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2013年08月11日 NEVADAブログ
ミャンマーで通信インフラ事業に続き、今度は空港事業でも日本が敗退しており、ミャンマーのしたたかぶりが明らかになっています。
今回、ミャンマーで3空港の新設・拡張事業入札がありましたが、最大の目玉(金額ベース)であったヤンゴン圏の2空港は韓国・中国が落札s、日本勢はわずか60億円で僅か利用者57万人規模のマンダレー空港の改修工事と30年間の空港運営事業を請け負うという、一年にならせば2億円余りの「おこぼれ」にあずかっただけでした。
メインの入札では、新設の2,000億円規模の「ハンタワディ国際空港」事業が韓国勢、ヤンゴン国際空港は中国・地元企業連合が受注しています。
これがミャンマーの実体です。
日本のマスコミでは、ミャンマー、ミャンマーと騒いでいますが、中国・韓国勢に完全に負けている事実をもっと日本は認識する必要があります。
もっとも日本の空港と海外の空港を比較すれば、誰も日本の空港を採用・参考にしようと思わないのも当然であり、日本の空港、中でも羽田空港、成田空港、中部国際空港、関西国際空港を見れば、誰でも「採用したくない」と思って当然です。
世界で最も機能的に作られていると言われている空港は「仁川空港」と「香港国際空港」と言われており、実際、香港は最高の使い勝手を誇っています。
(仁川空港は利用したことがありませんが、乗換の便利さ等はかなり良いとも言われています)
アメリカでもシカゴは最高の便利さとなっており、ドバイも物凄い利用しやすい空港ですが、日本はどこを取りましても、完全に世界水準から遅れています。
なぜなら、各大企業の幹部・政府・議員は、このような実態を知らないからです。
彼らは、超VIP待遇で我々一般人とは別の出入り口から送り迎えしてもらえるからです。
一般国民がどのような不便な形であろうが、超VIPは全く関係ない出入り口を使い、エスコート付であり、何も知らないのです。
これでは日本は世界から取り残されるのもわかります。
では超VIPとは?
今度、飛行機を降りた際、早く降りていけば、飛行機を降りてすぐ航空会社の係員が待っており、そそくさと係員と階段を下りていく「超VIP」を見つけることが出来ます。
国会議員であったり、楽天社長であったり、航空会社のVIP担当の社員がにこにこして待っています。
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