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消費増税前に住宅購入者が増加。にぎわうパナホーム情報館のショールーム=9月29日午後、大阪府豊中市(安元雄太撮影)
駆け込み終了!注文住宅に失速懸念 増税後購入が実はお得?
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20131012/ecn1310122227004-n1.htm
2013.10.12 夕刊フジ
来年4月に消費税率が8%に引き上げられるのを控えた駆け込み需要の拡大で、大手住宅メーカーの戸建て注文住宅の受注金額が9月、大幅に増加した。積水ハウスは前年同月比74%増と、今年最高の伸び率を記録。ただ、10月以降は反動減が見込まれるため、各社とも落ち込みをどう抑えるかが問われそうだ。
積水ハウス以外の9月の受注金額は、住友林業が65%増、大和ハウス工業も35%増、三井ホーム(賃貸住宅含む)も69%増と、いずれも大きく伸びた。
新築の注文住宅の場合、9月末までの契約分は引き渡しが消費税率の上がる来年4月以降でも、特例によって現行の5%の消費税率の適用が受けられた。このため、「ここ数カ月間、注文住宅の新築を検討してきた消費者が9月末をにらんで決断した」(大手)ことが駆け込み需要を生んだ。
一方、10月以降については「反動減が出る可能性がある」(ミサワホーム)との見方は多く、各社とも落ち込みをどう緩和するかが課題だ。積水ハウスは、太陽光発電や燃料電池を搭載した環境配慮型住宅の投入など、付加価値の高い住宅の販売を強化して収益上積みを図る。住友林業は、設計や工事にかかる期間を短縮し、早期引き渡しで満足度を高める。
住宅メーカーにとって、消費税率引き上げは鬼門だ。税率が現行の5%に引き上げられた平成9年度の新設住宅着工戸数は約134万戸で前年度から17.7%も減少。続く10年度も12.1%減となるなど増税後の落ち込みは悩みの種だ。
ただ今回は明るい材料もある。政府は購入者の負担を軽減するため、従来の2倍にあたる10年間での最大控除額400万円の住宅ローン減税を行う予定で、年収やローン内容などによっては増税後に買った方が有利な場合もある。加えて、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を背景にした景気回復の流れや、32年の東京五輪開催で景気浮揚効果も期待できる。住宅メーカーの間では「前回の増税時のような大幅な反動減はない」との期待も広がっている。(森田晶宏)
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