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週刊SPA! 10月7日(月)9時21分配信
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ブラック企業で働く人々の“普通”とは?
(写真:日刊SPA!)
何の気なしに口にする「フツーだったらさ〜」というフレーズ。でもちょっと考えてみてほしい。その“フツー”って何だ? 平均か? 常識か? 大多数という意味か? 前提を共有しているからこそ成立する「普通」。所属する業界やグループごと、普通もいろいろなのだ
<お仕事編>
そこで興味深いのは、恋愛事情だ。
「アラフォーだろうと、美人で独身は珍しくない。誰でもいいわけではなく、経済的に自立してるから一人のほうがラクという考えが浸透」(32歳・女)という外資系アパレル女子と、「女が少ないからブスでもモテるためフツーに彼氏持ち」(38歳・男)というゲーム業界の女子。どちらが幸せかはわからない。
しかし、そんな事情は、「採用の際、まったく同じ能力のかわいい女性とかわいくない女性だったら、迷わず後者を選ぶのがアタリマエ。仕事時間が長いため恋愛関係になりやすい=トラブルも起きやすい。その防止」(35歳・TV制作・男)にも通じる。
◆普通じゃない! がフツーになるブラック企業
切ないのは、「アフター5がない。介助以外にも仕事が山積みで、長時間労働なのに残業代が出ないのがフツー」(28歳・特養ヘルパー・男)というブラック系からの声。
「お偉いさんが来ると頭を下げながら歩く。視界に入ったら失礼だから中腰で」(30歳・流通・女)、「人の入れ替わりが激しく、知らない間、挨拶もできないままスタッフがいなくなっていることも多い」(30歳・介護・男)など。
「残業代、ボーナスはないのがフツー。気づいたらみんな辞めているのはフツー。終電近くまでいても、夜ご飯を食べる時間もないのはフツー。昼食はカップ麺1個とお菓子で節約。2〜3か月、まともに家に帰ってない人がいるのはフツー」(43歳・ゲーム制作・男)なんて、泣けてくる。
こうした事態が日常になっていることがブラックと言われる由縁ではあるが……こんな普通だけはどうか、ご勘弁を!
― そのフツーは「普通」なのか?【3】 ―
日刊SPA!
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最終更新:10月7日(月)9時21分週刊SPA!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131007-00513231-sspa-soci
ブラックバイト」で苦しむ島の女子高生
2013.09.20 ニュース
ブラック企業という言葉が定着して久しいが、最近は、その派生形として『ブラックバイト』という言葉が使われ始めているとか。ブラック企業のように、労働環境の過酷なアルバイト現場のことを言うらしいが、実際、どれほどのものなのだろうか。
ブラックバイト
※写真はイメージです。
「私のバイト先は真っ黒です!」と憤るのは、広島県在住の女子高生あかりちゃん(18歳・仮名)。
「ケーキ屋でバイトをしてるんですが、給料の出ない残業が毎日1〜2時間で、試験期間も休ませてくれません。あげくの果てに、300円〜500円ほどする余ったケーキを、買って帰るようにやたらと勧められるんです。断ると、急に冷たい態度をされたりして……。時給が730円で交通費も出ないのに、そんな値段のケーキ買えませんよ!」と、『自社の余った商品を買わされる』という、ブラック企業にありがちな仕打ちが、バイトにおこなわれている事態が判明。ただ、社員ならまだしも、学生のバイトであれば、すぐ辞めちゃえばいいのでは、とも思うが……!?
「新しいバイト先に変えたらもっとブラックになるんじゃないか、と思うと不安で変えられないんです。実は、前にバイトしていたパン屋も、シフトは勝手に決められるし、タイムカードがなくて、店長のさじ加減で勤務時間が決まるようなところで、3日で辞めたら給料がもらえませんでした。高校の友達にも似たような話をたくさん聞くので……」
連続して酷い環境で、さらに周りもそうだということは、ブラックバイトが多い地域なのだろうか。
「多いほうだと思います。島に住んでいるので、そもそも家の近くには働ける場所がほとんどなくて。でも、市の中心部まで行っても、高校生ができるものは少ないんです。どうしても飲食店が中心になっちゃいますが、どこもブラックさは、そう変わらない感じですね。悪い噂を聞かないのは、郵便局かコンビニのレジくらいです」とのこと。
ちなみに、島からはフェリーでバイトに行くので、交通費だけで月3万円はとんでしまうが、それでもバイトはしたいのだという。彼女に代表されるように『働きたい高校生はいるが、働ける場所は少ない』という状況の中だと、雇う側の立場が強くなり、アルバイト環境はどんどんとブラック化していってしまう。
「私も周りの友達も、バイトに行く度にストレスが溜まってしまって……。将来働くことが不安になります……」とあかりちゃんは嘆く。ブラック問題が苦しめる対象は、ブラックホールのようにどんどんと広がり、高校生の未来にまで暗い影を落としている。 <取材・文/霜田明寛>
2013.09.20 ニュース
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