http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4517690.html
2013年08月16日　NEVADAブログ

インド通貨ルピーが１６日、再び過去最安値を更新し、初めて１ドル＝62ルピー台に下落しています。
５月からすでに１５％の急落を演じており、既報の中央銀行の対策も一向に機能せず、このままいけば、インド・ルピーは意図しない下落、即ち、暴落する事態に発展しかねません。

インドは輸入インフレが進んでおり、すでにＣＰＩは５％を超えており、ルピー安が進めば、更に物価上昇に拍車がかかり、これが国債売りを招きます。

現在、インド１０年債利回りは８．６３％にまで上昇してきており、このまま上昇すれば経済が破たんしていますギリシャの１０％と並ぶか超えていきます。

インド中央銀行が出来る手段が限られている今、投機筋ではなく、インド人自身がインドルピーを見切ってルピー売りを出しており、あとはルピーとドルとの交換を全面的に停止するか、１０％、２０％の為替課税を課すしかありません。

インドが外貨準備高をすべて失う前に、中央銀行がどのような対応を打ち出すか金融市場では緊張が高まっており、事の成り行き次第ではインド・ルピー危機は、次の金融危機の引き金になりかねません。

コメント
01. 2013年8月17日 10:11:42 : ZE5ukFsdfQ インドに工場建てればいいんじゃね

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