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2013年08月15日 NEVADAブログ
インドの資金繰りが危機的水準に陥り始めており、いつ危機が発生しても不思議ではない状況になっています。
外貨準備高 2700億ドル
債務支払い額 1720億ドル
*8ヶ月以内の支払い分
この2700億ドルはインドの7ヶ月分の輸入代金分しかなく、しかも半分以上の1700億ドルは対外支払いに使うことになっており、インドはあと3ヶ月もすれば、輸入代金が枯渇し、輸入出来ない状態に陥ります。
これもあり、インド中央銀行は、現金準備率(CRR)を引き下げすることを検討していますが、今や過去最低の4%になっており、これ以上の引き下げは危険とも言われています。
また法定流動性比率は23%となっており、これを引き下げるということは、国債市場を直撃することになり、インドの10年債利回りが10%を超えてギリシャ並みになることもあり得ます。
このような中、インドの資産家がイギリスに資産疎開させているとも言われており、インド政府は外貨取引規制に
乗り出すのは避けられません。
世界の目はインドを見ていませんが、インドの金融危機はすぐすこまで来ています。
また、エジプトの外貨準備高も輸入代金3ヶ月分を下回っていますが、実際にはもはや2ヶ月分を切っているとも言われており、国家破産が目前になっています。
ここで大規模な暴動が発生しており、IMFも支援が出来ない状態になりつつあり、エジプトが無政府状態に陥り、内乱に陥れば、スエズ運河も利用できない状況になり、世界経済に打撃を与えることになります。
エジプト軍が動けば、更に流血となりますが、国にお金がない以上、どうしようもありません。
インド、エジプト情勢から目を離すべきではありません。
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