http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/775.html
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※東京商工リサーチ調べ。単位は万円。千円単位は切り捨て。3月期決算の上場企業2375社から上位50位を抽出。変則決算は除く。有価証券報告書ベース
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130816/ecn1308161810009-n1.htm
2013.08.16
サラリーマンなら他人の給与がどのくらいなのか誰しも気になるだろう。そんな観点から、企業の平均年間給与に着目し、ランク付けした興味深い調査が出た。トップはゲームソフト業界の雄で2000万円寸前の水準。業種では商社や金融、放送が多く、ランク上位には業界の大手企業が顔を連ねた。うらやましいと思うか、それともオレも頑張れば…と奮起するか。就職活動中の学生も要注目の給与ランクベスト50−。
「上場企業の平均年間給与」をまとめたのは大手信用調査機関の東京商工リサーチ。3月期決算の上場2375社を対象に、有価証券報告書の「従業員の状況」から平均年間給与を抽出し、ランキングにした。
堂々の1位はゲームソフトなどエンターテインメント・コンテンツ事業を展開するスクウェア・エニックス・ホールディングスの1925万円。2000万円に手が届く水準で、次いで日本テレビホールディングスの1491万円が続いている。
上位50社では、野村ホールディングスなどの金融をはじめ保険、放送がそれぞれ9社、三菱商事を筆頭にした商社が7社、三井不動産など不動産が3社を数え、傾向として業界大手がほぼ独占。事業会社を統括する持ち株会社も多い。
「持ち株会社は傘下の事業会社と違い、総じて社員の平均年齢が高く、人数も少ないため、平均給与が高くなる傾向がある」(商工リサーチ)という。また、建設、小売で1000万円以上の企業は1社もなく、業種間でまだら模様が目立った。
個別企業で興味深いのは13位のアクセルで、上場製造業(1149社)のトップに。同社はパチンコ、パチスロ機向けの液晶画面などに強いLSI製造会社で、13年の売上高は前年と比べて倍増の167億円。当期純利益は約3倍の20億円を計上した。
「パチンコなどの遊技機向け(LSI製品の)販売が非常に好調だったのが要因。製造業では、三菱ケミカルホールディングスが3年連続首位だったが、初めて抜いた」(商工リサーチ)。12年の年間平均給与は963万円だったが、その好調な業績を反映して13年は32%増の1272万円まで跳ね上がった。
商工リサーチによると、上場2375社の平均は598万円で前年比で1万円増。ただ、伸び率は0・1%で鈍化した。同社では「アベノミクスの好影響を完全には受けていない中での給与実績で、円安ドル高が本格的に業績に反映されるのは14年になるとみられる。来年の調査では、建設業のほか、輸出関連の製造業が上位に飛び込んでくる可能性はある」と話している。
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