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http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20130826/inv1308261820001-n1.htm
2013.08.26
投資家が注目する革新的企業はどこか。米国の経済誌「フォーブス」が、こんなテーマで世界のトップ100社を選んだランキングが話題を集めている。米国のITベンチャーが1位を獲得したり、世界のスマートフォン市場を席巻する「iPhone」の「アップル」が下位に沈んだり。意外な顔触れの中で、日本の有名IT企業がトップ10入りを果たした。気になる中身は−。
同誌が発表したのは「世界で最も革新的な企業」と題したランキング。投資家が、企業の提供するサービスや製品の革新性に基づき、将来の株価上昇がどれぐらい期待できるかを示す「イノベーション・プレミアム」という独自の指標に基づき算出した。
栄えある1位は、米国に本社を置く「セールスフォース・ドットコム」なる企業。1999年に設立されたベンチャーで「顧客管理など企業に必要な業務アプリケーションをインターネットを通して提供している」(同社日本法人の広報)という。
日本ではなじみが薄いものの、3年連続トップの投資家注目の1社。世界的に有名な「アップル」が79位にとどまったことからすると、知名度よりは将来性の期待値の順位という色彩が濃い。
日本企業として唯一トップ10に入ったのが、ネットショッピングモール「楽天市場」などを運営するITサービス大手の楽天(東京都品川区)。世界的コーヒーチェーン「スターバックス」(19位)をしのぎ、9位に食い込んだ。
これに同社の三木谷浩史社長(48)も気をよくしたようで、ランクが発表された直後の20日、「ツイッター」に「楽天がForbesの『世界の革新的企業トップ100』で9位に選ばれ、日本企業では唯一のトップ10入りとなりました。Innovativeということで評価されたのは嬉しいですね」と喜びのコメントを投稿した。
このほか、14位に入った衛生用品の大手化学メーカー、ユニ・チャーム(港区)など日本企業は計11社がランク入り。中国からはアジア最大の検索エンジンを運営する「バイドゥ(百度)」(6位)など計5社が顔を連ね、韓国企業は1社も入らなかった。
このランクについてビジネス誌、月刊「BOSS」編集長の関慎夫氏は、「ざっと見た感じでは、企業の実体より、株価が高い順に並んでいるとも言える。よく言えば、投資家が企業の将来性をかって評価した結果ともうかがえるが、革新的というより、株価をより意識したランクというのが印象。楽天のトップ10入りは、同社が展開する巨大なショッピングモールが世界的に珍しいことと、社内公用語を英語にするなど外国人が注目するようなことも関係しているのでは」。
外国人に注目されるような企業活動に取り組めば、来年のランクに飛び込めるかもしれない。
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