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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE98805L20130909
2013年 09月 9日 15:52 JST
[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反発。上げ幅は344円となり、8月6日以来約1カ月ぶりに1万4200円を回復した。2020年夏季オリンピックの東京開催が決定したことで、インフラ投資の増加や不動産価格上昇への期待感が広がり、建設、不動産株などが買われた。
<経済指標も相場サポート>
日経平均株価は前週末比344円高の1万4205円で大引けを迎えた。東京オリンピックに対する期待感に加え、4─6月期実質国内総生産(GDP)が2次速報で上方修正されたことも「アベノミクス」への再評価につながり、相場をサポートした。
市場では「好調なマクロ指標を受けて7―9月期の企業業績上振れ期待が高まっている。1万4000円台の利益確定売りをこなしつつある。東証1部の売買代金が2兆円を超えてくれば本格的な反騰相場入りが見込める」(大手証券)との声が出ていた。
もっとも、日経平均は上海総合指数.SSECが約3カ月ぶりの高値圏で推移するなど、外部環境に追い風が吹いていたにもかかわらず、寄り付き後につけた1万4251円の高値を超えることができなかった。
みずほ証券チーフマーケットエコノミスト、上野泰也氏は「日経平均は東京オリンピック開催決定を受けて上昇して始まったが、やはり頭打ちだ」と指摘。「消費マインドの高揚感はいつまで続くかわからず、GDPも消費増税の決め手にならないとすれば、『見えない』という部分ではこれまでと同じ」として「焦点は引き続き、米国を中心とする海外の動きになるだろう」との見方を示した。
セクター別ではオリンピック期待で不動産業と建設業が大きく買われたほか、倉庫・運輸関連業、サービス業なども高かった。
個別株では鉄建建設(1815.T: 株価, ニュース, レポート)や東急建設(1720.T: 株価, ニュース, レポート)がストップ高。一方、2013年12月期連結業績予想を下方修正したSUMCO(3436.T: 株価, ニュース, レポート)や日経平均採用期待がはく落した任天堂(7974.T: 株価, ニュース, レポート)が安かった。
東証1部騰落数は、値上がり1624銘柄に対し、値下がりが94銘柄、変わらずが35銘柄だった。
(ロイターニュース)
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