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許せる?許せない?NTTドコモ契約者データ転売事件
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11613384957.html
2013-09-14 09:02:09NEW ! simatyan2のブログ
安倍総理が世界に向けて大嘘を発信し、オリンピック開催地が東京に決定
した二日前、NTTドコモが次のような「お知らせ」を発表しています。
http://www.lifeshot.jp/files/photos/1306059992/1379117217_o.jpg
上の「お知らせ」の一番下の行に注目してください。
自治体、学術機関、企業などからの各種調査以来に基づいてデータを提供
するとあります。
つまりドコモの契約者情報、いわゆるビッグデータを自治体や企業に10月
から販売するということなんですね。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/atmoney/20130906-OYT1T01013.htm?from=ylist
このドコモの動きに対してネットではすでに反発がでていましたが、テレビ
のオリンピック祝賀ムードと、ドコモの新型iPhone参入のニュースで人々の
興味はそちらの方に移ったようです。
一応ネットでの批判に対しドコモ側は、
携帯電話の、
・位置
・利用者の年齢
・性別
・住所
といったデータを販売するだけで、個人を特定できなくする「非識別化処理」
も行うので「個人情報が売られる」こととは全く違うと説明しています。
またデータを使われたくない利用者は、電話で申請すれば統計から除外され
るので心配ないとも説明しています。
しかし基地局が収集するデータには、位置情報だけでなく契約者の携帯電話番号
や生年月日などの個人情報も含まれているのです。
ただ解析するデータには性別、年齢、大まかな住所は含まれていても、その他の
情報は加工して個人が特定できないようにしているということで、要するに
名前がデータに書かれていないというだけなんですね。
例えば名前が書いていなくても、田舎だと大まかな住所年齢性別で完全に個人が
特定出来てしまいますよね。
あるいは極端なケースとして、悪意を持った個人がデータセットを不正入手した
場合、データだけから個人を特定するのは難しくても、友人と一緒に行動して
特定日の乗降履歴をメモするなど、現実空間の情報と連結すれば、特定個人の
IDの判別(再識別化)が可能になってしまいます。
「位置情報だけでなく契約者の携帯電話番号」
これは少し問題がありそうですがどうなんでしょうか?
考えすぎかもしれませんが世の中なんでもありですからね。
特に今のご時世を考えれば安心は出来ません。
7月にはJR東日本がICカード乗車券「Suica(スイカ)」の乗降履歴を
利用者に無断で企業に販売していた問題があったばかりです。
第一ドコモは新型iPhone販売に参入すると公表しましたが、しかしその直前まで
つまり9月6日の段階ではiPhone発売を否定してたんですよ。
こんな会社が信じられますか?
まるで橋下大阪市長が20000%出馬しないと言っておきながら知事選に出馬
したのと同じじゃないですか。
それにデータを使われたくない契約者は電話で申請すれば拒否可、とは言って
ますが、本当に削除されたのかどうか申請した人には確かめようもないことです。
そもそも契約者の承諾なしに情報を売買するのも問題なのに、イヤなら自分から
電話しなくちゃならないとは・・・。
総務省もよく許可出したもんですね。
「グーグルあたりじゃ既にやってることなんで驚くほどのことではない」
などという人もいますが、グーグルは無料でやってることで、ドコモは有料で
得た電話番号など顧客情報を有料で売ると言う違いがあります。
言ってみれば悪質名簿業者と何ら変わらないことをやってるわけですね。
しかも情報を買った業者が更に転売を重ね情報を加工する危険性もあります。
今でも一人暮らしの高齢者がターゲットにされやすいのに、更に拍車をかける
ことになりはしないだろうか?
あるいは一人暮らしの女性が性的犯罪や誘拐などに情報が使われる可能性も
否定出来ませんよね。
何せ上のような幾つかの情報を組み合わせれば、悪知恵が働く業者なら個人を
特定するのはそれほど難しくないようですから。
日本のシステムの無責任なところは、初めに決めてしまうと後は全て下請け業者
に丸投げにすることです。
政府も東電も下請け業者に丸投げするから色んな不祥事が出てくるんでしょう。
ただ下請けが問題を起こしても自分達は責任はないと言い張るでしょうし、これで
問題なければ郵便局でも銀行でも今後適用していくでしょう。
念のためデータ利用拒否の仕方を下に掲載しておきます。
■データの利用停止手続き
1:「151」(無料)に電話。一般電話からは「0120-800-000」
2:「0」を選択。
3:コールセンターの方に、モバイル空間統計データの利用停止を伝える。
(・電話番号・名前・ネットワーク番号(4桁)が必要)
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