★阿修羅♪ > 経世済民82 > 372.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
CIAのデータで鮮明になった韓国経済成長率の凋落 あわててTPPに名乗りも…(ZAKZAK) 
http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/372.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 9 月 10 日 14:07:32: AtMSjtXKW4rJY
 

              成長率低下が課題の朴槿恵大統領(ロイター)


http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130910/frn1309101140003-n1.htm
2013.09.10


 国際競争力ランキングが急落したことが話題となった韓国だが、ここ数年、経済成長率のランキングも落ち込んでいることが、米中央情報局(CIA)のデータで鮮明になっている。ランキングが激しく変動する背景には、韓国の特殊な経済構造に由来するとの指摘もある。

 CIAは世界の国家・地域に関する地理や人口、政治、経済、軍事などのデータをまとめた「ワールド・ファクトブック」を年刊行し、ウェブサイトでも更新している。

 CIAのサイト上で2010年版のデータをみると、韓国の実質GDP成長率は6・1%で214カ国・地域中35位だった。それが11年版では50位、12年版では117位、そして最新データをみると、韓国の実質国内総生産(GDP)成長率は2・0%と220カ国・地域中137位にまで落ち込んでいる。

 GDP成長率のデータを更新していない国や地域もあるため単純比較はできないものの、韓国の成長率が鈍化している傾向ははっきりみてとれる。

 ファクトブックの最新版で、GDP成長率がトップになったのはリビア(104・5%)、2位が西アフリカのシエラレオネ(19・8%)、3位のモンゴル(12・3%)。総じて途上国や新興国の成長率が高く、先進国は低成長の傾向にあるのは事実だ。

 日本の場合、10年版が125位、11年版が101位、12年版が139位、最新版が136位と推移しているが、それと比べても韓国の落差は激しい。

 韓国経済に詳しいエコノミストは、「韓国の場合、輸出入総額が名目GDPと同水準に達しており、貿易依存度が極めて高い。このため、最大の取引先である中国をはじめ、欧米や新興国など海外経済の悪化に対してもろい構造を抱えている」と指摘している。

 韓国の実質GDPは四半期ベースでみると、11年の4〜6月期以降0%台が続いた。今年4〜6月期は1・1%に乗せたが、「政府の景気対策の効果による一過性のもの」(国内系シンクタンク)だという。英金融大手HSBCが発表した8月の景況感を示す製造業購買担当者景気指数(PMI)は47・5と、3カ月連続で景気判断の分かれ目である50を下回っている。

 ここにきて朴槿恵(パク・クネ)政権は、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉に参加する方針を固めたと韓国メディアが報じているが、すでに日本が交渉参加していることへの危機感が浮き彫りになっている。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年9月10日 14:23:32 : DkpNAq1kpd
逆にみると、これから韓国による日本のTPP反対派への援助がさらに強化されることになるんでしょうな

02. 2013年9月10日 17:31:06 : oSrMprFwsw
TPPが良いものみたいな工作がきもい。統一教会のアメポチの奴隷信者によるコメントだろうけど。

03. 2013年9月10日 17:53:10 : FfzzRIbxkp

でもさ、韓国は原発輸出に活発だし、欧州で車の販売台数伸ばしていたのだが。

それに2018年冬のオリンピックは韓国だから、景気がよくなる要素があるはずなのに、なんでだろうね。


04. 2013年9月10日 18:11:47 : rAZs4KvhOE
ТPPへの参加は、既参加国の承認が必要だ。
つまり日本が「ウン」と言わなければ参加できない。
この辺のことは判っているのかな?

05. 2013年9月11日 20:33:05 : lgBmKbNLIg
アメリカ提唱の環太平洋経済構想なんだからさ、太平洋に接する国々が争わないで平等に参加するべきだろ。

日本は参加表明するように見せかけて実はアジア内の緊張を作るだけ作ってきた。話し合いがアジアにおいて決定的に不足していたということだ。

アベノソウリはアジア諸国に対してオリンピック・プレゼンと同じように喋れるべきだ、弁舌爽やかにペラペラと。


06. 2013年9月12日 10:28:12 : niiL5nr8dQ

米国も見透かす韓国の「卑日一人芝居」

「親中反日」は韓国でも危ぶまれ始めた

2013年9月12日(木)  鈴置 高史

 朴槿恵政権の外交を「親中反日」と厳しく批判し「海洋勢力側への回帰」を訴える人々が韓国に登場した。「反日は心地良いが、必ず『離米』につながる。それは国を滅ぼす」と彼らは主張する。

中国には短刀を呑んでかかれ

 中心人物は趙甲済氏である。日本の「文藝春秋」に相当する「月刊朝鮮」の編集長を永らく務めた、韓国保守の理論的指導者の1人だ。在野の保守団体「国民運動本部」を創設し、1945年生まれながら、時に街頭闘争に繰り出す活動家でもある。

 同氏は「趙甲済ドット・コム」代表としてネット・メディアを主宰(注1)。そこで自身の主張を展開すると同時に、若手記者や保守のオピニオン・リーダーに発信の場を提供している。

(注1)サイト(韓国語)はここ。

 趙甲済氏が8月23日に掲載した「中国に対しては短刀を呑んでかかれ」という長い記事のハイライト部分は以下だ。

「韓―米」同盟は「韓―米―日」同盟構造の一部である。韓日関係が悪化すれば、きちんと機能しない。朝鮮半島で戦争が起きた際、日本は韓米同盟軍の後方基地の役割を果たすのだ。朴槿恵政権の親中反日路線はいずれ限界に突き当たるほかはない(「親中反日路線の危険性」の項)。
 「趙甲済ドット・コム」の金泌材記者も「韓国の反日、日本の嫌韓を超えて――韓日が“過去”に束縛されれば、中国共産党と北朝鮮という“現実”問題を見失う」を8月27日に載せた。要旨は以下の通りだ。

台湾なら守るが、韓国は嫌だ

米国は日本の右傾化に反対しない。東北アジアで自分ができないこと、つまり中国牽制を日本にしてもらうためだ。
朴槿恵大統領は中国を通じ日本を牽制する方針だ。これは戦略的な“判断ミス”であり、“外交失策”につながる可能性が高い。東北アジアでの韓国の立場を弱める結果を生みかねない。
 韓国の保守メディアがここまではっきりと、保守政権の外交政策の基本方針を批判するのは珍しい。彼らの危機感――日韓関係の極度の悪化が米韓同盟の機能不全、つまりは「米韓の離間」につながる恐怖――が良く分かる。


3刷出来!
『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』
中国の勢力圏に入っていく韓国、
米中の間で矢面に立たされつつある日本。
北の核問題をきっかけに、
東アジアの安全保障は変わった!!

「早読み 深読み 朝鮮半島」の連載を大幅に加筆・修正して最新情報を1冊に。
 実際、「日本の右傾化批判」など執拗な「韓国の反日・卑日」が「日本の嫌韓」を呼んだ今、日本人は韓国の安全保障上の危機に極めて冷淡になった。

 朝鮮半島有事の際、日本は北朝鮮からの攻撃というリスクを甘受しつつ、在日米軍の韓国支援を認めるのか、怪しくなってきた。

 今、日本で論議される集団的自衛権の行使に対しても「嫌韓」がブレーキをかける。行使の容認に踏み切れば、日本が「第2次朝鮮戦争」に巻き込まれる可能性がさらに増すからだ。

 「行使」派の間でも「日本の友好国であるベトナムやフィリピン、台湾を守る米軍と、自衛隊が共に戦うことは必要だ。だが、中国のお先棒を担ぎ、反日・卑日にあけくれる韓国のために日本人が血を流すなんてとんでもない」との意見が急速に増える。

五輪も自衛権も、とにかく反対

 一方、韓国。政府は現時点では日本の集団的自衛権に関し態度を明らかにしていない。「行使」はそもそも、米国が日本に求めたことと知ってはいる。だが、中国が強く反対している。すでに対日政策で韓国は中国の意向に反して動けない。

 メディアは反対一色だ。韓国社会で「反日」は宗教と化している。東京への五輪誘致だろうが、集団的自衛権だろうが、とにかく日本のすることに反対しておけば商売になる。もちろん、中国からの圧力もあるのだろう。

 こうした空気の中で、趙甲済氏は「日本の集団的自衛権の行使は韓国に有利なことだ!」(8月28日)という記事を書いて「行使」に賛成するよう、韓国人に訴えた(注2)。

(注2)この記事は「西岡力ドット・コム」で日本語でも読める。

 韓国の伝統的な保守は、日米共闘体制が完全に機能してこそ韓国の安全が増す、と考える。この記事からは「せっかく到来したチャンスをつかみ損ねてはいけない」という彼らの思いが読みとれる。

北が核配備するなら戦争だ

 韓国保守にとって「チャンスをつかみ損ねた」失敗の前例がある。2012年、「日韓軍事協定」の署名を、調印の当日になって李明博政権が拒否したことだ(『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』第1章第3節参照)。

 与党の最有力指導者で中国に極めて近い朴槿恵氏の意向が働いた、と当時、韓国紙は報じた。金泌材記者らは今も「安全保障に大きく寄与するはずだった、貴重な宝を自ら捨てた」と悔しがる。

 では、なぜ今になって韓国の保守が「反日」政策に警鐘を鳴らし始めたのか――。

 それは北朝鮮の核開発がどんどん進み、戦争の可能性が増すとの懸念からだ(注3)。韓国にとって、緊張が高まるほどに「後方基地」たる日本の重要性は増す。

(注3)北朝鮮の核・ミサイル開発の最近の動向に関しては『北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか 』(惠谷治著、小学館101新書)が詳しい。

 趙甲済氏は「中国に対しては短刀を呑んでかかれ」で、韓国の置かれた危うい状況を以下のように記している(「核ミサイルの実戦配備」の項)。

発射7分後にソウルを直撃

北朝鮮が核弾頭を小型化し、すでに保有しているミサイルに搭載してソウルに向けて撃てば7分間で到達する。
これを防ぐ手段はない。首都圏には人口の半分、経済力の70%が集中する。韓国は壊滅する。
核攻撃の後、北朝鮮は米国に対し「もし我が国に対し報復攻撃すれば、我が方は米国、日本に対し核ミサイルを撃つ」と脅すだろう。米国がそれでも敢えて対北報復を実行するかは分からない。
となれば、北朝鮮が核弾頭を実戦配備するだけで韓国は人質となり、北朝鮮の言われるままになるしかなくなる。
人質化を避けるために、韓国はミサイル・核開発施設や核技術者を無力化する「北朝鮮崩壊作戦」を検討せざるを得ない。
全面戦争を覚悟して敵の核ミサイル配備を阻止するか、あるいは自衛的核武装に着手しなければならない。
 2012年2月の3回目の核実験に端を発した北朝鮮の一連の核威嚇。一時は世界中から戦争記者がソウルに集まるほど注目されたが、騒ぎが終わるとすっかり忘れ去られた。だが、韓国にとっては依然、北の核はチクタクと時を刻む時限爆弾である。

「自前の核」が一番有効

 日本の保守とは大きく異なり、韓国のそれは「反中」では決してなく「親中」でさえあった。主要敵は北朝鮮であるうえ、北の暴発を防ぐためにも中国との良好な関係が必要とされたためだ。

 だが今、趙甲済氏らは「反日をやめよう」との主張に留まらず「親中政策」まで批判するに到った。なぜだろうか――。

 それは核ミサイルの実戦配備を進める北朝鮮を、中国が依然としてかばい続けているからだ。6月末の中韓首脳会談で習近平主席は「北の非核化」という言葉を一切、使わなかった。

 さらには「朝鮮半島の非核化」を朴槿恵大統領に約束させた。これを韓国の保守は「おまえこそ核開発してはいかんぞ」と中国に言い渡された、と受け止めた(「『中国傾斜』が怖くなり始めた韓国」参照)。

 韓国では66%の人が核武装に賛成である。趙甲済氏が前記の記事で主張するように、北の核に対抗するには「自前の核保有」が一番確実だからだ。

 首脳会談の前、中国は「あなたが私にもっと近寄れば、北朝鮮よりも大事にする」と韓国にささやき続けた。韓国人は大喜びして朴槿恵大統領を北京に送り出した。

中国に騙された朴槿恵

 それだけにこの“冷遇”はよほどショックだったに違いない。ことに安全保障を重視する保守の一部は、これを機に中国への不信と警戒を一気に強め、米国が率いる海洋勢力側に戻る決心を固めたのだ。

 「中国に対しては短刀を呑んでかかれ」という見出しも、彼らの決意のほどを示している。趙甲済氏はこの記事の前文と「中国が東北アジアの覇権を追求する時」の項で、以下のように主張した。

中国に騙されて“自衛的核武装”カードを捨ててはいけない。
韓国が米日のミサイル防衛(MD)網に加わることは、中国の核ミサイルを無力化する短刀だ。
中国は東北アジアの覇権国家を目指すだろう。そのためには「韓―米―日」同盟を壊す必要がある。
中国は朝鮮半島の統一の過程で、米韓同盟を弱体化、あるいは解体させようとするだろう。
一部の韓国人の気質には中国に対する事大主義の根性が残っている。彼らは韓米同盟を解体し、中立化しようと言い出すだろう。
 これほどはっきりと「反中親米」を露わにしたうえ、その一環として日本との関係改善を訴える記事はほかに見当たらない。韓国のメディアは依然として「反日」記事で埋め尽くされている。

オバマ大統領への説教

 例えば、中央日報のイ・ハギョン論説室長が書いた「日本は韓国が一番よく知っている」(9月4日)がその典型だ(注4)。要旨は以下の通り。

(注4)この記事はここで、日本語でも読める。

集団的自衛権を確保しようとする日本の動きが尋常ではない。これにより、日本は領土への攻撃を受けなくとも自衛隊の朝鮮半島進出が可能になる。
日本の再武装に対し米国が寛大なのは、中国牽制には日本の力を借りる必要があるからだ。実際、金融危機への予防面でもアジア各国を対象に日米は共同で動く。これも中国牽制の一環だ。
米国に問いたい。真珠湾攻撃を忘れたのか、と。軍国主義日本が米国を相手に戦うと予想したのは、当時、独立運動家だった李承晩だ。彼はルーズベルト大統領夫妻と米国務長官に警告したが、無視された。
日本の再武装化に対する韓国と中国の不満に米国は耳を傾ける必要がある。日本に翼を与えて韓国を不安にしたり、中国を仲間外れにすることが米国の利益に合致するのか、冷静に考えるべきだ。オバマ大統領がルーズベルト大統領の愚を繰り返さないことを望む。
米中を後ろ盾に日本封じ込め

 「日米が連携して中国を封じ込めようとしている」との現実認識は趙甲済氏や金泌材記者と変わりがない。それなのに対日政策に関する主張が180度反対方向を向くのは、同盟に関する姿勢が完全に異なるからだ。

 イ・ハギョン論説室長は、韓国政府の外交方針である「韓米中協商」に忠実だ。これからすれば、韓米関係を生かして日本を封じ込めて見せ、中国の歓心を買うことが正着だ。

 一方、趙甲済氏らは「米中双方と結ぶなんてことは幻想であり、海洋勢力側に戻ることが生き残りの道」と考える。当然、日本との関係修復が必要になる。

 朴槿恵政権の「韓米中協商」――米中間を上手に泳ぎ渡る手法――は以下のような構造と見ている。

(1)米国との関係は維持しつつ、中国の懐に飛び込む。
(2)米中両大国を後ろ盾に、北朝鮮と日本を封じ込める。
(3)「日本の右傾化」や「戦犯国としての反省のなさ」を世界で言い募る。

 実は、(3)がミソなのだ。以下の効果により、(1)と(2)を下支えするからだ。

コウモリ外交は可能か

国際社会での日本の“格”を落とし、代わりに韓国がその位置を占める。米国は韓国を粗略に扱いにくくなる。
日韓軍事協定締結など中国包囲網に加わるよう米国から求められたら「そうしたいのは山々ですが、日本の右傾化のために国内に反対が多く、不可能です」と弁解し、「従中」を米国に悟られないようにする。
米国は中国の対日封じ込めにはなかなか応じない。そこで中国に代わって、韓国が米国に日本批判を吹き込む。中国のお先棒を担ぐことで、韓国の存在意義を中国に示せる。
 朴槿恵大統領が米国へ行こうが、中国へ行こうが、ロシアでドイツ首相に会おうが、必ず声高に日本を批判するのは、韓国外交にとって(3)が必須と認識されているからだろう。

 でも、米中間でコウモリのように振る舞う外交が永続きするものだろうか――。韓国がよほど重要な国と認められない限り、両大国は韓国の思い通りに動いてくれないだろう。

 早い話、コウモリだと見破られたら終わりだ。中国は「米韓同盟を続けたまま、北朝鮮よりも大事にしろとはずうずうしい奴だ」と考えて、韓国に対し「我が国と同盟を結んだらどうだ」と言い出したのだ(「『同盟を結べ』と韓国に踏み絵を迫る中国」参照)。

典型的な従属国

 米国だって、韓国の二股外交が気になってくれば「日本が悪いなどと下手な言い訳は止めて、MDに参加するなり同盟に誠意を見せろ」と怒り始めるだろう(「『独裁者の娘』を迎える米国の険しい目」参照)。

 金泌材記者も書いている。「米国や日本の知識人たちは韓国が海洋勢力側から大陸勢力側に移る過程にあると見ている」。そうなのだ。韓国人の前で露骨に言う人はあまりいないだろうが、目端がきくアジア専門家の間ではもう、それが常識だ。

 筆者が初めて、公開の席での議論として聞いたのは2008年1月にバンコクで開かれたイースト・ウエスト・センター(ハワイ)のシンポジウムだった。

 「台頭する中国にアジアのどの国が対抗するか」という話題で盛り上がった際、各国のアジア専門家の間でほぼ一致したのが「他の国がどうであれ、韓国は中国側に真っ先に行く」だった。

 2012年11月に米・戦略国際問題研究所のエドワード・ルトワック(Edward N. Luttwak)上級アドバイザーが出版した「THE RISE OF CHINA VS. THE LOGIC OF STRATEGY」(注5)は「韓国の対中従属のDNA」や「動機不純な反日・卑日」をしっかりと指摘している。

(注5)日本語版は『自滅する中国』(奥山真司監訳、2013年)。なお、この記事で引用した部分は日本語版を参考にした。

 ルトワック氏は第16章「韓国――天下システムにおける典型的な従属国?」で以下のように書いた。

卑日で現実逃避する韓国

韓国は米国には北朝鮮による全面戦争への抑止力を、中国には一時的な攻撃に対する抑止力を依存している。だがこれは、米国にとって満足できる状況ではない。韓国を守るリスクとコストを独力で負わなければならない半面、韓国への影響力は中国と折半せねばならぬからだ。
韓国の安全保障面での責任逃れの姿勢は「日本との争いを欲する熱意」という歪んだ形で現れる。韓国沿岸での中国漁船による不法操業が拡がり、同胞(海洋警察官)が殺されようと、韓国はいつもの、まったく無害の標的に怒り続けている。「従軍慰安婦」を示す、上品ぶった韓国人少女の像がソウルの日本大使館の前に設置された。
こうした現実逃避は国際政治に携わる実務家の力や同盟国としての影響力を損なう。さらに、実際に脅威をもたらしている国に威嚇されやすくなってしまうのだ。
 韓国が1人で演じている反日・卑日劇を、米国も日本もあきれながら眺めている。趙甲済氏らはこれを見てとって「芝居は長続きしないぞ」と警告し始めたのだろう。だが、朴槿恵政権が舞台から降りるかは分からない。

一人芝居に拍手してみせる中国

 下手な一人芝居に拍手して、おだてあげる国もあるからだ。韓国の外相から国連事務総長に転じた潘基文氏は8月26日、ソウルで日本の憲法改正への動きを牽制する発言を韓国語で行った。

 日本の政府やメディアが「内政干渉」と批判すると本人は弁解したが、中国の外交部はすかさず潘基文氏の支持に回った。

 朝鮮日報(日本語版、8月29日)は一連の動きを報じた「盗人猛々しい日本メディア、国連総長を猛非難」という記事に「中国は発言を支持」とのサブタイトルを入れた。

 「反日・卑日」をやって中国に頭をなぜてもらった時の韓国人は、本当にうれしそうだ。だから、趙甲済氏らがいくら「周囲には見切られているぞ」と指摘しても、韓国が変わるかは分からない。

このコラムについて
早読み 深読み 朝鮮半島

朝鮮半島情勢を軸に、アジアのこれからを読み解いていくコラム。著者は日本経済新聞の編集委員。朝鮮半島の将来を予測したシナリオ的小説『朝鮮半島201Z年』を刊行している。その中で登場人物に「しかし今、韓国研究は面白いでしょう。中国が軸となってモノゴトが動くようになったので、皆、中国をカバーしたがる。だけど、日本の風上にある韓国を観察することで“中国台風”の進路や強さ、被害をいち早く予想できる」と語らせている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130910/253197/?ST=print


07. 2013年9月12日 12:52:25 : 4BzJ3h1uyY
http://blog.goo.ne.jp/utyuujigennsi/e/e2982563d7484263db9a6e10218ef14b
こわいお

08. おじゃま一郎 2013年9月12日 13:09:32 : Oo1MUxFRAsqXk : CAmLzjz6CI
もし、日本、韓国がTPPに参加すると、変動相場制をとって為替操作の疑いのある国が2カ国になる(マレーシア、ベトナムを覗いて)。日本は、円高になると介入し、韓国は、自国通貨が買われすぎないよう、制限を与えている。アメリカは為替操作を禁止するようTPP条項に入れようとしている。日本の介入が為替操作に当たるかは疑問だが、韓国は明らかな為替操作であるので、議論が再燃しそうだ。

なお、マレーシア、ベトナムは固定相場であるが、これは一種の為替操作なので、変動相場制に移行させられるかもしれない。


09. 母系社会 2013年9月12日 15:52:14 : Xfgr7Fh//h.LU : Glr035Y1Ww

★経済のイロハがわからない与太記事。

韓国は既に、2010年の時点で、一人当たりの国民所得が、
ほぼ日本と同じになったから、急激な経済成長が止まったのだ。

世界通貨国であり、覇権国家の米国は別だが、それ以外はどの国
でも国民所得が300万〜400万を超えたら、急激な経済成長
はストップする。
(ルクセンブルグとか、特殊事情がある小さな国は別だが)

瑛・仏・独など、ヨーロッパも同じ。

つまり、日本が再び急激な経済成長をすることは有り得ない
ということ。

少子高齢化と放射能を浴びた日本は、良くて現状維持が精一杯。

これからは、厳しい賃上げ闘争をしないと、給料は上がらない
ということ。

★要するに日本は、40〜60%程度の低い労働分配率が問題。

------------------------------------------------------------------

1人当たりの購買力評価が3万ドル「日本と対等の水準!」―韓国メディア

Y! 【経済ニュース】 2010/10/12(火) 13:52

国際通貨基金(IMF)が12日、最新の韓国経済見通しを発表した。今年の韓国の1人当たりの国内総生産(GDP)は、購買力平価(PPP)基準で2万9790ドルとなり、昨年の2万7938ドルより1852ドル増加し、3万ドルに迫ることが明らかとなった。

  PPP基準は、GDPを人口で割った1人当たりの名目所得とは異なり、全世界の物価と為替レートが同等であると仮定したときの購買力を意味し、実質的な生活のレベルを示す数値。

  韓国のメデイアは「購買力評価は3万ドルで世界22位」「日本とほぼ同じ水準」と題し、今年の韓国の1人当たりの国民所得は、名目所得で2万ドルをやっと超えるものの、実質的な消費可能レベルを示すPPP基準は3万ドル近くに達していると紹介。

  今年の韓国の1人当たりの名目所得は、2万164ドルに対して、日本の名目所得は4万2325ドルで、韓国よりも2万ドル以上も多く、大きくリードしている。しかしPPP基準では、日本のは3万3828ドルで、韓国はそれに続く22位となっており、韓国メディアは、日本と対等なレベルであるとの見方を示した。
  
  また、韓国のPPP基準は、2015年までに3万8767ドルに達し、4万ドルに迫るものとの予想もあり、世界22位の座を維持しながら、日本との格差をさらに縮小するとの展望を伝えた韓国のメディアもみられた。(編集担当:李信恵・山口幸治)


10. 2013年9月12日 22:31:13 : GDZNVNJQd4
FTA→競争力急低下→FTA強化版のTPP→?

11. 2013年9月13日 10:04:58 : G7YRcgrCrU
 TPPぼったくりバー国際強盗賊団の、あらましはネットでは既に世間に知られていることだぜ。 支持する奴が北米国民の1%にも満たない、しかも秘密の部分開示の要件にメクラ判を強要するたァ、我が小ニッポンの警察・検察下郎どもの得意技を直輸入したんではないケ。
 奴らの開示条件が、超法規的権能を占有する=我が日本国憲法・法律を凌駕するてんだから、こいつらの悪辣振りには厳重注意だぞ。チンピラ阿呆(安部)の下痢小僧が諸手を挙げて賛成ちゅうんやから、こりゃァまさしく脳病やな。マスゴミ共々もな。犬あっち逝け、はじめゴミ売り・浅日・惨傾…、こいつらのテレビ・新聞に気ィ付けや。

12. 2013年9月13日 10:09:40 : 895q02uNGI
墨染寺の蝉 /9月13日の気になった情報

▼3本の矢と5つの輪:インフレ目指す安倍首相の冒険
ttp://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38694?page=2

▼ハイブリッド車は経済的か?
http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52347541.html

▼適正レートなんてない? 為替相場は世界規模の「ババ抜き」大会
http://moneyzine.jp/article/detail/208868?p=2

▼ユダヤが世界に市場社会の仕組を作り、その目的の為に天皇すら偽物にして利用する。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=280753


13. 2013年9月13日 20:51:44 : MWn31eJ9t6
韓国朝鮮など小さい小さい。関わり合わない・相手にしない・無視するのがベスト。日本にとっては有害無益の国家。親日の台湾やフィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、シンガポール等々の国家国民と仲良く楽しくやっていけば十分。
みのもんた某なんぞも日本で荒稼ぎしたゼニをトランクにでも詰めて、もういい加減、息子らを引き連れて家族ぐるみで祖国朝鮮に引き揚げろや。勲章もらえるぞ。

14. 2013年9月14日 09:12:14 : 895q02uNGI
墨染寺の蝉 /9月14日の気になった情報

◆危機後の政策を顧みる/「トリック」は、更に長く株式市場を高く維持できるのか?
http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-735.html〈抜粋〉

2008年の金融危機の後に講じた措置が実体経済に十分な効果を与えなかっただけでなく、危機以前よりも危険な水準にまで株式他の資産市場のバブルを生み出してしまったと思えるのです。 以前にも本稿にてコメントしましたが、世界大恐慌を専門とする学者であったバーナンキ議長も、懸る状況を十分に理解している為、新興国他に影響が及ぼうとも必死に出口戦略を模索しているのだと思うのですよ。

2008年の経済期に繋がった要因の多く - 高い債務水準、世界的な不均衡、資金を確保していない社会給付 - は、今日(こんにち)において更に高い水準にさえあるのだ。 依然として経済は債務で駆動される消費に頼っている。 一般家庭における債務水準の削減は、公的部門の借り入れによって置き換えられたのである。 大き過ぎて潰せないと見られている銀行は、今や更に大きくさえなったのだ。 金融資産への投機は、新たな高さに達した。 NYSE のマージン債務は史上最高の水準にある。

成長とインフレが巨大な債務の問題を解決すると政策当局者達は信じているが、債務又は中央銀行によって資金を得た公的支出で促進された成長は持続可能で無いのだ。 殆どのネズミ講と同じ様に、それは良い終わりを迎えないのである。  全ての債務を削減する事が常により良い解決法なのだが、それは更に減速した経済活動及び更に低い生活水準という結果になるのだ。 しかし、長期的には、持続不能な行き過ぎによってシステムは浄化されるであろう。

新興市場経済と通貨において FRB の政策がもたらす最近の不都合な波及は、世界の金融システムにおける裂け目の最初のヒントかもしれない。 

■これらの「トリック」は、更に長く株式市場を高く維持できるのか?(以下抜粋)
FRB による紙のマネーの印刷の後退という不意打ちにより、金利は上昇し、経済成長は弱まり、そして世界の需要は弱含み、株式市場のリスクは高くなっているのだ。 投資家達は注意すべきである。
「過度に作り上げられ、過度に投機的で、過度に資金供給を受け、そして過度に行われたのです。 
米国の住宅市場におけるハード・ランディングは、米国経済に甚大なマイナスの効果を与える事になるという予想を続けます。」 2007年4月3日、プロフィット・コンフィデンシャルのマイケル・ロンバルディ。 マイケルは、2008年に我々が経験し始めた金融の大惨事を、誰よりも、かなり以前から予測し、話し始めたのである。

▼NYマンハッタンの地下に金の延べ棒−保管ビジネス活況続く
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MT1NF66K50XU01.html

▼米ゴールドマン:金相場1000ドル割り込む可能性も・・ゴールドマンが怪情報?
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MT1VNL6K50YG01.html

▼Before WGC の振り出しに戻る
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MT1VNL6K50YG01.html

★TV「半沢直樹:やられたら倍返し」みんな、金融界の巨悪に気付き始めた?
 ・・モデル銀行は三菱東京UFJ銀行?
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=280886


15. 2013年9月14日 09:45:03 : uUQsk2hYtc
がさっこ地蔵が必死に犬の果たしてるな

TPPが貧困労働者達にとっても得だと思い込ませようとしてやがるww

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-efe6.html


●25%の民意依存政府でも倒すには団結と戦略必要

政治を転覆された代償は極めて重い。


日本の政治制度では国政選挙の3連勝すると政治権力を完全に掌握できる。


自民党が政治権力を奪還できたのは、2010年参院選、2012年衆院選、2013年参院選に3連勝したからだ。


その前の2回の国政選挙は民主党が連勝した。


この民主党は小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏が率いた民主党である。


この国政選挙2連勝で小沢−鳩山民主党は、政権を奪取した。


日本には二つの政治勢力がある。


ひとつは、既得権益の勢力。米・官・業のトライアングルの利権を守ろうとする勢力である。


もうひとつは、主権者国民の勢力である。既得権益のための政治を打破し、主権者国民のための政治を実現しようとする勢力である。


小沢−鳩山民主党は後者に属する政治勢力である。


日本の歴史上、初めて主権者勢力が政治権力を掌握したのが2009年の政権奪取だった。


この主権者勢力が、もう一度国政選挙で勝利を重ねていれば、主権者勢力が盤石の政治基盤を形成できた。


ところが、主権者勢力にとって、政権基盤を盤石にするための最後の戦いで勝利を得ることができなかった。


民主党内で既得権益勢力に寝返った菅直人氏がクーデターを起こし、政治権力を不正に、そして不当に強奪してしまったからだ。


そして、この背徳の菅直人政権が突然消費税率10%への引き上げを打ち出して2010年参院選に臨み、大惨敗したのである。

人気ブログランキングへ

この菅直人政権を野田佳彦政権が継いだ。既得権益側に寝返ったクーデター政権が二代続いたのである。


野田佳彦氏の使命は民主党政権を破壊することであったのだと思われる。


「シロアリ退治なき消費税増税」を強硬に推進したうえで衆議院を解散して、民主党を壊滅的な敗北に追い込んだ。


自爆解散だった。


この流れが持続して、自民党に国政選挙3連勝を献上し、いまの政治状況を創設してしまったのである。


主権者政権は破壊され、完全なる既得権益政権が組成された。


最大の問題は、この体制が3年間持続する可能性が高いことである。

人気ブログランキングへ

主権者国民の前には、日本の命運を分かつ最重要問題が差し迫っている。


原発・憲法・TPP


そして、


消費税・沖縄


の各問題である。


本来は、国政選挙の際に、この五つの問題が徹底的に論議され、主権者国民が熟慮して判断を示さなければならなかった。


ところが、マスメディアはこの五つの最重要争点を隠し、「ねじれ」、「景気」、「アベノミクス」などの、些末の事項が選挙争点であるとの情報操作を行ったのである。


その結果として、主権者国民は五つの最重要問題について深掘りして考察することもなく、安倍自民党による政治権力完全掌握を許してしまったのである。

人気ブログランキングへ

この選挙結果を受けて、国民論議のないままに、安倍政権が五つの最重要問題を独断専行で決定してゆく可能性が高い。


まさに、「暗黒の3年」がいま始まっている。


自公の与党勢力は衆院でも参院でも圧倒的多数議席を確保したが、見落とせないのは、国政選挙で自公を支持した主権者が、全体の4分の1しかいないという事実だ。


投票率が5割。選挙に行った者のうち、半分が自公に投票した。全有権者から見れば、その4分の1の人しか自公に投票していないのに、その自公が国会の絶対多数議席を占有してしまったのだ。


この与党勢力が、これからの3年間、独断専行で政治運営してゆく。


主権者から見れば、悪夢の3年が到来することになる。


それでも、国政選挙を経て国会の絶対多数議席を占有したのであるから、これを全否定することはできない。


4分の1の民意にしか支えられていない政権与党であると言っても、議会多数を占有した以上、国権の最高機関である国会の意思決定は、重大な意味を持ってしまうから、これを全面否定することもできないのである。

人気ブログランキングへ

主権者の4分の1が結束して選挙に臨み、全員が確実に投票所に足を運んだなら、自公勢力に拮抗する国会議席を獲得できたはずだ。


ところが、主権者の半分は選挙に行くことすらせず、しかも、五つの問題に共通の判断を持つ政治勢力が多党分立して選挙に臨んでしまった。


これでは、主権者国民のための政権を再樹立して、主権者国民のための政治を実現することなど不可能になる。


暗澹たる気持ちに陥りやすい3年間を迎えるが、この状況を生み出した原因の一端が、主権者国民の側の行動にあったとの反省が必要である。


この反省なくして、新たな戦略構築は不可能になる。


結果を省みて、正すべき点を正さない限り、リベンジは不可能になる。


「やられたらやり返す!倍返しだ!」


の意気は必要だが、その前に、選挙の総括と自己批判が必要である。


16. おじゃま一郎 2013年9月14日 11:05:13 : Oo1MUxFRAsqXk : c3sH5lrX8c
韓国は、1997年金融危機に見舞われた。これはタイから発生し韓国に飛ぶ火したものだが、短期の海外資金が撤退し、大量のウオンをドルに変えるため外貨準備が底をつきウオンが暴落した。

このとき韓国はIMFの支援を受けたが、IMFのプログラムは、国の事情を一切考慮せず、早急な財政健全化緊縮財政、民間の改善が条件つけられる。そのため、為替は固定相場に移行させられ、経常収支が黒字なのに緊縮財政を強いられた。民間では、サムソンが自動車を作っていたり、現代がエレクトロニクス、大宇が通信機を作っていたりしたが、これらは大幅にリストラさせられた。

IMF指導による緊縮財政は、経済の成長率を低下させ国民の生活を長期にわたって低所得をしいて国を弱体化させてしまった。成長したのは一部大企業の収益だけなのである。

IMFのプログラムを実行して経済成長した国は皆無なのである。


17. 2013年9月15日 01:46:21 : hzuEl2nKQs
IMF?

国際公約は日本の財政を立て直す事で、消費税を上げることではない。

それを大メディアは

財政再建=消費税増税

以外にないように、貧困労働者階級を騙す

要は、大金持ちだけに、課税する「富裕税」で十二分に財政は再建できる

http://www.youtube.com/watch?v=PayybOMAoqU

IMF勧告から透けて見える 財務省7年後までに消費税15%画策
(日刊ゲンダイ2013/8/9)

外圧を装って国民に負担押し付ける

今月5日、国際通貨基金(IMF)は、昨年6月に続いて、日本の消費税を「少なくとも15%まで引き上げるべき」という分析結果を公表した。なぜ日本を狙い撃ちして何度も警告するのか。そもそも内政干渉じゃないか。


第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏も言う。
「日本は財政ファイナンスを国内でこなす“経常黒字国”です。本来なら日本の財政に口出しするのはおかしい。先月には、IMFのブランシャール調査局長はアベノミクスが世界経済の新たなリスクだと指摘していました。日本の財政リスク抑制に釘を刺したということなのでしょうか」

それでも余計なお世話だが、一方で財務省の陰謀説も根強い。なぜなら日本は米国に次いで、IMFに資金を出している。昨年も世界最大の4兆8000億円を拠出した。IMFの調査チームは、通常、対象国の財政担当者らと会談を重ね報告書をまとめるが、大株主の日本の意向を無視しにくい。「財務省関係者とは今年5月に話し合いを持った」(市場関係者)といわれる。

「市場は、IMF=財務省だと認識しています。今回の15%にしても、財務省の意向が強く働いたのでしょう。国際機関が15%を迫っているという“外圧”を装って、来年4月の8%は仕方ないと国民に納得させるためです」(株式アナリスト・櫻井英明氏)

報告書は、引き上げの時期を明確にしていないが、きのう(8日)閣議決定した中期財政計画がヒントになる。基礎的財政収支の赤字額をGDP比で15年度に3・3%、20年度にゼロにする目標を掲げた。消費税が現行の5%から15%になると、1%=2兆円の単純計算で20兆円の税収増になり、赤字額は限りなくゼロに近づく。20年度を念頭に置いて、さらなる税率アップを画策している可能性がある。

「15%になると、年収750万円の家庭は年間53万円の負担増という調査があります。実は、10年夏のIMF報告書は消費税を22%まで引き上げれば財政不安はなくなると書いています。財務省の最終目標かもしれません」(市場関係者)
そんなことになったら、国家破綻は免れても、庶民生活は完全に破綻する。“外圧利用”の増税キャンペーンは、いい加減やめてもらいたい。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

 次へ  前へ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民82掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民82掲示板
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧