http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/642.html
Tweet |
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130925-OYT1T00685.htm
2013年9月25日13時56分 読売新聞
JR北海道で新たにレールの幅に170の異常箇所が見つかった問題で、旧国鉄時代に敷設された古いレールに現在の補修基準を誤って適用したために、異常が見過ごされていたことがわかった。
国土交通省は近く、野島誠社長ら同社幹部から安全管理体制について聴取する。同社に対する特別保安監査の結果がまとまり次第、鉄道事業法に基づく事業改善命令などの行政処分を行う方針。
同社幹部は25日朝、記者会見し「お客様に深く深く、おわびします」と謝罪した。国交省は25日から、鉄道事業法に基づく特別保安監査の態勢を20人に増強した。JRなど大手鉄道会社への監査は通常、10人程度の規模で、20人態勢は異例。運転などの各分野のほか、経営トップの安全管理体制も厳しくチェックする。
JR北海道によると、新たに判明した170か所は函館線や札沼線、釧網線など7路線で、小樽駅などの駅構内でも見つかった。既に判明していた97か所と合わせ、異常箇所は計267か所に上る。
新たに判明した170か所は全て、旧国鉄時代の1985年以前に敷設されたカーブ部分。正規のレール幅は1067ミリだが、旧国鉄時代の85年3月までは、例えば半径500メートルのカーブでは、大型で重量が重い機関車を想定し、5ミリの余裕をみて1072ミリで敷設していた。その後、機関車のスリム化や走行性能の向上に伴って1067ミリに狭められた。
同社は内規で、カーブ区間ではレールの幅が25ミリ広がった段階で補修するとしており、本来なら1092ミリを超えた箇所は補修する必要があった。ところが、同社の保線担当者は、旧国鉄時代のレール幅を基に1097ミリまで補修の必要がないと勘違いしていたため、実際には補修が必要な箇所が放置されてきた。最大で基準から3ミリ超過していたケースもあったという。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。