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2013年08月31日 NEVADAブログ
ニューヨークダウの一日の動きをぜひご覧ください。
終値は30ドル下落の14,810ドルでしたが、引け直前前には14762ドルと一日の安値にまで売られていたのです。
それが引け値で一気に48ドル余り買い上げられ、14810ドルという14800ドル台で「終わらせた」のです。
チャートを見ない大方の個人にとっては、わずか30ドルの下落となり、しかも14800ドル台で終わってよかった、よかったとなるためにウオール街が「仕組んだ」ものでしょうが、今や、世界的に指標は異常な位操られており、
実体を表さないようになってきていると言えます。
日本でも日経平均はNT倍率を見れば、異常な買い上げがされており、全く相場内容を表していませんが、
これがニューヨークダウでも起こっているのです。
その理由は以下にあります。
ニューヨークダウ : 30銘柄構成
日経平均 : 225銘柄構成
たったこれだけの銘柄で全体の相場の指標となっているからです。
相場を操作する方からすれば、数が少なければ少ない程、いじくりやすいのも事実です。
日経平均などは、構成銘柄の浮動株比率を見れば、唖然とする銘柄が並んでいます。
浮動株が10%もない銘柄が主要銘柄となっており、この浮動株数の薄い銘柄を集中的に買えば、相場など簡単に買い上げることも、また下げることもできます。
(関心のある方は、会社四季報等で、日経225銘柄の浮動株比率を見てください。驚くべき実態がわかります)
昔から「相場は相場に聞け」と言われてきていましたが、今や指標はあてにならなくなってきています。
相場を見るには、世界の相場全てを見渡し、彼ら(金融村)がどのような動きをするか読めば、大凡の動きは見えてきます。
因みにヨーロッパ株式の終値は以下の通りでした。
FT −1.08%
DAX −1.12%
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