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金融緩和縮小の見送り
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4538078.html
2013年09月19日 NEVADAブログ
FRBは予想されていました金融緩和を見送り金融緩和策を続けると表明していますが、これで更に資金を世界中にばらまくと表明した訳であり、株・貴金属・商品・債券が買われています。
FRBは金融緩和をここで縮小しないと、米国内でくすぶっているインフレ・バブルが収拾つかなくなるという判断をしていたはずですが、新興国の金融市場がガタガタになってきており、ここは年末まで緩和を見送るとなったものですが、これで物価が上昇するのは避けられず、米国民の暮らしは一層厳しくなります。
反面、現物市場に資金が年末に向かて流れ込みますので、現物市場は「最後の買い場が来た」とばかりに
一斉に価格が上昇することになり兼ねません。
今でも売り物が少なくなっている中、年末に向けて資金が現物市場に流れ込めば、一体どうなるでしょうか?
今、【ダイヤモンド】市場では、2カラット以上の【タイプ2a、Dカラー、FL(フローレス)、H&A】の売り物が全くない中、買い希望ばかりが集まれば、価格は更に上昇します。
今、1.5カラット台と2.0カラット台のカラットあたりの単価(基準価格)は50%以上違っていますが、これが100%以上に拡大することもあり得ます。
*因みに2カラット台と3カット台では100%の差があります。
次のオークションで110カラット台の≪D−FL≫のダイヤモンドが登場しますが、ここで一カラットあたりの単価が$300,000を超えるような世界最高額を記録すれば、他の【ダイヤモンド】価格に必ず影響します。
また、【絵画】市場では、ルノワール等の印象派絵画は今でも価格上昇が激しく、ここ数年で2〜3倍になってきていますが、この緩和縮小先送りで、ファンドの資金が流れ込んで来れば、価格は更に上昇しかねず、平均価格が100万ドルを超えることもあり得、今まで購入してきました作品(まだ6点余りしかありませんが)は、軒並み数億円という価格になるかも知れません。
それでも「買えればまし」という状態になりつつあり、もはや印象派は手が届かない存在になりつつあります。
すべての現物資産が次回の緩和策決定時期である年末に向けて価格上昇をするとすれば、この10月・11月のオークションがカギになります。
まずは、今週末のダイヤモンド市場を見てみたいと思っています。
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