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国が借金を穴埋め だからJR東日本はダメなんだ!
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2013/9/26 日刊ゲンダイ
電車を安全に運行する要となるレールの異常を放置していたJR北海道の体質は、ちょっと信じがたい。しかし、毎年のように巨額の赤字を垂れ流しながら、生き延びている“ゾンビ企業”の実態を知ると、さもありなんか。
「国鉄が民営化されるとき、JR北海道、JR四国、JR九州の3つは、JR東日本やJR東海のような鉄道事業の収入が見込めず、赤字が想定されていました。それを穴埋めするためにつくられたのが経営安定化基金です。JR北海道は約7000億円の基金を抱えています」(国交省関係者)
北海道、四国、九州の“赤字3兄弟”の上には事実上の親会社となる鉄道・運輸機構がある。経営安定化基金は、鉄道・運輸機構に貸し付ける形で赤字を補填する。これが巧妙なのだ。
「鉄道・運輸機構は、民間の銀行なら年利1%程度で借りられるのに、経営安定化基金から4%もの金利で借りています。一方、経営安定化基金は、毎年の運用益を融資に充てることになっていますが、その運用益の見込みも4%ほど。今でこそアベノミクスによる株高がありますが、少し前ならあり得ない数字です。では、その不足分はどうするか? もちろん、国費です。経営努力をせずに、何もかもが国費で維持されるのですから、組織も緩くなる。安全管理がおろそかになるのは無理もありません」(前出の関係者)
JR北海道の鉄道事業の赤字は、最近では300億円ほど。それがすっぽり経営安定化基金でカバーされている。基金依存度は7割近くに上るのだ。
そんな赤字体質から脱出するウルトラCとしてJR北海道は、北海道新幹線の早期開業を描いているが、工事費は約5500億円。基金の8割に匹敵するバラボーな金額だ。そんなカネをかける前に、まずはリストラと安全管理を徹底するのが先だろう。
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