http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/235.html
Tweet |
http://gendai.net/articles/view/syakai/144319
2013年8月31日
寝具老舗「京都西川」が、またやらかした。先週、タオルケットの品質誤表示が発覚したと思ったら、今度は敷布団、掛け布団約8万2000枚を回収、交換すると発表した。
問題の商品は、吸汗性や速乾性の高いポリエステルの一種「ポリティ」100%をうたっていたが、実際には25〜30%しか含まれていないものが見つかった。
朝日新聞の指摘で発覚したというが、バレた経緯は「不明」(同社関係者)らしい。寝具業界関係者がこう言う。
「先週のタオルケットも〈綿50%〉と表示していたのに18〜37%しか含まれておらず、表示にない素材まで使われていた。ただ、作らせていたのが中国の工場だったので言い訳のしようもありましたが、今回は国内の下請け工場に製造を委託していた。指示がうまく伝わっていなかったでは済まされないでしょう」
京都西川は1566年創業の西川を源流とする老舗で、無借金経営の優良企業。もちろん同社は「今後は品質管理も工場管理も徹底します」(広報担当者)と平身低頭だが、こうも不祥事が続いたら、ダメージは避けようがない。
「京都西川はこの数年、業績もまずまず安定していて、コストカットのために“不正”を指示したとは思えない。ただ、今や京都西川の製品の6割以上が中国製。問題の商品を製造した国内の工場に限らず、どの下請け工場も、デフレ不況に苦しめられている。ポリティより安価なポリエステルを詰め物に使ったのは、そのせいでしょう」(経済ジャーナリスト)
いずれにせよ、“バッタモン”の布団で寝かされる消費者は、たまったもんじゃない。
京都西川HP
http://www.kyoto-nishikawa.co.jp/
重要なお知らせ
http://www.kyoto-nishikawa.co.jp/cd_search/
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。