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リニア中央新幹線、人口減少を考慮しない奇異な収支計画(国家支援があるから大丈夫!?)
http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/703.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2013 年 9 月 28 日 19:26:03: N0qgFY7SzZrIQ
 

「夢の新幹線」「経済効果10兆円?!」等とバブル期のごとき期待感を盛り上げる記事ばかりの「リニア中央新幹線」だが。冷静に考えると公共交通としてはたして遣ってゆけるのだろうか。
 もし問題があれば「血税」を投入できるから大丈夫、と見えなくも無い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用此処から)
リニア中央新幹線、人口減少を考慮しない奇異な収支計画

http://astand.asahi.com/magazine/wrbusiness/2013092700005.html?ngurl=http%3A%2F%2Fastand.asahi.com%2Fmagazine%2Fwrbusiness%2F2013092700005.html
2013年09月28日

●リニア新幹線の「目的地」はどこだ

 JR東海が、リニア中央新幹線の駅やルートの最終案を発表した。運賃・料金は名古屋まで(2027年開通)が現状より700円、大阪まで(2045年開業)が1000円高くなるだけと言う。JR東海の収入(単体)は1兆2千億円程度だ。それが9兆円も投資する大工事なのに、こんなに安くてすむのは不思議である。

 同社が国土交通省に提出した資料の「収支想定について」を読むと、そのカラクリが分かる。この国の急激な人口減少を考慮に入れておらず、輸送量(乗客数×km)が今後2050年まで23%も増え続けるという(グラフ1)、どうにも信じがたい予測が前提になっているのである。

 同社は2010年に国土交通省に超電導リニア新幹線の建設計画書を提出し、翌11年に認められた。計画書はリニア建設の意義について「日本の大動脈輸送の二重化を実現し、将来のリスク(大地震等)発生に備える」、「経済社会に大きな波及効果があり、海外展開をにらんでビジネスチャンスが拡大する」と述べている。

 筆者もその意味付けに異論はない。だが、認可の根拠となった収支想定が、「まず建設ありき」であるために無理な試算になっているのが気になる。

 順を追って説明しよう。想定では名古屋が開業する27年のJR東海の収入は今とほぼ同じ1兆2千億円だが、10年後の37年には10%増の1兆3500億円に上昇。その後ほぼ横ばいを続けた後、大阪開業の45年には一気に27%増の1兆4700億円に達し、その後はずっと横ばいになる。

 収入が増える理由として、時間短縮により航空機のお客がリニア新幹線に移って来る、東海道新幹線の利用者が料金の高いリニアに切り換える、などを挙げている。

 収入の年ごとの予測を、JR東海全体の新しい運賃・料金で割り算し、輸送量を算出したのがグラフ1である。


(グラフ略)

 現在から名古屋開業時までは431億人キロで横ばいだが、開業10年後には今より7%増の460億人キロになる。その後再び横ばいになるが、45年の大阪開業で一気に23%増の529億人キロに増える。

 輸送量は乗客数に利用キロ数をかけたものだが、キロ数はほぼ一定しているので、結局、乗客数が右肩上がりで増え続けると想定している。リニア開業当初は物珍しさで乗客が増えても、落ち着けば東海道新幹線との食い合いになる。期待が大きすぎるのではないだろうか。

 昨年1月に国立社会保障・人口問題研究所が発表した最新の人口予測(グラフ2)を見ると、
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用此処まで)

 

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コメント
 
01. 2013年9月28日 19:59:04 : e0k3K1A4qI

 空港工事、港湾工事、ダム工事、道路工事、防潮堤工事、新幹線工事…と同じ、工事で土建屋を儲けさせ政治献金を受け取るのが目的。

 赤字になろうが朽ち果てようが知ったこっちゃぁない。


02. 日本はひとつのチームなんです 2013年9月28日 20:21:33 : SOiJ6RcUWMrH. : GNdfJ9oguI
新幹線が開業すると、在来線が切離されたり、優等列車が全廃されるのは古今東西の常識だ。
さすがに東海道新幹線東京−名古屋が、肥薩おれんじや青い森になることはないだろうが、東京−名古屋間は鈍行の「こだま」のみになる。

その「こだま」も名古屋止まり。
名古屋以西に向かうには、リニアで名古屋まで行って、リレー「のぞみ」に乗り換えるしかない。

リニアの需要は高いだろう。


03. 2013年9月28日 23:09:49 : A4fYmD1Y0y
>>02
まあそうなったら、大阪以西に急ぐ人は飛行機で直行するようになるでしょう。
それを当て込んだローコスト航空会社の参入も増えるんでは?

一度新幹線で直行の便利さを知った者が名古屋乗り継ぎに納得するとは思えませんね。

盛岡や岡山での乗り換えに甘んじていたのは、それがその時点での最速ルートだった
からですし、当時は飛行機が今より更に割高でしたから。


04. 2013年9月29日 13:52:54 : rAZs4KvhOE
>02

車両規格が新幹線よりも小さい(在来線並み)車両で、時間に5本(新幹線の1/3)程度の輸送力で、東海道新幹線を置き換えることは出来ない。
新幹線を「こだま」にしてリニアに誘導すれば、たちまちパンクしてしまう。


05. 2013年9月29日 15:13:04 : ZEsLidE6bY
人口減少ねえ、多分、大規模な移民政策で埋めるよ。1000万人とかね。

06. 日本はひとつのチームなんです 2013年9月29日 20:21:57 : SOiJ6RcUWMrH. : GNdfJ9oguI
東海道新幹線は開業当初12両編成だったし、10分か15分間隔ののどかなダイヤを組んでいた。
さすがに車幅は拡張できないが、元々5人掛けのところをJR東日本のMAX何某は強引に6人押し込んでいる。

リニアの仕様書を見たわけではないが、「時間に5本(新幹線の1/3)程度の輸送力」が設計上の限界値というわけではあるまい。
とりあえずスモールスタートで、といったところだろう。

現在の旅行需要は、年寄に対する福祉という名のヘリコプターマネーで成り立っている。そしてそれがいつまでも続けられないことは子供でも知っている。人口減も始まっている。要は、客が減るということだ。

JR東海が将来にわたって、リニア、新幹線、在来線の3路線を維持していくとはとても思えんな。


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