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東のコリアンタウン、新大久保。かつての勢いはどこに…
韓流ブーム、終焉か!新大久保、売り上げ激減 「一通り出尽くし飽きられた」
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130810/dms1308101502008-n1.htm
2013.08.10 夕刊フジ
日韓関係が急速に冷え込んでいる。安倍晋三首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談はいまだ実現せず、米国での慰安婦像設置問題やサッカー代表戦での韓国サポーターによる反日パフォーマンスなど、対立の火に油を注ぐ事態も起きた。そんな背景から都内屈指の「韓流の街」、新大久保(新宿区)も大揺れ。過激な嫌韓デモも悪影響し、ブームも陰る。猛暑の中、すきま風が吹くコリアンタウンを歩いた。
「韓国コスメ、いかがですか〜?」
うだるような暑さに見舞われた8月の平日午後。JR新大久保駅前には行き交う女性客に呼びかける店員の声が響いていた。大久保通り沿いに建つ店の軒先には、ハングルと韓国人スターの笑顔が躍る。
喧噪の中、主婦3人組がウインドーショッピングを楽しんでいた。
「月に1回は来ている。韓国料理店でランチを食べてコスメを物色するのがいつものパターン」と笑うのは、豊島区在住の主婦(38)。
韓国の6人組アイドルグループ、2PMのファンでコンサートにもよく出かけるという。
韓流スターのブロマイドや、イケメン韓国人男性が接客してくれる喫茶店などが居並ぶ「イケメン通り」と呼ばれる職安通りに抜ける小径には、今もこうした韓流ファンの女性たちが集まる。
「この1年以内に開店した店も多い」(地元関係者)といい、一見、にぎわいを失っていないように見える。
だが、実情は違う。
「去年から客足はガクンと減った。売り上げは、ピーク時の3分の1にまで落ち込んだよ」
こうぼやくのは、新大久保で20年以上焼き肉店を営んでいる女性店主(58)だ。
別の店主も「新しい店が次から次にできるけど、どこも1年もたない。去年まではこの通りに平日でも人があふれかえっていたもんだけどね」とその惨状を嘆く。
この地で事業を営む韓国人経営者たちが客足が遠のいた原因として一様に挙げるのが、昨年8月の韓国・李明博前大統領による竹島訪問と天皇陛下への謝罪要求発言だ。
今も続く週末ごとの「ヘイトスピーチ」と呼ばれる嫌韓デモが、そこにさらなる打撃を加えた。
「今は少し収まってきたけど、一時は本当にひどかった。日本人の女性客に対して『韓流ババア』と罵詈雑言を吐いたり、面と向かって『売春婦』『ゴキブリ』とののしったり。あれでかなり多くのお客さんを失った」(先の店主)
ただ、いくら嫌がらせを受けても閑古鳥が鳴いても、新大久保が在日韓国人たちのよりどころであることに変わりはない。
地元の不動産業者は、「今でもこの周辺に部屋を借りに来る韓国人は多い。半年から1年の短い期間でアルバイトをして母国に帰る若者も目立つ」と話す。
新大久保の韓国料理店でアルバイトをしながら語学学校に通う来日1年目のキム・チョンギュさん(19)もその1人。反日ムードが広がる母国の現状について、キムさんは「韓国人の中には、日本が嫌いという人も確かにいる。でも、彼らは周りに流されているだけのような気がする。日本から学ぶことも多い」と語った。
一時のブームが去り、曲がり角に立っている新大久保。経済政策で朴政権と安倍政権が対立を深めているうえ、米カリフォルニア州グレンデール市での慰安婦像設置など歴史問題でのしこりも再燃している。
今後も厳しい状況が続きそうだが、「韓流の街」が迎える苦境を外部要因にばかり求めるべきではないとの声もある。
新大久保を見続け『新大久保コリアンタウンガイド』(晩聲社)の監修も務めたイベントプロデューサーの佐野良一氏は、「商売する人たちの自助努力が足りなかった面もある。韓国料理に韓流スターに韓国エステ。代わり映えがしない店ばかり。結局、一通り出尽くして消費者に飽きられたということ。すでに去年の夏前から韓流ブームに陰りも見えていた。遅かれ早かれ街は、生まれ変わるべき時に来ていた」とみる。
街はどう変わっていくか。
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