01. 2013年9月12日 13:45:08
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中枢同時テロ12年 米「復興の象徴」はや苦難 WTC、入居契約進まず 産経新聞 9月12日(木)7時55分配信 【ニューヨーク=黒沢潤】米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センター(WTC)跡地で建設されているWTC1号棟が来年の完成を控え、試練に立たされている。未曽有のテロに見舞われた米国の“復興の象徴”として注目されながら、2008年のリーマン・ショック以降の経済停滞やテロ再来の懸念から、入居契約数が約半分にとどまっているからだ。 WTC1号棟は高さ541メートルで来年前半には全104階が完成予定だ。ところが、6月時点で約半分のスペースがガラ空きの状態だ。背景には、リーマン・ショック以降の景気停滞がある。大企業はここ数年、職場スペースを縮小したり、安価な場所に移転する傾向にある。特に、豪華な高級物件を借りていた金融企業にその傾向が強いという。 関係者によれば年間の賃料は1平方フィート(約0・1平方メートル)当たり約70ドル(約7千円)と高めで、デベロッパー側は借り手が増え次第、80ドルに引き上げたい意向だ。しかし、現状では魅力的な額ではない。 ニューヨークは、多額の法人税を落とす金融企業に過度に依存してきた歴史を持つ。ニューヨーク大学のローレンス・ロンガ准教授(経済学)は英紙フィナンシャル・タイムズに対し、「そのツケが今、回ってきたのだ」と指摘する。 新ビルが再び、国際テロ組織アルカーイダなど過激派組織の標的になるとの懸念も入居契約が伸びない理由だ。廃虚からよみがえったWTC1号棟を“目障り”とみるイスラム過激派は少なくないといわれる。「上空を毎日かすめ飛ぶ飛行機を仰ぎつつ、仕事しろといわれても無理だ」(33歳の金融マン)といった声は少なくない。 【関連記事】 中国へ急速に傾斜する韓国経済 「通貨スワップもはや日本不要」の思惑 ソニー“裏の主役”独り勝ち状態 他社よりも高性能、サムスンなどに販売 家康と米司令官が嫌がる「弱敵」 中国軍の戦意・錬度は乏しい ビンラーディン射殺の“英雄、年金もらえず退役後困窮 テロ拡大を食い止めたロンドンの肝っ玉母さん 最終更新:9月12日(木)10時55分産経新聞 全米各地で9.11テロの追悼式典(ウォール・ストリート・ジャーナル)13時12分 【写真特集】米同時多発テロから12年、各地で追悼式写真(AFP=時事)12時13分 同時多発テロから12年 WTC跡地など各地で追悼式典映像(テレビ朝日系(ANN))11時54分 米同時テロ称賛=アルカイダ系組織(時事通信)11時36分 同時多発テロから12年、NYで追悼式典映像(日本テレビ系(NNN))10時34分 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130912-00000099-san-n_ame
米同時テロ12年で式典=脅威依然消えず 時事通信 9月12日(木)0時10分配信 【ニューヨーク時事】日本人を含む2977人が死亡した2001年の米同時テロから、11日で12年を迎え、ハイジャックされた旅客機が突っ込んで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」など、米各地で追悼式典が開かれた。 跡地での式典では、貿易センタービルやワシントン郊外の国防総省などに旅客機4機が激突したり墜落したりした時刻に合わせ、黙とうがささげられた。また、1993年の貿易センタービル爆破事件の死者6人と合わせ、犠牲者全員の名が遺族によって読み上げられた。 同時テロを実行した国際テロ組織アルカイダは、米国が始めた対テロ戦争で弱体化したものの、今年4月、ボストン・マラソン爆弾テロが発生するなど、米国でのテロの脅威は消えていない。 【関連記事】 〔写真特集〕ボストン・マラソンで爆弾テロ 【動画】ボストン爆弾テロ、容疑者2人の映像公表=FBI 〔写真特集〕米海軍特殊部隊 Navy SEALs 〔写真特集〕9.11米同時多発テロ〜ニューヨークの悲劇〜 〔写真特集〕押収銃器〜ペンシル型拳銃から自作機関銃まで〜 最終更新:9月12日(木)0時13分時事通信 アメリカ中枢同時テロから12年 産経新聞 9月12日(木)7時55分配信 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロから12年となる11日、全米各地で追悼式典が行われた。厳戒態勢が敷かれる中、犠牲者遺族らは鎮魂の祈りをささげた。 ニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビル跡地で行われた式典では、ハイジャックされた1機目がビルに激突した午前8時46分(日本時間午後9時46分)に黙祷(もくとう)が始まった。追悼の鐘が鳴り響く中、遺族が交代で約3000人の犠牲者の名前を読み上げた。 「おじさん、私たちの傷は癒えないままです」。幼い少年が震える声でメッセージを読み上げると、会場からすすり泣く声が漏れた。 「息子よ、とてもさびしいよ。2人の甥(おい)たちはお前の名前を引き継いでいるんだよ」。青空を見上げ、こう切々と語った初老の男性の言葉も来場者の涙を誘った。 会場では、犠牲者の遺影をプリントしたTシャツを着た関係者らが追悼記念碑にチューリップをささげ、犠牲者の冥福を祈った。 ハイジャックされた3機目が激突したワシントン郊外の国防総省でもこの日、オバマ大統領らが出席して式典が行われた。 【関連記事】 誤爆深刻も 小規模・先鋭化する米国の対テロ戦略の転換 テロリズムとの戦いと人命尊重のバランス 求められる意識改革 「米国一」にあと一歩 同時テロ跡地の高層ビル 不審物、武装警官、株安…ウォール街もテロに慄然 被災地激励、9・11家族会「離れていても、絆は強まるばかり」 準備8年 票読み的中 最終更新:9月12日(木)9時42分産経新聞 |