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【TPP交渉】米国の要望通りに「年内妥結」を明記!自民党議員「情報なく議論できぬ」 今頃になって、秘密保持契約の存在を意識!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-741.html
2013/08/22 Thu. 20:43:56 真実を探すブログ
自民党の連中はパフォーマンスなのか、本当に無知なのか、判別が難しいところです。自民党議員らは今頃になって、「TPPの情報がなく、これでは議論ができない」などと言い出しています。事前協議で秘密保持契約を結んだことや、今まで何度も国会でTPPの守秘性に関する質問を受けていたことを、彼らは忘れてしまったのでしょうか?
まさか、彼らの口からこのような言葉が出てくるとは思いませんでした。もしかすると、本当に何も考えずに、「アメリカのご機嫌取りさえできれば良い」とか考えていたのかもしれません・・・。
それが事実だとするのならば、そんな連中がこの国の上に立っていることが悲劇です。
☆自民TPP慎重派、嘆き 「情報なく議論できぬ」
URL http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130821/stt13082107060002-n1.htm
引用:
日本が交渉に参加した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で、交渉過程に関与できない自民党議員に無力感が漂っている。20日の慎重派議員の会合では、情報が不十分だとの不満が噴出。昨年の衆院選と先の参院選で主要農産品の関税維持などの「国益を守る」と訴えて当選した議員が多いだけに、有権者との板挟みの苦悩もあるようだ。(酒井充)
約50人が出席して20日に党本部で開かれた「TPP交渉における国益を守り抜く会」(森山裕会長)の会合。最大の焦点は、交渉内容の開示だった。交渉参加国は、交渉内容を明かさない秘密保持契約を結んでいる。日本も例外ではなく、「情報がない中で議論しろというのか。ガス抜きにもならない」(上杉光弘元自治相)などの怒りや嘆きの声が相次いだ。
自民党は石破茂幹事長をTPP問題の「窓口役」として対応を一元化している。だが、会合では細田博之幹事長代行までもが「石破氏が一括して判断するといっても、簡単にはいかない」と発言。政府側は関税撤廃を求める品目リストなどについて「甘利明TPP担当相の指示を受けて作成している」と出席議員に理解を求めたが、「守るべき国益とは何か」との「そもそも論」まで飛び出し、迷走した。
:引用終了
しかも、彼らはアメリカの要望に答える形で、共同声明案に「年内妥結」を明記。何だかんだ言って、交渉を先送りにしていた民主党と比べると雲泥の差ですね(苦笑)。
このままでは今年中にTPPが締結されてしまいそうな勢いです。
自民党の掲げている「TPP交渉で国益を勝ち取る」って、現時点で日本は何を勝ち取ったのですか?
車ですか?
保険ですか?
農業ですか?
いずれも日本側が事前協議でアメリカ側に全部妥協しています。これで勝ち取るとか本当にお笑い種ですね。この状態でこれを締結するのならば、私も本気で怒りますよ。
☆TPP「年内妥結」明記へ 閣僚声明、米が強く要請
URL http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS22007_S3A820C1MM0000/?dg=1
引用:
【バンダルスリブガワン=羽田野主】日本が初めて本格参加する環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が22日午前、ブルネイの首都バンダルスリブガワンで始まった。日本や米国など12カ国は閣僚会合を開催。年内決着を目指す米国の強い要請を受け、23日に発表する共同声明に「年内妥結」に向けた強い決意を盛り込む。ただ、関税分野などは利害対立が激しく、年内決着への道筋は不透明感が強い。
米国は10月の首脳級会談でTPP交渉を大筋合意し、12月までに妥結する段取りを描く。米オバマ政権は来年秋に中間選挙を控えており、TPP交渉の妥結を成果としてアピールしたい考えだ。
ところが関税のほか知的財産権の保護を巡る交渉は遅れが目立っており、年内妥結は厳しいとの見方が多い。米通商代表部(USTR)のフロマン代表は22、23日に参加国の担当相と個別に会談し、交渉の加速を働きかける。日本からは甘利明経済財政・再生相が出席しており、ブルネイ、マレーシア、メキシコの担当相と会談し、連携を強化したい考え。
:引用終了
☆TPP事前協議 米国要求“丸のみ”自動車・保険などで合意 首相発表
URL http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-04-13/2013041301_01_1.html
引用:
安倍首相は、「TPPは経済的メリットに加え、同盟国の米国をはじめ、自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を共有する国々とのルールづくりであり、安全保障上の大きな意義がある」と述べました。
合意ではアメリカ側が求めていた課題に日本が譲歩した形となりました。自動車分野では、アメリカの関税撤廃を最大限、後ろ倒しすることで合意。また、TPP交渉と並行して日米間で別に交渉し、自動車の流通制度や安全基準、補助金制度などについて協議すると明記しました。さらに、保険や食品の安全基準などといった非関税措置についても、TPP交渉と並行して日米間で取り組むとしました。
そのうえで、日本には一定の農産品、アメリカには一定の工業製品といった配慮すべき品目が両国にあることを認識しながら、TPPのルールづくりをすすめることなどを盛り込みました。
日本がTPPの交渉に参加するためには、すでに交渉に参加している11カ国の同意が必要で政府は、まだ同意を表明していないカナダ、オーストラリア、ニュージーランドとの事前協議をいそぐことにしています。
:引用終了
☆TPPに向け米に配慮 日本郵政・アフラック提携発表
URL http://www.asahi.com/business/update/0727/TKY201307260518.html
引用:
【永島学、藤田知也】日本郵政と米保険大手アメリカンファミリー生命保険(アフラック)は26日、がん保険事業の提携を強化すると発表した。日本が環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に参加したのを受け、日本郵政の保険事業に難色を示す米国への配慮がにじむ。
日本郵政の西室泰三社長は記者会見で「がん保険で一番実績のあるアフラックとの関係強化で、企業価値の向上が望める」と強調した。壇上にはアフラックのチャールズ・レイク日本代表らも並んだ。
そのレイク氏は在日米国商工会議所名誉会頭をつとめ、日本郵政には「宿敵」だった。
:引用終了
安倍政権はアフラックとの締結に反対をしていた郵政の坂篤郎元社長を更迭して、強引にアフラックと郵政の締結をさせてしまいました。また、かんぽ生命の新事業にも停止指示を出しましたが、いずれもTPP参加を見越して動いているのが分かります。
つまり、自民党はTPPに参加してから日本の制度を変えるのではなく、TPPに入る前から事前に日本の制度や環境をTPP協定に適応した形に変化させようとしているのです。
自民党議員が「TPP交渉を抜けることもあり得る」とか言っていますが、その裏にはTPPを抜けたとしても、結局はアメリカの思惑通りになるような構造が作られています。
これを仕組んだのは自民党なんかではなく、オバマ大統領や多国籍企業のお偉いさんでしょう。本当に彼らの策略にはスキがなくて驚かされます。
☆TPP検証『ISD条項』
http://www.youtube.com/watch?v=Ygw9_eTlAjw
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