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[引用]http://okada.ldblog.jp/archives/26670302.html
2013.4.13 岡田高明の中国ビジネス最前線:中国における金型の相場
日本の会社の皆さんは、プラスチック成形とかダイカストとか板金物の金型を中国から調達していますか。まだなら早く切り替えた方がいいと思います。かっては中国の金型は精度が出ないとか、持ちが悪いとか、いろいろと言われましたが、今はほとんど問題ありません。ほとんどという意味は、超精密な金型は日本製であれ中国製であれ「メンテナンス技術」がポイントになります。これを中国に任せてしまうと問題になる可能性があります。
要はどんなことであれ任せっきりにしないことです。
中国の金型を採用する目的は何と言ってもコストメリットです。だいたいどんな金型でも日本の価格の1/5から1/3の値段が相場ではないかと思います。これはあくまでも民営企業の相場で、日系企業の場合はかなり高くなります。下手をすると日本で作るのとあまり変わらない場合もあります。
例えば解りやすく100トンクラスの機械ですと、プラスチック成形の場合80万円前後、板金物の順送金型の場合100万円前後、アルミダイカストの場合30万円前後というのが1つの判断基準かと考えます。
したがって上記の金額と大きく離れていた場合は合見積をとった方がいいと思います。逆に極端に安いのも心配で、その場合は工場に足を運んで実際に安心できる状態なのかをチェックした方がいいと思います。日本の値段の1/10ぐらいの金型なんてザラにあります。
いずれにしましても、金型を日本で作るのは時代遅れです。納期も全く問題ありません。要は金型屋を見抜く力だけです。
以上述べたことは、中国の金型屋さんにその製品独特の設計ノウハウが正しく伝授されていることが前提ですので、くれぐれも間違いのないようにお願いします。
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