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朝鮮日報から
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/10/2013101001631.html?ent_rank_news
日本車とドイツ車、韓米FTAで恩恵
今年1−8月に韓国で販売された米国製の日本車、ドイツ車は1万5209台で、同じ期間の米国車の販売台数(5551台)の2.7倍に達したことが分かった。
背景には、日本メーカーが韓米自由貿易協定(FTA)による関税引き下げのメリットを生かすため、韓国で販売する車両の輸入先を日本から米国に切り替えたことがある。ドイツ・メーカーも欧州製と比べコストが安い米国製を積極的に輸入した。これに対し、米国メーカーはFTA発効前から懸念していたように「韓米FTAの果実を他国に奪われている」と不満をあらわにしている。
■ホンダは日本製皆無
韓国輸入自動車協会(KAIDA)の統計と各メーカーの販売実績を分析した結果、今年韓国で販売されたトヨタ車は10台中8台が日本製ではなく、米国製だったことが分かった。韓国で販売されている8車種のうち、代表車種のカムリ、カムリ・ハイブリッド、ミニバンのシエナ、クロスオーバーSUVのヴェンザ、大型セダンのアバロンという5車種が米国製だ。
ホンダが韓国で販売する車両には日本製が1台もない。シビック、アコードなど主力セダン、SUVのCR-Vの輸入先を米国に切り替えたほか、昨年末からクロスツアー、オデッセイ、パイロットなど特色ある多目的車を米国から導入し、ブランドの国籍があいまいになっている。唯一日本製だったCR-Zは1カ月に10台も売れないため、最近輸入が中止された。
日産も販売台数が最も多い中型セダン、アルティマを米国から導入しており、日本メーカー3社の販売台数の62%を米国製が占めた。韓国トヨタ自動車のイ・ビョンジン理事(取締役)は「アバロンのような大型セダンとシエナなど多目的車は米国で主に生産し、世界各国に輸出しているため、韓国にも米国製を導入したものだ」とする一方「カムリのように日本製があるにもかかわらず、米国製に変更したケースは、関税上の優遇などさまざまなメリットを考慮したものだ」と説明した。
韓国とFTAを結んでいない日本で生産されたカムリは、韓国への輸入時に8%の関税がかかるが、米国製には半分の4%の優遇関税が適用される。韓米FTA発効から5年が経過する2016年3月には、関税が撤廃されるため、価格をさらに引き下げる余力が生まれる。ホンダ・コリア関係者は「最近数年で円は乱高下したが、対ドル相場は相対的に変動幅が小さかった。その点も米国製車両を大量導入するきっかけになった」と話した。
金垠廷(キム・ウンジョン)記者
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