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2013/10/9 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
何から何までデタラメだ。
みずほ銀行が暴力団への融資を放置していた問題で、みずほFGの佐藤康博社長(みずほ銀頭取も兼務)がきのう(8日)、初めて会見を開いた。
問題融資を知ったのは「今年3月」とする一方、トップ就任直後の昨年7月時点で、問題融資の資料が取締役会で配布されていたことを明かした。「私自身も知り得る立場にいた」と釈明しつつも、「詳しく説明を受けた記憶はない」と言い訳する。
「この期に及んで」と言うほかないが、デタラメはまだある。
みずほ銀はこれまで、問題融資を把握していたのは「発覚した10年12月当時の上野徹郎副頭取のほか、歴代のコンプライアンス担当役員まで」との説明を繰り返してきた。ところが、きのうの会見で、発覚当時の西堀利頭取や塚本隆史前頭取にも報告されていたと、突然、新たな事実を公表した。
佐藤社長は、これらの事実が先週4日の岡部副頭取の会見(写真)後に行われた社内調査で判明したとし、過去の説明が誤りだった理由について「担当部署が思い込みで報告していた」と答えた。
みずほ銀はきのう、新事実を金融庁に報告。金融庁は「事実と異なる報告を行っていたことは極めて遺憾」とのコメントを出した。
◇
みずほ銀の暴力団融資、問題当時に西堀頭取にも報告
http://news.tbs.co.jp/20131008/newseye/tbs_newseye2025168.html
みずほ銀行が信販会社を通じて暴力団員らに融資していた問題で、新たな事実です。みずほ銀行は、問題の取引を把握していたのは「当時の副頭取どまり」だったとするこれまでの説明を一転させ、当時のトップである西堀頭取にも報告していたことを明らかにしました。
午後3時10分過ぎ、佐藤頭取を乗せた車が到着しました。暴力団関係者らへの融資が発覚した問題で、みずほ銀行の頭取自らが会見を行います。
みずほ銀行が暴力団員らに融資していた問題が発覚して10日あまり。
「大変なご迷惑とご心配をおかけいたしました。心より深く、お詫びを申し上げます」(みずほ銀行・佐藤康博頭取)
ようやく姿を見せた佐藤頭取から、新たな事実が語られました。
「本人の供述、そして私どもの手元の資料の中から、西堀元頭取がこの問題を認識していたと確認できた。西堀元頭取までは(報告が)上がっていたという事実を調査でつかんだ」(みずほ銀行・佐藤康博頭取)
みずほ銀行はこれまで、問題の取引を把握していたのは「当時の上野副頭取まで」、としていました。しかし、一転。実際には当時のトップ・西堀頭取まで報告が上がっていたことを明らかにしました。
みずほ銀行によりますと、西堀元頭取は信販会社のオリコを傘下にする前の2010年7月の時点で、問題の融資をすでに把握していたといいます。
「その段階でオリコの提携ローンの持っている問題の所在ということは、認識していたと記憶しているという言葉をヒアリングの中で(西堀元頭取から)聞いた」(みずほ銀行・佐藤康博頭取)
その西堀元頭取の自宅前では、本人の説明を聞くため、記者団が集まりましたが、代わりにみずほ銀行の行員が対応しました。
「西堀元頭取から連絡があり、きょうは都内のホテルに泊まるということで、自宅に戻らないということ」(対応した行員)
佐藤頭取は問題発覚直後の先月30日、全ての行員にこう文書で謝罪していました。
「取引の実態について経営陣に対し報告が上がっていなかった」(佐藤頭取の文書)
現役のみずほ銀行の行員は・・・。
「(Q.当時の頭取が今回の融資に関して知っていたということですがどう思われますか?)私は何も知らないので。(Q.何か社内でそういう話とか・・・?)聞いてません」(みずほ銀行員)
「全然、報道分からないんです」(みずほ銀行員)
さらに会見では、当時の取締役会などでも問題の融資に関する報告が上がっていたことも明らかになりました。
「旧みずほ銀行コンプライアンス委員会、および取締役会において、おのおの2回ずつ、オリコ保証キャプティブローンの反社認定結果に関する記載があった」(みずほ銀行・佐藤康博頭取)
みずほ銀行では、2011年2月から7月の間に取締役会とコンプライアンス統括委員会でそれぞれ2回ずつ、みずほフィナンシャルグループの取締役会などと合わせて8回、報告があったといいます。つまり、西堀元頭取の他に数十人が問題を知りうる立場にあったことになります。
佐藤頭取も当時、みずほ銀行の非常勤の取締役として取締役会に出席しており、事実を知りうる立場でした。
「2011年7月には、この問題を知りうる立場にいたということになります。取締役の1人として、十分な確認ができなかったことについては落ち度があった」(みずほ銀行・佐藤康博頭取)
企業のコンプライアンスに詳しい専門家は・・・。
「金融業界というのは、暴力団排除に関して先駆的な業界と言われていたので、このような話になって非常に驚いた。きちんと対処できなかった、公表しなかった。会社内でも解決しなかった点で会社の構造上の問題だと思う」(丸の内総合法律事務所・中野明安弁護士)
佐藤頭取は自らの進退について、「調査結果を踏まえて総合的に判断する」と述べるに留めましたが、今後、一段と厳しい立場に立たされることになります。(08日21:15)
◇
みずほ銀行融資問題、金融庁が新たに報告命令
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2026216.html
金融庁は暴力団員らへの融資問題で当初と異なる説明をしたとして、みずほ銀行に対し、事実関係などを報告するよう新たに命令を出しました。
みずほ銀行は当初、「問題の融資の情報は担当役員止まりになっていた」と去年の金融庁の検査で説明していましたが、8日になって、佐藤頭取が「当時の頭取まで報告が上がっていた」と説明内容を一変させました。
これを受けて金融庁は、みずほ銀行と持ち株会社のみずほフィナンシャルグループに対して、28日までに提出するよう求めている業務改善計画に加えて、説明が変わった経緯などを報告するよう新たに命じました。
行政処分の直後に再び報告を命じるのは異例で、今後、意図的な隠蔽などが発覚した場合、金融庁は追加の行政処分などより厳しい対応を検討することになります。(09日19:38)
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