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◆経営陣に「ノー」を突きつけた実績も
米投資ファンドのドッチ・アンド・コックス(本社カリフォルニア州)が、パナソニック株の発行済み株式5・04%を保有していた。今月5日に提出された大量保有報告書で分かった。
「ソニー株を約7%持つヘッジファンドの米サード・ポイントが、ソニーの経営に口を挟み世間を騒がせています。それだけにパナソニックも心配です。いまは何も言ってきていないようですが、先のことは分かりませんからね」(電機業界関係者)
ドッチ・アンド・コックス――。耳慣れないファンド名だが、日本株への投資は熱心だ。今年だけで、ブラザー工業7・10%、日本電産5・06%、三菱電機5・02%を買っている。それ以外にもヤマハ発動機8・96%、日本特殊鋼7・49%など、大株主として君臨している(いずれも大量保有報告書ベース)。
ドッチ社は1930年の設立。複数の投資家から資金を集めて運用するミューチュアル・ファンドで、米国や日本、新興国の株式などに投資している。日本株を含む「国際株式ファンド」の運用資産は約4兆円(12年末)だ。
「ドッチはソニーや京セラ、日立製作所にも投資実績はありますが、物言うファンドではありません。パナソニックも純投資だと思う」(市場関係者)
ただ、08年のアデランスの株主総会では、2位株主(約10%保有)として、筆頭株主のスティール・パートナーズ(約26%保有)と組んで、会社側が提案した経営陣の再任に反対した。いざとなれば「ノー」を突きつけるのだ。
株式評論家の杉村富生氏が言う。
「今年に入り、外資系は9兆3000億円を買い越しています。ヘッジファンドや“物言うファンド”も含まれます。彼らはリーマン・ショックの後遺症から立ち直りつつあります。牙をむく危険性が高まっています」
日本企業はハゲタカの餌食になりかねない。
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