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日本(値上げラッシュ)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4535581.html
2013年09月15日 NEVADAブログ
アベノミクスの円安で、輸出企業は儲けていますが、問題は当初からわかっていましたが、輸入物価の急激な上昇で、あらゆる物価が上昇し始めたことで、一般国民は今後、とんでもない生活苦に追い込まれることになり兼ねません。
昨日明らかにされた値上げは20%という大幅なものですが、豆腐です。
15年程価格は据え置きとなっていた豆腐の価格が20%引き上げられ、これでも採算が合わないとして消費税引き上げ時に更に値上がりすることになるのです。
150円だったものが、20%引き上げられ、30円の値上がりで180円になりますが、これが消費税引き上げ時に10%引き上げられれば、更に18円引き上げられ198円となり、これに消費税8%が加算されますので、実質的に210円を超えることになります。
毎日健康のために豆腐一丁を買っている家庭からすれば、年間では2万円近い負担増となります。
問題はガソリン代、電気代、パン、ヤクルト、ハム・ソーセージ等あらゆる食料品や生活必需品が値上がりすることであり、反面、年金は減額され、一般会社員でも給与が増える者は確かにいるでしょうが、国民の大半は仕入れ価格の上昇で経営がくるしくなる会社が多くなり、受け取る給料が引き下げられることになるはずなのです。
結果、物価は上昇する、にもかかわらず収入は減るという、見事な「アベノミクス」が完成することになります。
円安政策はこの物価上昇をひき起こすことにあった訳であり、今の値上げラッシュは、アベノミクスが成功したことになるからです。
国民の恩恵は?
誰もそんな話はしていません。
「いずれ給料は上がるでしょう」という位の話であり、トヨタ等の輸出企業は2%を超える給与の引き上げはあるでしょうが、大半の企業は、コスト上昇分を転嫁すれば売り上げも落ちるでしょうから従業員に支給される給与は減ります。
国民生活は破壊されることになりますが、これが国民が選んだ政権であり、誰も文句は言えません。
粛々と従うしかないのです。
今の一ドル100円前後の円安でこの物価上昇であり、今後120円、150円、200円となっていけば、国民生活は破壊されますが、日本国民貧乏化政策を遂行している以上、この結果は当然なのです。
円安は日本国民の富の海外流出政策であり、円安になればなるほど日本国民は貧乏になって当然なのです。
円の価値が落ちるまでに海外資産を保有しようとする資産家が多くいますが、これも当然と言えば当然となります。
日本で不動産を持っていましても、一ドル100円で1億円の物件なら100万ドルですが、仮に一ドル150円になれば66万ドルになり、一ドル200円なら50万ドルにしかなりません。
財政破たんして、一ドル1000円になれば、10万ドルにしかなりません。
日本バーゲンとなるのでしょうが、それだけ日本人の力(購買力)が落ちるということになるのです。
豆腐一丁が1000円になる日もくるかも知れません。
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