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NISA(少額投資非課税制度)のわな
多分、現実にはいろいろな動きがあり、次に述べるような単純なことではないと思う。しかし、来年1月から始まる100万円までの非課税株投資枠はどうも大規模な罠のように見えて仕方がない。そう考える理由を述べる。
1.NISAの特徴は次のようなもの。100万円までの非課税株取引ができるが他の所得との損益通算ができない。つまり、仮にNISAで損をしても他の所得から損をした分を減らすことができない。既に持っている株をNISA口座へ移すことはできない。購入後5年を超える保有はできない。
2.311の大地震の影響を考えると日本はほぼ間違えなく次のような経過を今後辿るはず。数年以内に首都圏かまたは東北、または房総沖などでかなり大きな地震。10年以内には南海、東南海、東海地震。福島第一原発事故の影響が顕在化するのは今後1年から2年ぐらいのはずで、甲状腺がんだけでなく、白血病や心筋梗塞なども頻発するはず。なぜなら、これは、毎日一定のベクレル量のセシウム137をとっていた場合、だいたい2年ほどで平衡状態になり、その後症状が顕在化するはず。
3.来年多くの一般市民がNISAを開始すると、それだけで買い圧力が働き値上がりする。多分、この時、外資も一緒になって買い上げ、ゆっくりと数年かけて値上がり幅をある程度大きなものにするはず。こういったある程度長期間続く上げ相場を見て多くの一般市民がNISAをやり始める。この時、外資は株を買った値段で売る。この時、この取引では利益も損失も外資はない。大地震の事前予測は現実には数週間、または数日の単位である程度できるので、その時に外資が大規模にカラ売りを仕掛ける。カラ売りが大規模に行われた結果、株価は半値ぐらいまで下がり、多くの一般投資家も売却に走る。そこへ実際に大地震が起こり、本格的な株価下落が始まる。カラ売りした外資は大幅値下がりした株を買い戻して借りた株を返し、値下がりした分がほぼそのまま儲けとなり、しかも今後値上がりする見込みのない日本株をすべて手放すことができる。大地震が起こらなくても、癌の多発を報じるマスコミ記事でもいい。
4.日本人投資家としては多分カラ売りされたときに対抗手段がない。現実に大地震が起こったり、癌の多発と言うことが起こっているのだから株が下がって当たり前。
5.一般投資家がいくらNISAで損失を出そうが損益通算ができないので他の税金は減少しない。また、保有期間の5年制限と言うものがあるので、値下がりした株をずっと持っていることもできず、一度株価が落ちるとその後、ずっと売り相場が持続し、株価の低位安定状態となってしまう。
6.ひょっとしたら、外資だけでなく、大企業や大手銀行もNISA投資をしている人たちに株を売りつけることを狙う可能性が強い。
7.TPPとの絡みがどうなるかはよく分からない。生保や年金基金、郵貯などは大損をするはずで、TPP関連で問題となるのは郵貯や年金基金などの行方のはず。
参考記事
動き出すNISA 非課税の恩恵逃さない基礎知識
http://www.nikkei.com/money/investment/mandi.aspx?g=DGXZZO5668672027062013000000
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