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米国FRBの量的緩和第三弾(QE3)が、9月17、18日 に予定されている次回のFOMCで、「9月の後半に株価大暴落」
http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/299.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 9 月 05 日 09:29:27: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu295.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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米国FRBの量的緩和第三弾(QE3)が、9月17、18日 に予定されている次回の
FOMCで、どうなる かを予測すると、「9月の後半に株価大暴落」が起きる。

2013年9月5日 木曜日

◆「何故」本年9月後半に暴落が起きるのか 8月28日 増田俊男
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h25/jiji130829_853.html

私は昨年から今年の「9月後半にNY発の株価暴落がある」と言い続けてきた。
今年9月の暴落の唯一の理由はFRBによるQE3(第三次量的金融緩和)の年内縮小と来年の出口(停止)の決定である。

2008年のリーマンショック以来NY株価が100%以上上昇した唯一の理由は5年半に渡るFRBの350兆円規模の金融緩和である。

金融緩和が緩和期間の5年半の間に実体経済の成長(GDP)にどれだけ寄与したかを見ると平均成長率は1.7%だが平均インフレ率が1.7%だから実質成長ゼロになり実体経済には何の貢献もしていないことが分かる。

その上財政赤字が約200兆円増えたのだから国家財政に貢献どころか悪化させている。

株価が上がり金融資産が膨張した結果、1%の富裕層が市場を通して緩和資金を懐にし、99%の国民は家を失い、地方都市は財政破綻、これがFRB大金融緩和政策の結論になろうとしている。

アメリカの国益を全うしようとするFRBとしては、時期はいつであれ緩和政策を止めることを決めた以上、このままの結果で終えるわけにはいかない

だから今アメリカは緩和政策を止めても自律成長出来るのだと経済のファンダメンタルズの良さを誇張してNY市場に世界の資金を集中させているのである。

それが来るべき暴落を計算に入れてのことであることは何度も解説した通り。

「NY市場に集められた世界の資金が暴落で損をした分がアメリカの儲けである」という市場原理についても何度も説明してきた。

これから起きるNY市場の暴落があってこそFRBは5年半の金融緩和の結果としてアメリカ合衆国に貢献することになるのである。

、、これが本年の暴落の「意義」である。

来年9月の暴落はアメリカ一国の為では無く世界の存否に関わる人類が初めて経験する世界革命的暴落である。
資本の原理と応用においてアメリカより歴史の古い欧州は既に備えを固めようとしている。

「増田俊男の特別レポート」で解説する。


◆FRBの、出口政策への展開がもたらすもの 8月24日 吉田繁治
http://archive.mag2.com/0000048497/index.html

日本を含む、世界の株価は、
・米国の量的緩和第三弾が、早く終わるという観測が出ると下がり、・来年までは続くと見ると、上がっています。

昨年の9月に始まった量的緩和第三弾(QE3)は、米国の金融危機に対して、中央銀行であるFRBが、毎月、米国債を$450億(4.5兆円)、住宅証券のMBSを$400億(4兆円)買いとって、金融機関にドルを供給するプログラムです。

確認すれば、金融危機だから、普通は行わないQE3のようなマネー増発を行っているのです。振り返れば08年以降、5年間も、中央銀行によるマネー増発が、世界で普通のことになっています。

この5年、われわれの経済は、中央銀行のマネー増発(5年間で1000兆円増加)の上にあります。といっても、これが、何を意味するかわかりにくいでしょう。

簡単に言えば、世界の金融機関の資産である貸付金、国債や株を含む証券、そしてデリバティブの価値下落で開いた穴(不良債権)に、この1000兆円の中央銀行による増発マネーが覆いをしていて、その上で、金融・経済が正常に見えているということです。中央銀行による、普通はないマネー増発で覆いをされた上に、われわれの経済があるのです。

最も多額のマネー増発をしたのが米国FRB、次が欧州ECB、3番目が日銀です。この5年間で、先進国の合計では500兆円のマネーが増発されています。中国を筆頭にした新興国の合計でも、500兆円のマネー増発です。

以上が、世界の中央銀行のマネー政策を監視(モニター)しているBISの年次報告書で分かります。世界の中央銀行の政策は、このリポートでしかわかりません。

英語で読みずらい文書ですが、掲載しておきます。2013年6月23日に公開された最新版です。普通はわからないことが書いてあります。
本シリーズは、このリポートにも示唆を受けています。

http://www.bis.org/publ/arpdf/ar2013e.htm

中央銀行が国債や債券を買い取ってマネーを増発するのは、「金融危機という異常な時期のもの」であることがすっかり忘れられているようです。

この逆の量的緩和の停止(出口政策)は、マネー政策の正常化なのですが、それを行うと、世界の株価の下落と金利上昇という危機を生んでしまう。

ここに、FRBのマネー政策において、08年のリーマン危機のあと5年も続いているディレンマ(二律背反)があります。

米国FRBは、毎月$850億のマネーを増やすQE3(Quantitative Easing3:量的緩和第三弾)で、年間ベースでは$1兆(100兆円)という大きな額のドル増発を行っています。

これが投機資金になって、米国、日本、そして世界の株価が上がっています。そしてこのQE3で、米国の経済は支えられています。米国と日本の株価は、このQE3の上での価格です。

(注)日銀も、2013年4月から、毎月8兆円くらいの国債を買い切って円を増発する「異次元緩和」を開始しました。経済の規模は、日本は、GDPで1450兆円の米国の、約1/3です(479兆円:13年6月)。日銀が計画している「異次元緩和」の金額は、米国のQE3とほぼ同じ、月間8兆円なので、日本は、これから米国の3倍の金融緩和をすることになります。

米国ダウの平均株価(大手30社平均)は、$1万5000付近と、「史上最高」の水準の価格です。米国株は、現在が、史上最高の高さです。経済の好調が最高株価を作っているのではない。原因は、米ドルの超緩和です。

(注)米国ダウの1株$1万5000(150万円)は高いと思われるでしょうが、それは、1896年(明治28年)から、株式分割されたものも、一貫して1株として換算したときの株価です。米国では、個人が買いやすいように、株価が高くなると2倍などに分割を続けています。株数が2倍に分割された株式は、時価総額は同じでも、1株の株価の価値は1/2に下がります。ダウでは、米国株価のほぼ120年間の継続性を確保するために、分割がないとしたときの株価を計算しています。日経平均(225社の単純平均)の1万3660円(8月23日)やナスダックも、このダウと同じ計算方法です。

【13年5月23日の、世界の株価暴落も、QE3の縮小観測からだった】
2013年5月の講演で、FRB議長のバーナンキが、昨年9月から実行していた「量的緩和第三弾」を、13年9月頃から縮小するととれる発言をしたことから、日本を含む世界の株式相場には激震が走って、暴落しました。

FRBの増発マネーを受け取った金融機関からマネーを受託し、それを運用しているヘッジファンドが、一斉に、先物を売ったからです。FRBによる量的緩和の縮小は、月間に8.5兆円増えてきた投機資金がなくなることを意味するからです。

13年5月に発生したのは、「FRBの量的緩和の縮小観測→ドル増発の縮小予想→株式投機資金の減少→世界の株価下落」を材料とする先物売りでした。先物売りは、その後に株価や国債価格の下落するとき利益が出る取り引きです。

昨年来、日米のみならず、世界の株価は、同じ動きをしています。理由は、FRBの量的緩和のマネーが、英米の投資銀行とヘッジファンドによって世界の株の購入資金になっているからです。

例えば日本の株式市場は、外国人投資家(主は英国と米国のヘッジファンド)による、オフショアからの売買が1日2〜3兆円の売買額の60%〜70%を占めるために、完全に「ガイジンが動かす相場」です。

2012年11月から13年5月までの日本の株価の上昇(日経平均で8000円→1万5000円)は、ガイジンによる約10兆円(毎月1.5〜2兆円)の買い超によるものでした。

時価総額では、140兆円くらい増えているので(13年8月時点)、10兆円の買い超によって、株式の全体資産が増えるレバレッジ率は、14倍でした。1兆円の買い超で、時価総額で14兆円(約4%)が増えたということです。

現在の株価で、ヘッジファンドが投機するときの世界的な基準に思えるのは、PER(株価/次期予想純益)では15倍付近に思えます。13年8月22日の日経平均、1万3500円(225種の単純平均株価の指数)で言えば、PERは14.88倍です。東証一部の時価総額は396兆円で、企業の純資産に対する株価の倍率は1.29倍です。

・日本の株が上がった週では、ガイジンが3000億円〜5000億円の買い超であり、
・下がる週は、ガイジンの売買が均衡するか、売り超です。

以上は、法則と言えるくらい、決まり切った動きでした。

国債や債券と同じように株価も、買い注文が売り注文より多ければ、売買を均衡させる価格にまで、上がります。売り注文が多ければ、この逆です。

本稿では、
・最初に、08年以降、5年も続いている世界の同時マネー増発を振り返って、
・次に、9月ではなくても、2013年の年内には確実に思える、米国FRBの量的緩和(QE3)の、縮小から停止がもたらすものをテーマにします。

FRBは、2013年の年内には、QE3の毎月8.5兆円のマネー増発の縮小を開始し、2014年の央には、QE3を完全停止すると言っています。なぜ、これを行うのか。なぜ、これを言うのか。

そして実際に、QE3を縮小し始めると、株価、国債、金利、外為はどう向かうのかです。QE3がこれらの価格を決めているもっとも大きな要素だからです。

2013年の5月以降、新興国からの米国マネーの引き揚げが大きくなった結果として、新興国の株価は下がり、通貨も下がっています。


(私のコメント)

久しぶりの経済ネタになりますが、私の予感では9月から10月にかけて何か嫌な予感がするのですが、FRBのQE3が終了すればNY株価は大暴落するのではないだろうか? その予兆は5月にもありましたが、QE3の終了がはっきりすればNY株価が大暴落して、世界の株価も売られて大暴落するだろう。

吉田氏が指摘するように、「確認すれば、金融危機だから、普通は行わないQE3のようなマネー増発を行っているのです。振り返れば08年以降、5年間も、中央銀行によるマネー増発が、世界で普通のことになっています。」というように異常事態が常態化してしまっています。その常態化をストップすれば、市場はショックを起こすのは当然だ。

麻薬患者に麻薬をストップすれば発作が起きて暴れまわりますが、それと同じことが株式市場にも起きる。だからバーナンキFRB議長は5月に予告していますが、目先の効いた投機筋は先物を売って大暴落が来るのを待ち受けている事でしょう。しかし大部分の投資家はQE3がまだ続くと信じて株を買い上げています。

ドルが1ドル=99円と上げていますが、大暴落を予感させる動きだ。情報筋がFRBのQE3が間もなく終わるだろうという予想でドルを買って大暴落を待ち構えている。5年続いたQEでヘッジファンドは株を買い上げてきましたが、アメリカ経済の堅調な回復が確認されればQE3は止めなければなりません。

しかし株の大暴落が世界的規模で起きれば、日本の消費税増税はできなくなるだろう。アメリカのFRBが資金供給を止めれば新興国から資金の引き揚げが行われますが、その為には新興国はドルを集めなければなりません。だからドルが高くなり円が相対的に安くなっている。株が大暴落すれば投機資金は安全を求めて現金のドルや円の買いが集まって、新興国の通貨が暴落する。それはすでに始まっている。

増田俊男氏の見立てでは、「NY市場に集められた世界の資金が暴落で損をした分がアメリカの儲けである」という事であり、今のうちに株を売ってドルや円に換えておくべきだろう。アメリカのデフレもこれから本格化して、現金化したヘッジファンドだけが生き残るだろう。株価が大暴落すればヘッジファンドの解約が相次いで株の換金売りも出てくる。日本株も売られて円が買われて悪循環が始まる。

 

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コメント
 
01. 2013年9月05日 09:41:49 : niiL5nr8dQ
ユーロ圏と中国の8月PMIは世界経済の回復示唆、全般はまだら模様
2013年 09月 5日 08:21 JST
[ロンドン 4日 ロイター] - 8月のPMIはユーロ圏と中国の回復基調が鮮明で、マークイットが4日発表したユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)改定値は総合が51.5と2011年8月以来の高水準だった。

また中国のサービス部門PMIは5カ月ぶり高水準だった

全般では弱さが残る地域もあり、インドのサービス部門PMIは金融危機後最低の水準だった。

イタリアのサービスPMIは予想を下回り、フランスでも低下傾向が続いた。

キャピタル・エコノミクスのシニア・グローバルエコノミスト、アンドリュー・ケニングハム氏は「先進国の改善は明確だ。主な新興国の中では、中国は例外だがその他はまだ苦戦している。特にインドは低迷が顕著だ」と述べた。

国際通貨基金(IMF)は4日、新興国市場は特に米国の緩和策縮小の影響を受けやすいと警告した。ロシアのサンクトペテルブルクで5─6日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議向け向けに報告書を発表した。

米景気回復が進んでいることを受け、市場は米連邦準備理事会(FRB)が今月にも債券買い入れ縮小を開始すると予想している。

5日発表の8月米ISM非製造業景気指数は、7月の56.0から55.0に低下する見通し。3日発表された製造業景気指数は予想外の高水準だった。

欧州ではドイツとフランスの違いが明確で、ドイツ総合PMIは53.5と7カ月ぶり高水準だったのに対し、フランスは48.8と前月の49.1から低下した。

HSBCが発表した8月の中国サービス部門PMI(季節調整済み)は52.8で、7月の51.3から上昇し、3月以来の高水準となった。HSBCの中国担当チーフエコノミスト、屈宏斌(ホンビン・ク)氏は、今後もこの勢いは維持されると予想している。

一方インドのサービス部門PMIは47.6で、約2年ぶりに景況の分かれ目の50を割り込んだ7月の47.9からさらに低下した。2日発表された製造業PMIは48.5で、2009年3月以来初めて50を下回っている。

インドでは政府と中銀が通貨安に頭を悩ませている。通貨ルピーは最安値更新が続いており、近いうちに上昇する兆候はみられない。

HSBCのインド担当チーフエコノミスト、レイフ・エスケセン氏は「マクロ経済の不透明感が今後も影響する見込みだ。金融引き締めも成長を圧迫するだろう」と述べた。




田嶋智太郎の外国為替攻略法
2013年09月04日
ついにドル/円は「第4波」の局面を脱したか?田嶋智太郎
ついに、ドル/円が注目していたレジスタンスラインを上抜けました。前回の本欄でも示した通り、このラインは5月22日高値と7月8日高値を結んだ直線であり、5月23日以降ずっとドル/円の上値を押さえていたものです。
この強い上値抵抗を9月2日に上抜けたドル/円は同日、終値で一目均衡表(日足)の「雲」上限をも上抜け、同時に日足の「遅行線」が日々線を上抜けました。さらに、下の図でも確認できるように、日足の「転換線」が「基準線」を上抜け、いわゆる『三役好転』の強気シグナルが点灯することにもなりました。
前述のレジスタンスラインを上抜けたことで、以前から本欄でも繰り返し指摘している「第4波(=修正波)」の局面を脱した可能性が意識される状況にもなっており、今後は8月8日安値=95.81円が「第5波」の始点になったとの感触が強まって行くかどうかを見定める段階に入って行くものと考えられます。

もちろん、相場のことですから確たることは言えません。ことに、今週は主要各国の中央銀行による政策会合の開催が相次いでいますし、極めて重要な各国・各地域の経済指標発表も目白押し。加えて、9日の米議会再開を前にシリアへの軍事介入が現実味を帯びてきていることもあり、場合によっては株安を通じて市場のリスク回避ムードが強まり、一時的にも円高圧力が強まる可能性もないではないと言えるでしょう。
ただ、本欄の8月21日更新分でも注目したしたように、7月11日以降大きく低下していたドルインデックスは長期サポートラインが位置する水準付近で下げ止まって、以降は上昇に転じており、結果的にユーロ/ドルが大きく下落してきていることも事実です。
今週の週初から、ユーロ/ドルは一つの重要な節目である1.3200ドルの水準を明確に下抜けてきており、目先は一目均衡表(日足)の「雲」に下値を支えられる可能性もありますが、基本的には弱含みの展開を続けています。
仮に、ユーロ/ドルが日足の「雲」を下抜けてくると『三役逆転(=陰転)』の弱気シグナルが点灯することとなり、以降は一段と下げが加速する可能性もあります。つまり、対ユーロでドルは強含みとなっており、今後多少なりとも円高圧力が強まる場面はあるとしても、総じてドル/円の下値は自ずと限られてくると考えることもできるでしょう。
当面は、長らくドル/円の上値を押さえていたレジスタンスラインが、逆にサポートライオンとして下値を支えるかどうかが一つの注目ポイントとなります。そのうえで一段の上値を試すとするならば、まずは100円の節目を上抜けてくるかどうかが焦点となり、上抜けた場合は次に7月8日高値=101.53円が意識されることとなるでしょう。
もちろん、その後は当然、5月22日高値=103.73円が意識されることとなるわけですが、今しばらくは、とにかくドル/円が「第5波」の局面に入ったかどうかを見定めるべく、複数の"状況証拠"を拾い集める時間帯であると認識しておきたいものです。
コラム執筆:田嶋 智太郎
経済アナリスト・株式会社アルフィナンツ 代表取締役
http://lounge.monex.co.jp/pro/gaikokukawase/2013/09/04.html


02. 2013年9月05日 11:27:26 : niiL5nr8dQ
米緩和縮小時期に不透明感、一段の刺激策を求める声も
2013年 09月 5日 11:01 JST
[ポートランド(米オレゴン州)/ラクロス(米ウィスコンシン州) 4日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が9月に量的緩和策の縮小に着手するとの見方が市場では優勢だが、着手時期に関する不透明感が根強く残っている状況を4日のFRB当局者の発言が浮き彫りにしている。中には一段の刺激策に踏み出すべきとの指摘もある。

中立派とみられているサンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は、今月の緩和縮小開始について、まだ自身の見解が固まっておらず、柔軟な姿勢で臨むと表明。6日に発表される雇用統計などの経済指標だけではなく、同僚の意見によっても見解が左右されると付け加えた。

ウィリアムズ総裁は、年内の縮小開始、来年半ばの終了というバーナンキ議長が6月に示した筋道が総じて「最善の選択肢」だとの見方を示している。

一方、ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁は、従来の政策スタンスを繰り返し、FRB独自の予想が「縮小ではなく一層の緩和を実施すべき」だということを示していると主張。

ハト派として知られる同総裁は、インフレ率が今後数年で2%あるいはこれを下回る水準が続き、失業率の低下は小幅にとどまるとの連邦公開市場委員会(FOMC)の予想に言及。

ウィスコンシン大学での講演で「こうした予想は、FOMCが十分な刺激策を施していないことを示唆している」との考えを示した。

失業率について、現在目安としている6.5%ではなく5.5%に低下するまで金利を据え置くべき、という過去の講演での主張は繰り返さなかった。このスタンスを撤回したかどうかは不明。

2人の地区連銀総裁は今年のFOMCでは投票権を持たないが、コチャラコタ総裁は来年、ウィリアムズ総裁は2015年に投票権が回ってくる予定。


米地区連銀報告:経済「緩慢ないしまずまず」のペースで拡大 

  9月4日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB )が4日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、経済は7月初めから8月遅くにかけて引き続き「緩慢ないしまずまず」のペースで拡大した。自動車や住宅関連の支出がけん引した。
ベージュブックでは、消費者は観光など旅行への支出を増やし、製造業は「緩慢なペース」で拡大したと記した。雇用は「横ばいもしくは緩慢なペースで増加した」とされた。
また「個人消費は、自動車および住宅関連商品への力強い需要も反映し、大半の地区で増加した」と指摘。「居住用不動産分野の活動は大半の地区でまずまずの拡大が見られ、非居住用不動産の分野での需要は全般的に増加した」と記された。
地区別では、12地区中8地区が成長ペースについてまずまずと報告。残り4地区のうちボストン、アトランタ、サンフランシスコの各地区は緩やかな拡大とした。一方でシカゴ地区は改善を指摘した。前回7月17日公表のベージュブックでも経済は「緩慢ないしまずまず」のペースで拡大したと記されていた。
金利上昇の影響も
今回の報告では、金利上昇の影響が反映された。住宅および銀行融資の状況は前回の報告から減速した。
ベージュブックでは「融資活動は若干弱まった。いくつかの地区は前回の報告期間よりも状況は望ましくないと伝えた」と説明。アトランタ、シカゴ、セントルイス、サンフランシスコの各地区は融資活動の減速、カンザスシティー地区は融資の減少を報告した。シカゴ地区は「最近の金利上昇が商業投資を落ち込ませつつある可能性が高い」と指摘した。
居住用不動産分野に関しては「緩やかなペースで増加した」とされた。前回の報告では「緩やかないし力強いペース」で拡大したとしていた。多くの地区は「魅力ある不動産の在庫が限られていることから、価格上昇圧力が生まれている」と説明した。
原題:Fed Says ‘Modest to Moderate’ Growth Spurred by Homes,Autos (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Jeff Kearns jkearns3@bloomberg.net;ワシントン Joshua Zumbrun jzumbrun@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2013/09/05 04:30 JST


海外勢の国内株式取得は6兆円下回る、実質半年ぶり低水準
2013年 09月 5日 10:18 JST

ビジネス
トヨタなど自動車株が堅調、8月米自動車販売が伸びる
日経平均4日続伸、米株高や円安で輸出株中心に買い
ユーロ圏と中国の8月PMIは世界経済の回復示唆、全般はまだら模様
米ミネアポリス連銀総裁が一段の刺激策を主張、従来のスタンス維持

[東京 5日 ロイター] - 財務省が5日発表した8月25日─31日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、海外勢の国内株式取得は6兆円を下回り、祝日で営業日が少ない週を除いた5営業日ベースでは半年ぶりの低水準となった。

取得は5兆8017億円、処分は5兆9767億円にとどまり、取得、処分ともに5営業日ベースでは2月17─23日の週以来の低水準となった。海外勢の間ではアベノミクスへの熱が冷めつつあり、それが数字にも表れた格好だ。

差し引きは1750億円の売り越し。売り越しは2週連続で、売り越し金額は5月26日─6月1日(1911億円の売り越し)の週以来の規模となる。シリア情勢の緊迫化が影響した可能性が高い。

一方、国内勢の外債(中長期債)投資は5309億円の売り越しとなった。売り越しは3週連続。米雇用統計を控え、ポジションを落とす動きが入ったようだ。

(ロイターニュース 志田義寧) 
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インド中銀の新総裁就任、ルピー相場支援と市場自由化の方針表明
2013年 09月 5日 10:00 JST
[ムンバイ 4日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)の新総裁に指名されたラグラム・ラジャン氏が4日就任した。ラジャン氏は記者会見で、低迷するルピー相場を下支えする一連の措置を打ち出したほか、金融市場と銀行セクターを自由化する方針も表明した。

ラジャン新総裁は、銀行のヘッジコストを助成することで外国からより多くの資金を呼び込むとともに、輸出業者と輸入業者が為替リスクをヘッジしやすくする計画を説明。ルピー建ての貿易決済を促進するほか、オーバーナイトの金利スワップといった新たな金融商品を導入、インドの銀行が新たな支店を開設する際の規制を緩和するなどの市場自由化について説明した。

このほか新総裁は、銀行に保有を義務付けている政府証券について、持ち高を徐々に減らすことを銀行に認める意向。これにより銀行が融資に回す資金が確保されることになる。

また新規に開業する銀行の免許については、次々に付与する方針だ。中銀は現在、過去10年間で1件目となる銀行免許付与の手続きを進めている。

ラジャン新総裁はさらに、消費者物価指数に連動するインフレ連動債の発行についても提案。インフレ指標を卸売物価指数から消費者物価指数に移行させる可能性を示唆した。

新総裁は「わたしが打ち出した措置のいくつかは人気を集めないだろう」と述べた上で「中銀の統治は、有権者の票やフェイスブックの『いいね』などを得るのが目的ではない。だがわたしは、いかなる批判があろうと正しいことをやっていきたい。もっともそうした批判から学ぶべき点があるかどうかは検討する」と表明した。

一方で新総裁は、次回の金融政策会合を当初予定の9月18日から20日へ先送りした。これにより、18日に終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を踏まえて金融政策を検討するより多くの時間が確保される。

記者会見を受けてルピー相場はこの日の安値である1ドル=68.62ルピーから持ち直し、67.065ルピーで取引を終えた。

豪州経済指標【貿易収支】
掲載日時:2013/09/05 (木) 10:43 

※前回値が修正されたので再送いたします

*貿易収支(7月)10:30
結果 -765百万豪ドル
予想 100百万豪ドル 前回 243百万豪ドル(602百万豪ドルから修正)


03. 2013年9月05日 11:58:15 : 9naM2Qdb8E
海外勢が売りを浴びせてきても、
日本株はろうばい売りなど、
市内に住んでる人もそうでない人も、
しないようにしょう♪

04. 2013年9月05日 13:04:12 : KO4C9oEhYU
増田さんのおっしゃる通りだと思います。日本は二つの問題があると考えます。一つはカモネギでわざわざ損をするために大切な国民のお金をアメリカ株に投入していないかどうかということです。竹中が年金資金の枠を広げるとか郵貯の枠を広げるとか言っていたのが心配です。もう一つはアメリカは経済のファンダメンタルはいいとか騙してカモネギのお金を世界中から集めて売り逃げができるが、日本はそんな芸当はできません。日本の金融緩和で被ったロスをカバーすることはできません。結局、損が増えたと国民にお鉢を回してくるのが落ちです。安倍や黒田はその時は知らぬ顔の権兵衛を決め込むでしょう。こんなことで世の中は良いのでしょうか。

05. 2013年9月05日 13:26:06 : ArLVW38Mhw
元々海外勢の買いで上がった日本株。買い支えている日銀含め高値で捕まされたのが国内組。損するのが誰かは目に見えている。

仮にFRBが緩和をやめ、日本が異常緩和継続ならば、必然的に円安は加速する。そして輸入物価の高騰でますます消費は冷え込む。


06. 2013年9月05日 14:47:03 : 9naM2Qdb8E
元々日本株は、
日本勢で持っている。
海外勢が売りを浴びせてきたとしても、
日本株はろうばい売りとか、
ちい〜っともする必要などないのだから♪

07. 2013年9月05日 19:10:25 : HDwovAiKsc
>>06さん

 私は株の素人ですが、新聞報道が信頼できるとすれば、日本株のうち流動株(用語が間違っているかもしれません)の外国人の持ち株比率は極めて高いもののようです。一度その割合を調べてみたら如何でしょうか?それからコメントを投稿されたほうが「お恥」をかかないと思います。(06コメントは取り消したほうがあなたの名誉を保てるでしょう)


08. 2013年9月05日 22:11:09 : 9naM2Qdb8E

なるほど・・・ しかし、
とあるデータを見る限り、
日本株は、やはり、日本勢で持っている。
海外勢が売りを浴びせてきたとしても、
日本株はろうばい売りとかする必要などはないと思われます♪

09. 2013年9月05日 22:26:44 : KO4C9oEhYU
>08
聞く耳をお持ちでないようですね。あなたはきっと小泉竹中以前から現在にタイムスリップして来られた浦島太郎さんでしょうね。日本には悪い総理大臣とアメリカの手先がいたのですよ。外資は良い格差は良いと公然と言っていた人達がいたのです。あなたはもしかしてその間どこかよその国にでも住んでおられたのでしょうか。

10. 2013年9月06日 08:52:28 : nXYsAwHYbs
>9月の後半に株価大暴落
?!
海外株はいざ知らず、
日本株を大暴落させないためには、
海外勢が売りを浴びせてきたとしても、
日本勢は日本株をろうばい売りしない(市内の人もそうでない人も)ようにしょう♪
日本をもなめんじゃねえぞと口には出さず言ってあげましょう・・・


11. 2013年9月06日 09:45:07 : 895q02uNGI
墨染寺の蝉 /9月6日の気になった情報
中秋の冥月 警世&経世アナリストたちの呟き!

■本間宗究 相場の醍醐味 「4,000本」対「8,000本」
http://kabu.nsjournal.jp/rensai/10059.html(抜粋)

現在では、「数百年に一度」の「大逆転現象」が起きようとしているのである。具体的には、「文明法則史学」が指摘する通りに、「西洋の時代から東洋の時代へと、大きく転換している」ということだが、このときに、触媒の役割を果たすのが、「マネーの大膨張」と「経済の金融化」だったのである。具体的には、「西暦400年前後のローマ帝国」や「西暦1200年前後の宋の時代」と同様に、「通貨制度の崩壊により、世の中が、大きく変化する」ということだが、基本的には、「先送りされた借金爆弾の破裂」が起きたときに、世界中の人々が、「なぜ、このような事態に陥ったのか?」を考えることになるようだ。

抑えが効かなくなってきた金や銀の価格が上昇を始めているが、当面の金価格は、半値戻りの1,550ドルが目標値であり、また、その後は、全値戻しの1,920ドルだと考えている。ただし、その後は、倍返しや10倍返しの可能性もあるようだ。


■松藤民輔の部屋
http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/(抜粋)

・戦争
何故シリアなのか?正義の味方の米国は懲罰的な攻撃をするというが。ロシアの冬の軍港の最後の一つになったシリア。冬の間の軍港としてはシリアが最後。コソボ、イランと冬のロシア海軍の寄港地をことごとく破壊してきた米国。プーチンの異常な反対をよそに、シリア介入とはなんなのか? それも9月9日前後。それは国内金融危機の露出の時間と重なる。それに目を背ける作戦というが。

・PHD主義
博士号のある人しか偉くなれない米国の金融界。PHDという博士号が支配する金融の終わり、政治の終わりが近い。英語を公用語にするという日本企業があるが、彼らは米国PHD主義を信じる、米国至上主義の人なのだろう。英語から日本語が主流になる世界が近い。今秋、あの怒涛のような崩壊はこれまでの主役PHDを消し、新しい価値観と方向を示すに違いない。

▼弱体化する自国を見て、アメリカが考えた「危険な戦略」とは
http://www.bllackz.com/2013/09/blog-post.html?utm_source=BP_recent

▼揺らぐ基軸/Booby Trap(間抜け騙し)
http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-722.html


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