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2013年8月29日
日産自動車が28日、2020年までに発売すると試作車を公開した「自動運転車」。ドライバーがハンドル操作しなくても、自動制御してくれるというクルマが、あと6年余りで手に入るとは、ちょっとビックリだ。
自動運転モードに切り替えて目的地を設定すると、フロントミラー裏などに備え付けた5台のカメラが信号の色や標識、歩行者などを認識し、自動走行する仕組み。ボディーの前後や側面には、光線や音波などで位置を認識するセンサーが20個以上取り付けられ、標識や歩行者を認識するという。歩行者などがいる市街地でも走行できるのだ。
米カリフォルニア州でのイベントでは、ハンドルやアクセルを操作しなくても速度を調節しながらカーブを曲がったり、前方に停止している車や突然、飛び出してきた人を避けながら自動で走行したりする技術が公開され、参加者が嘆声を上げていた。
同社シリコンバレー研究所の三田村健所長が、「クルマに乗っている間、ずっと運転したいということではないですよね。やっぱり、疲れたり眠かったりするわけじゃないですか。そういう時にも自動運転みたいな機能があると、非常に安全にA点からB点まで移動できると思う」と語ったことから、まさに“夢のクルマ”だが、課題は山積みだ。
<インフラ、法律…課題は山積み>
「日産は今後、横須賀市の工場周辺に、公道や市街地に近いテストコースをつくるようですが、自動運転車が日本の公道を走るには、法規制を大幅に見直す必要があります。さらに、インフラ整備も不可欠です。クルマの挙動を安定させ、快適なドライブを実現するには、道路にセンサーを設置したりしてクルマと頻繁にデータをやりとりさせるシステムの準備が必要かもしれません。ゼロからスタートさせるとなれば普及まで膨大な時間がかかります。買ったはいいが、自動で走る場所がない。そんなジレンマに陥る可能性も高いでしょう」(自動車ライター・佐藤あつし氏)
一方で、免許取得に二の足を踏んでいた人には朗報かもしれない。自動運転ということはドライブ技術は不要、免許なしで運転OKということも考えられる。
「現実的には考えにくいですが、免許不要で運転可能となれば、クルマはバカ売れする可能性もあります」(佐藤あつし氏)
そうなると、事故が起きたとき、誰が責任を負うのかという問題が浮上する。“ドライバー”なのかメーカーなのか、それとも道路管理者なのか……。まずはクルマに頼らず、運転技術を磨くべし、か。
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