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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE97604Q20130807
2013年 08月 7日 15:44 JST
[東京 7日 ロイター] - 7日の東京市場は午後に株安・円高が進み、日経平均.N225は前日比576.12円安の1万3824円94銭まで売り込まれて取引を終えた。ドル/円も一時、97円を割り込んだ。短期筋主体の動きとみられているが、株安と円高の連鎖を懸念する声も浮上している。
株式市場では、午後の取引が進むにつれて下げ幅が拡大した。先物に処分売りが加速し、裁定解消売りを誘っていたという。市場では「日銀ETF(指数連動型投信)買いなどをきっかけに後場リバウンドするとみていた短期筋が、先物に投げ売りを出している。円高を理由にしているが、特段の悪材料があるわけでもない。レンジ内での日柄調整だろう」(東海東京証券・マーケットアナリスト、鈴木誠一氏)との声が出ている。
一方、外為市場では午後3時過ぎに一時、96.98円まで下落し、6月25日以来6週間ぶりの安値を付けた
日経平均が前営業日比4%安と大幅に下落して引け、短期筋の売りが活発化した。この日、一部の短期筋は日本株ロング/円ショートのポジションを手仕舞う動きを見せている。
また、アルゴリズム取引でも、株安によってドル売り/円買いが自動的に発注されているという。
夏休みでファンド勢の参加も通常の6割程度とされる薄商いの中で、ドルは下げ幅を拡大していった。
市場の一部では、株安と円高の連鎖が継続するリスクを指摘する声も出ていた。
円債市場でも株安・円高を材料にマネーフローが展開された。国債先物中心限月9月限は前日比36銭高の144円02銭と反発して取引を終了。現物市場は、先物高を受けて中長期ゾーンを中心に買いが入った。10年最長期国債利回り(長期金利)は、同3bp低い0.750%と5月13日以来約3カ月ぶりの水準に低下した。
日銀が実施した国債買い入れの対象年限が、残存1年以下、1年超3年以下、3年超5年以下となり、5年超10年以下を想定していた市場参加者から一時的に失望売りを誘った。
だが、好需給を背景に下値が限られ、再び買い戻し圧力が強まる場面もあった。先物9月限は一時144円04銭と5月10日以来約3カ月ぶりの水準まで買われた。
ただ、高値警戒感から午後にかけて取引手控えムードが広がった。先物9月限の出来高は1兆9797億円と3営業日連続の2兆円割れとなった。
(ロイターニュース 田巻 一彦)
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