担規模などに関する独仏の溝を埋めることができなかった。 ユーロ圏ではスペインとアイルランドで国際支援からの脱却が間近となっており、ユーロ圏財務相は、来年実施される銀行ストレステスト(健全性審査)で明るみに出る可能性のある問題に対処するため長期的な行動計画の策定に向け準備を進めている。 しかしこの日の会合では、銀行破綻時のESMの負担規模やユーロ圏銀行同盟の下での問題解決方法などで意見をすり合わせることはできなかった。 フランスは、スペインやイタリアなどと共に、経営基盤が揺らいだユーロ圏の銀行に対する支援を、ESMを通して補強することを主張。 これに対し、ドイツはオランダやフィンランドなどと連携し、破綻費用の負担が及ぶことがないよう、ESMの支援に条件を付けることを主張している。 フランスのモスコビシ経済・財務相はこの日の会合を終え、「ぜい弱な銀行同盟は銀行同盟ではない」とし、「フランスは銀行同盟の枠組みの中でESMを補強措置として利用することの可能性を追求する」と述べた。 ドイツのショイブレ財務相は、メルケル首相が進める連立政権樹立に向けた国内の協議に参加するため、この日の会合は欠席した。
独連邦債利回りが3週間ぶり高水準維持、米デフォルト回避の観測で 2013年 10月 15日 02:53 JST [ロンドン 14日 ロイター] - 14日のユーロ圏金融・債券市場では、米財政協議のこう着状態が続いているものの最終的には解決されるとの観測が根強いことから、独連邦債利回りが前営業日に付けた3週間ぶりの高水準近辺にとどまった。
米国はデフォルト(債務履行)を回避できるとの観測のなかリスク選好度が上昇。イタリア、スペイン、ポルトガル、アイルランド各国の国債利回りは低下した。 ただ米債券市場が祝日のため休場となっていることで、商いは薄かった。 安全資産とされる独連邦債先物は4ティック安の139.75。独10年債利回りは1.86%と、11日に付けた3週間ぶりの高水準となる1.89%近辺で推移した。 ダイワ・キャピタル・マーケッツの経済調査部門責任者、クリス・シクルナ氏は米財政協議について「デフォルト回避に向け合意が得られるとの見方が大勢となっている」とし、「市場でパニックは起きていない」と述べた。 イタリア10年債利回りは2.6ベーシスポイント低下の4.26%。スペイン10年債利回りは3bp低下の4.27%となった。 ポルトガル10年債利回りは、ポルトガル政府が年内に債務交換の実施を検討していることを明らかにしたことを受け、一時6.247%と4カ月ぶりの低水準を付けた。 ギリシャ10年債利回りは26bp低下の8.69%。同国のストゥルナラス財務相はこの日、2009年に発行した債券の借り換えを実施することを明らかにしている。
欧州短期ドル調達コストが小幅上昇、米財政協議めぐる警戒感で 2013年 10月 14日 23:20 JST [ロンドン 14日 ロイター] - 14日の欧州短期金融市場では、米与野党間で財政問題をめぐる合意が依然成立しないなか、超短期のドル借り入れコストが小幅上昇した。ただ、最終的には決着するとの見方から前週のレンジ内にとどまっている。
1週間物ユーロ/ドルベーシス・スワップ・レートはマイナス7.75ベーシスポイント(bp)。前週末11日時点ではマイナス6.5bpだった。これはユーロをドルに交換する際の上乗せ幅が拡大したことを意味する。 米国ではこの日、コロンブスデーのため債券市場が休場となっているが、欧州では米国債のデフォルト(債務不履行)保証コストが上昇。米民主党と共和党が連邦債務上限引き上げでなお合意できていないことが重しとなった。 ドルのオフショア市場では前週、米国が17日の期限までに債務上限引き上げで合意できない可能性に備える動きが広がり、ドル需要が高まった。 ドルの短期金利は、ユーロ圏危機を背景に米マネー・マーケット・ファンド(MMF)が欧州銀への貸し出しを渋った2年前の水準は大きく下回っており、現時点で目立った緊張は見られない。 それでも市場関係者の間では、16日に欧州中央銀行(ECB)が実施するドル供給オペに米財政問題の影響が出るか注目が集まっている。 米財政協議をめぐっては、週末にも与野党が合意に達するとの期待が高まっていたが、12日に下院共和党とオバマ大統領の協議が暗礁に乗り上げた。ただ、上院の民主、共和両党幹部は13日、債務上限引き上げ期限までの事態打開に楽観的な見方を示した。 米国株式市場・序盤=反落、財政問題めぐる警戒感続く 2013年10月14日 欧州株は米財政協議難航を嫌気して軟調、プジョー急落 2013年10月14日 欧州株式市場=続伸、米財政協議での合意に期待感 2013年10月12日 伊債利回り低下、好調な入札や米財政協議進展への期待で 2013年10月12日 ユーロ圏金融・債券市場・終盤=独連邦債利回りが3週間ぶり高水準維持、米デフォルト回避の観測で 2013年 10月 15日 02:50 JST [ロンドン 14日 ロイター] - (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤) 先物清算値 3カ月物ユーロ(12月限) 99.72 (+0.00) 独連邦債2年物(12月限) 110.40 (+0.00) 独連邦債5年物(12月限) 124.22 (+0.01) 独連邦債10年物(12月限) 139.75 (‐0.04) 独連邦債30年物(12月限) 122.82 (‐0.20) 現物利回り 独連邦債2年物 0.180 (0.180) 独連邦債5年物 0.705 (0.710) 独連邦債10年物 1.859 (1.855) 独連邦債30年物 2.733 (2.724) 14日のユーロ圏金融・債券市場では、米財政協議のこう着状態が続いているものの 最終的には解決されるとの観測が根強いことから、独連邦債利回りが前営業日に付けた3 週間ぶりの高水準近辺にとどまった。 米国はデフォルト(債務履行)を回避できるとの観測のなかリスク選好度が上昇。イ タリア、スペイン、ポルトガル、アイルランド各国の国債利回りは低下した。 ただ米債券市場が祝日のため休場となっていることで、商いは薄かった。 安全資産とされる独連邦債先物 は4ティック安の139.75。独10年債 利回りは1.86%と、11日に付けた3週間ぶりの高水準となる1.8 9%近辺で推移した。 ダイワ・キャピタル・マーケッツの経済調査部門責任者、クリス・シクルナ氏は米財 政協議について「デフォルト回避に向け合意が得られるとの見方が大勢となっている」と し、「市場でパニックは起きていない」と述べた。 イタリア10年債 利回りは2.6ベーシスポイント低下の4.26% 。スペイン10年債 利回りは3bp低下の4.27%となった。 ポルトガル10年債 利回りは、ポルトガル政府が年内に債務交換の実 施を検討していることを明らかにしたことを受け、一時6.247%と4カ月ぶりの低水 準を付けた。 ギリシャ10年債 利回りは26bp低下の8.69%。同国のストゥ ルナラス財務相はこの日、2009年に発行した債券の借り換えを実施することを明らか にしている。 関連ニュース 独連邦債利回りが3週間ぶり高水準維持、米デフォルト回避の観測で 2013年10月15日 米金融・債券市場=コロンブスデーのため休場 2013年10月15日 ユーロ圏金融・債券市場・終盤=伊債利回り低下、好調な入札や米財政協議進展への期待で 2013年10月12日 米金融・債券市場=11月終盤・12月償還債利回り上昇、債務上限問題先送りとの見方で 2013年10月12日 関連キーワード: 利回り ユーロ圏 デフォルト マネーニュース : 最新経済ニュース BRICs市場サマリー(14日) WRAPUP 1-米上院、財政問題打開に向け合意に近づく 米財政問題にらみ波乱含み、日銀買入や押し目買い期待が下支え=今週の円債市場 UPDATE 1-米共和党上院院内総務と債務上限・政府機関再開めぐり「大きな前進」=民主党上院院内総務 ニュース一覧 最新経済ニュース.. 写真 米株続伸、合意近いとの期待感 米国株式市場は振れの激しい展開に。与野党がまもなく予算や債務上限引き上げで合意するとの見方が広がった。 記事の全文 | 特集ページ アングル:米で「州分離運動」じわり拡大 独最大野党、最低賃金の導入を主張 |