なぜ日本の財界はルール決めから疎外されているのにＴＰＰ参加に賛成なのか。

　ＴＰＰの条文案について、アメリカの企業家は自由に見ることができ、意見を述べることもできていた様子だ。アメリカの国会議員は最近になってやっと条文案を見ることができるようになったとされている。

　日本の企業家はＴＰＰの条文案を見ることができているのだろうか。見ることもできなければもちろん意見を述べることもできていないと思う。

　ところが、日本の財界はＴＰＰ参加に賛成だ。自分がルール決定に関与できていないのに、その仕組みを自分たちに適用するのに積極的だという。自分たちの実力に相当自信があるのか、単に能天気なのか、または、賛成と言わざるを得ないほど毒まんじゅうを食ってしまっているのか。 　

コメント
01. 2013年10月08日 22:42:41 : BqXkvXro2o 国際企業/資本というものは一国に属するように見えて実は属していない。 貿易赤字というと日本が損して外国が儲かっているように見える。 しかし実際は売り手と買い手が同じだったりする。 資金はオフショアへ隠れ、各国の金融当局を含む誰にも正確な流れを掴めない。 日本の財界にとってTPPを拒むべき理由はなんにもないわけだ。
02. 2013年10月09日 00:01:41 : nJF6kGWndY 総論賛成　各論反対　が世の常だ つまり自由貿易が進展する方が、明らかに世界全体では生産性が上昇し、特に実質賃金が低い新興国の国民や、競争力が強い頑張っている企業の利益になるから、表だっては反対できない しかし生産性が低く、規制で守られている業界は、当然、個別には反対したり、自分だけ優遇してもらおうとする
03. 2013年10月09日 00:09:11 : nJF6kGWndY まあ、これまで自由貿易のお蔭で、欧米の労働者の製造業を代替する形で豊かになってきた日本が、反対するのは情けないということだな 一方で日本のおかげで欧米では物価が低く抑えられ、社会保障コストを抑制できたことも否定できない ドウモアリガトウMrロボット　という歌が昔あったくらいだｗ http://www.youtube.com/watch?v=gh-7eZyPWtE 今で言えば中国が昔の日本の代わりに悪役を引き受けているが 日本も昔はエコノミックアニマルとしてバカにされていたものだ

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