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消費増税 企業は値引きで体力すり減らす消耗戦に突入と識者 (NEWS ポストセブン) 
http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/106.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 09 日 07:09:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131009-00000001-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 10月9日(水)7時5分配信


 来年4月からの消費税3%アップもまだ実施されていないうちから、麻生副総理・財務相は来年末までに8%から10%に引き上げるかどうかを判断すべきと明言した。

 2段階増税は既定路線だったとはいえ、度重なる増税で景気悪化を懸念する声は根強い。

 特に小売りや外食業などは、消費者の“買い控え”に強い危機感を抱く。大手食品スーパー幹部は、「まずは来年4月の時点でどれだけ売り上げの減少を抑えられるかが勝負」と、消費意欲の減退を最小限に食い止めるための思案を巡らせている。

 そのひとつが価格表示である。

<税抜き価格>を目立たせれば消費者に値上がり感を持たれなくて済むが、レジの支払い金額で混乱を招きかねない。また、<税込み価格>のみですっきり明朗会計にすれば、客単価の落ち込みや便乗値上げを疑われる恐れすらある。

 現状で価格表示の方式は、日本チェーンストア協会や日本スーパーマーケット協会のように、「本体価格(税抜き)表示が基本」と定める業界団体が多数を占める。商品自体の値段は変わっていないことを強調するためだ。

 一方、日本百貨店協会などは「総額表示に加えて本体価格のみの表示を併用する」方針を示している。つまり、値札には「税込1080円(本体価格1000円)」と記載される。

 このほうが消費者にとっては親切な表示にみえるため、国も総額表示を勧めているが、当面は企業の負担も考慮されて、2017年3月末までさまざまな表示方法が特例で認められている。税理士の落合孝裕氏が解説する。

「スーパーなど商品の品目が多い店は、値段の付け替えだけでコストも時間もかかってしまいます。来年3月31日は早めに閉店しないと間に合いませんしね。その点、税抜き表示なら値段の付け替えは不要ですし、店の入り口に<店内すべて税抜価格です。消費税分はレジにて請求させていただきます>と貼り紙を出せばいいだけです」

 しかし、価格表示の見せ方だけでいつまでも消費者心理を誘導させることは難しい。消費の落ち込み具合が各社の想定を超えれば、バーゲンセールで急場を凌ぐしかないだろう。そこで、「消費税は転嫁しません」「消費税は当店が負担します」「消費税分はポイントで付与します」といった宣伝文句はタブーとなる。

「これらの文言は『消費税還元セール禁止法案』に抵触し、違反行為を犯せば公正取引委員会から勧告処分が下されたり、他店への見せしめのために社名を公表されたりしてしまうでしょう。

 でも、抜け道はたくさんあります。『春の新生活応援セール』や『3%値下げ・還元・ポイント付与』、『8%値下げセール・ポイント進呈』などは禁止されていません。それは、消費税との関連がはっきりせず、たまたま引き上げ幅や税率と一致するだけ――との判断からです」(前出の落合税理士)

 消費税が上がったからという理由さえつけなければ、なんでもありのセールが横行するというわけだ。消費者にしてみれば1円でも安く商品が購入できるのはありがたい話だが、企業は値引きによる体力の消耗戦が続くことになる。

「例えば6000円前後の商品を来年4月以降も同額にするセールを行ったとします。粗利率が30%程度だとすると、増税分の収支をトントンにするには10%近く売り上げを増やさなければなりません。あまりに長期的なセールは会社の資金繰りを一気に悪化させてしまうのです」(落合氏)

 2015年秋の10%引き上げまで続く消費増税のドタバタ劇。デフレ不況から抜け出せず、中小企業の増税破綻などを招いてしまえば、アベノミクスはますます成長軌道に乗れなくなるのではないか。


 

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コメント
 
01. 2013年10月09日 10:05:16 : nJF6kGWndY

>アベノミクスはますます成長軌道に乗れなくなるのではないか

成長戦略が機能するには時間がかかる上に、規制緩和や自由貿易の推進は既得権者の抵抗が大きく、しかも全国民にとって成果は広く薄いから、大した実感にはならない

国内の生産性が上昇しなければ、膨脹する高齢非労働人口を養うコストは税率・社会保険料アップ(または赤字国債によるインフレ)で賄うしかない

元々、日本国内の所得格差は、そう大きくは無く、税や社会保障などによる再分配も高齢世帯に大きく偏っているから、再分配を強化しても、あまり効果は無い

国民負担が増えれば、当然、平均的な勤労世帯の実質生活水準は縮小せざるえないだろう


02. 2013年10月09日 10:07:48 : nJF6kGWndY

赤字国債によるインフレ=>赤字国債の財政ファイナンスによるインフレ

03. 2013年10月09日 10:25:42 : Ez264JDDpM
自民党は、大企業のため政治しているようだ。

TPPは、国民に嘘をついても推進する。
庶民いじめの消費税増税をし、法人税引き下げ。

庶民は、怒るべきだ。
友利は、売国奴政治家であるゾ。



04. 2013年10月09日 14:05:39 : SZgCcNHUAY
結局、値下げ競争で3%のデフレが起こり、税収は増えませんでしたというオチか?

御輿は軽くてもいいけれど、バックに就いている財務官僚は一応東大出一橋出が
ゴロゴロいるんだろうに。頭の中身は糠味噌か?

連中は、利権というより支配欲に支配されちゃってるからね。
とにかく自由にできる予算を減らすことは出来ないんだろうね。

歳入庁設置を唱える小沢氏なんかは絶対に許さないはずだわ。


05. 増税反対 2013年10月09日 16:13:09 : ehcoR2LmdzYII : D9cvjI5T92
そもそも景気が上向いているという報道したいがインチキで、

地方の経済は日に日に悪化しているのが現状である。

 負担ばかりが増え売上は一切伸びないのに、景気が上向くはずもなく

地方は破滅への道を歩み始めている。

この先オリンピック開催のために莫大な税金が使われ、原発事故処理にも

何十兆円もの税金が使われる。法人税減税や巨額の公共事業の負担も

押し付けられる事を、国民は自覚しなければいけない・・・


06. 2013年10月09日 18:55:56 : PNl0Cw2SJ2
政治、政策と言えば聞こえが良いが、所詮は日本最大の権力集団である日本株式会社の企業方針である。

自らが儲け生きながらえるために行うのが政策であって、私企業は売って何ぼなので結果として賃金を減らす努力で会社の存続を考えるが、税金はびた一文値引きしません。

日本株式会社は日本最大の独占企業です。


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