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320億円をポン 孫正義氏が銀座ティファニービルを買った思惑
http://gendai.net/articles/view/syakai/145004
2013年10月4日 日刊ゲンダイ
ソフトバンクの孫正義社長(56)が銀座の中央通りにある「ティファニー銀座本店ビル」を高値で買ったと話題になっている。ソフトバンク広報は「ノーコメント」としか答えず、会社ではなく、個人として購入したようだ。
ロイター通信の報道によれば、孫社長の購入金額は320億円。リーマン・ショック前の07年、外資系ファンドが380億円で取得した際に「高額取引」と注目されたが、孫社長の購入額はそれに迫る。かなり割高な投資だという。
「買収金額から得られる期待利回りが2.6%だそうですが、賃貸ビルとして運用するには3.5%の利回りが必要で、採算が取れません。五輪がらみでこれから資金が流入し、地価が上がるという期待があるのかもしれませんが、これ以上の価格で転売できるのかどうか」(みずほ証券チーフ不動産アナリスト・石澤卓志氏)
最近の孫社長は不動産を買い漁っている。今年2月にはシリコンバレーに1億1750万ドル(当時のレートで約108億円)の豪邸を購入したと米紙に報じられた。
港区白金台の由緒ある料亭の跡地に今年竣工した地上4階地下2階のバカでかい住宅も、「名義は外国の不動産ファンドですが、真の持ち主は孫社長の資産管理会社と囁かれている」(不動産関係者)という。
<転売それともステータス?>
ま、巨額の個人資産がある孫社長にとっては、どれもたいした額ではないのだろう。20%を保有するソフトバンク株は連日の高値で、ついに3日時価総額は、三菱UFJを抜いて2位に躍り出た。孫社長の資産も1兆8087億円に膨らみ、配当金だけで年間96億円だ。それにしても、なぜ、ティファニービルを高値で買ったのか。
「ソフトバンク株の上昇に孫社長は上機嫌だそうです。孫さんは、旧軽井沢の別荘を買った時も、他の買い手の2倍の値段を提示して購入しています。旧軽はなかなか物件が出ず、希少価値。今回のティファニーも、銀座の一等地という意味で希少価値です。目的のためにはカネに糸目は付けない。孫さんらしい買い物です」(金融関係者)
米国で「ティファニー」は、上流階級のステータスシンボル。カネはうなるほど持っているから、あとはステータスということか。
◇
ティファニー銀座ビルをソフトバンクの孫社長が320億円で購入=関係筋
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPTYE99005M20131001?rpc=188
2013年 10月 1日 16:42 JST
[東京 1日 ロイター] - 米高級宝飾店大手ティファニー(TIF.N: 株価, 企業情報, レポート)の銀座本店ビル(東京都中央区)をソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)の孫正義社長が320億円で購入したことが分かった。複数の関係筋がロイターに述べた。
関係筋によると、買収金額から得られる期待利回り(キャップレート)は2.6%とみられ、アベノミクス効果への期待から東京都心の不動産価格が回復し始めて以来、最も割高な投資になるという。
日本の代表的な不動産投資信託(REIT)の期待利回りは、年初来4%ないしそれ以上の水準で推移していたが、2006年をピークとした不動産投資ブームの際は、投資家の過大な投資熱から期待利回りが2%台に低下。今回の孫氏の買収はその水準に近づいていることを示している。
春以降の日銀の大規模な金融緩和に伴って不動産市場にも資金が流入。国内外の投資家は都内の一等地の不動産価格の回復に期待し、このこところ物件の売買が活発化している。
みずほ証券のチーフ不動産アナリスト、石澤卓志氏は「東京の不動産価格が底を打ち上昇している中で、今後このような高値での取引が成立する可能性はある」と指摘する。
ただ、今回の買収価格に関連し「リートや不動産ファンドは一定のリターンが必要で、このような価格で物件は買えない」と話し、「これから出てくる物件の買い手は、非不動産業になるのではないか」と、買い手の業種の広がりを指摘した。
ティファニーのビルをめぐっては、ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の不動産ファンドが2007年に380億円で取得し、不動産投資ブームを象徴する高額案件として話題になった。
その後、リーマン・ショックのあおりで物件の価値が下落。ゴールドマンのファンドが期限までにローンを返済しなかったため売却権は銀行に移譲し、10年にアジア・パシフィック・ランド(APL)が買収していた。APLは、物件のローン残高の250億円を上回る価格での売却先を求め、6月に売却手続きを開始。海外の政府系ファンドなど複数のグループが入札していた。
APL関係者にコンタクトを試みたがコメントは得られなかった。ソフトバンクの広報担当者はコメントを差し控えるとした。
(藤田 淳子 取材協力:布施 太郎、浦中 大我、斉藤 真理、久保 信博 編集;田巻 一彦)
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