http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/147.html
Tweet |
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9667.html
2013/8/26 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆東京五輪、カジノ関連に匹敵
「これから秋にかけて東京五輪、カジノ解禁と並んで注目されるのは、東京湾再生関連の銘柄です」――。株式アナリストの櫻井英明氏がこう言う。
国交省は先日、官民で東京湾を再生する「東京湾再生官民連携フォーラム」を11月に設立すると発表した。
一体、どんなプランなのか。「まずは東京湾で生き物の生息場を造成して、新鮮な魚介類をたくさん取れるようにします。干潟や浅場を造成したり、護岸改修したり、“生き物のゆりかご”といわれる海藻アマモの移植をしていく。こうして東京湾を再生し、江戸前ブランドの再興を目指したいと考えています。それぞれ強みのある企業を募集し、協力を働きかけていきます」(港湾局海洋・環境課)
参加企業が決まるのはこれからだが、関連業種は多岐にわたる。「東京湾再生ほどのビッグプロジェクトとなれば、参加企業の裾野は広い。少なくとも数十兆円規模の経済効果が見込まれるはずです」と、株式評論家の倉多慎之助氏がこう言う。
「海域の環境改善には水と土の浄化が必須です。そう考えると、水処理最大手の栗田工業、ポンプの総合メーカーの荏原、酉島製作所、水中ポンプのシェアトップ鶴見製作所あたりが狙い目でしょう。土壌改良はノウハウを持つクボタが強いと思う。また、干潟や浅瀬をつくるとしたら、羽田空港跡地の臨海部や湾岸エリアが有力になりそうです。羽田周辺に土地を持っているJFEホールディングスや味の素、日本空港ビルデング、豊洲なら太平洋セメント、IHI、三菱製鋼あたりです」
干潟造成や護岸改修では、海洋土木に強みを持つ東亜建設、東洋建設、五洋建設が狙い目。水産関連では日本水産、ニチレイ、マルハニチロ、ホウスイ、中央魚類、東都水産、豊田通商が注目されている。
「国交省のプランでは東京湾再生がどうなるか、具体的なイメージがまだ伝わってきません。しかし、何も具体的に決まっていないからこそ、投資家がそれぞれシナリオを作り、期待がどんどん膨らむ。それがマーケットというものです」(櫻井英明氏=前出)
面白くなってきそうだ。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。