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本当に消費は好調なのか?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4552214.html
2013年10月11日 NEVADAブログ
日経新聞や政府は、個人消費は好調としきりに報じていますが、本当でしょうか?
以下の報道をご覧ください。
日経10月11日付け朝刊
【小売57社のうち、業績が前年同期から悪化したのは約半数】
どうでしょうか?
半分の小売り会社の業績が悪化しているのです。
本当に個人消費が好調であれば、あらゆる企業の業績は上向くはずですが、上場会社の半数が悪化しているのです。
勝ち組・負け組に分かれてきているのが日本の消費市場の姿であり、とても個人消費が好調とは言えたものではないのです。
また、高島屋は上期の腕時計販売額が前年同月比4割増加。70万円〜100万円が売れ筋の「ローレックス」は約7割伸びた、と報じられていますが、今、100万円以下の安いローレックスを買っているのはアジア人であり、これらアジア人が日本にきて購入しているもので、アベノミクスの資産効果で売り上げが増えたというのは間違っています。
なぜなら、株を持っている資産家が、いまさら100万円以下の安いローレックスを買うはずがないからです。
*300万円以上の時計なら1000万円儲けたから時計でも買うとなりましても何ら不思議ではありません。
また、ファーストリテイリング(ユニクロ)は売上が一兆円を突破したと大きく報じられていますが、国内販売は不振となっており、円安効果で海外部門の売上・利益がかさ上げされており、一年前の為替の数字で計算しますと、ユニクロの実態は全く違った姿になります。
勝ち組・負け組がはっきり分かれてきているのが今の日本であり、アジアからの旅行者が買う有名デパートは
売り上げ好調となりますが、そうでない地方のデパートや小売り会社は、コストが上がる中、減益・赤字になる
ところがこれからも増えてくるはずです。
日経報道では、コンビニでも大手3社は最高益となっていますが、それ以外は大幅な減益になっているところもあり、全てが好調という訳ではないのです。
小売り57社の半分が業績悪化となっている今、果たして消費は好調と言えるでしょうか?
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