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「MARCH」以上でなければ…/(C)日刊ゲンダイ
2人に1人は就職できず…大学生は“学歴ロンダリング”すべき?
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2013/8/27 10:26 - 日刊ゲンダイ
「大学くらい出ておけ」という親心で子供にカネをかけても、大学をストレートで卒業して正社員として就職できるのは半分程度に過ぎない。2人に1人は、学部や大学院で就職浪人したり、卒業して“第2新卒”になったりして、就職を目指す。
ちょっとつらいが、子供が「就職浪人する」と言い出したら、大学院に進学させるべきか、学部で留年させるべきか。
大学生の就職事情に詳しい一橋大特任教授の西山昭彦氏が言う。
「就職難でも、比較的有利なのは大学のブランド力がある明治、青学、立教、中央、法政、いわゆる〈MARCH〉以上のランクの大学。大学院でも、その傾向は変わらないので、MARCHより下の大学の学生は、学部に留年するより、MARCH以上のレベルの大学院に進学する方が就職しやすくなります。企業の人事部は最終学歴で判断するからです」
すでにMARCH以上の大学にいる学生も、より上位の大学院に進学する方がベター。西山氏は、そんな学歴の“上書き”を「学歴ロンダリング」と呼ぶ。大学院入試は、これから秋募集が始まるが、そんなにうまくいくのか。
「大学院の入試は、英語と専門科目、研究計画書が基本ですが、定員割れが多く、多少ボーダーラインを下回っても合格できることがあります」(西山氏)
なにしろ、東大大学院ですら定員割れだ。大学院は、文系なら経営、法科、会計の3つが就職に有利。比較的新しい分野の医療政策も悪くない。就職に不利な文学や社会学から、こちらに“宗旨変え”するのもいいだろう。理系は、バイオ関連や金融工学がお勧めだという。ただし、大学院に進学するにしても、修士過程まで。それより上の博士課程に進むと、かえって就職に不利になる。人材コンサルタントの菅野宏三氏が言う。
「博士課程を卒業するのは平均30代前半。一般企業なら、ある程度のスキルを身につけて、課長くらいになっています。会社を引っ張っていく世代ですよ。ところが、博士課程を卒業した学生は、専門知識があっても、社会経験がない。30代半ばから育てていく時間の余裕もない。だから、企業は博士課程の卒業生を採用しづらいのです」
では、MARCHよりランクが下で、学歴ロンダリングができない学生はどうすればいいか。こと就職という一点に焦点を絞るなら、卒業して第2新卒として就活するのはよくない。
「留年して資格を取ること。人事担当者に〈その分野なら頑張れそうだ〉と努力の姿勢をアピールできるのです。お勧めの資格は簿記2級など、仕事に直結するもの。その資格と志望業種をマッチさせると、大きな武器になります」(西山氏)
まあ、学部留年なら1年、大学院修士課程なら2年。そこまで面倒みなきゃいけないとなると、お父さんはつらいよ。
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