★阿修羅♪ > 経世済民81 > 564.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
〈経済裏読み〉 サムスン“凋落”の予兆… 韓国経済直撃、「デフォルト」の恐怖 (産経新聞) 
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/564.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 06 日 13:53:00: igsppGRN/E9PQ
 

               絶好調のサムスンだが、変調の兆しも…


【経済裏読み】サムスン“凋落”の予兆… 韓国経済直撃、「デフォルト」の恐怖
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130806/wec13080607000000-n1.htm
2013.8.6 07:00  産経新聞


 パナソニックやシャープなど日本の家電メーカーを蹴散らし、快進撃を続けてきた韓国サムスン電子に暗雲が立ちこめ始めた。今年4〜6月連結業績は過去最高を更新したものの、市場予測を下回る結果に。深刻なのは営業利益の約3分2を稼ぎ出す携帯端末部門が前期比3・5%減と失速していることだ。サムスンは韓国の国内総生産(GDP)、輸出総額ともに2割超を占めるだけに、その成長神話が崩壊すれば、韓国全体に及ぼすマイナス影響は計り知れない。

■力不足の新モデル「ギャラクシーS4」

 大阪・難波。携帯電話ショップの女性店員は「人気はありますが、爆発力には欠けますね。米アップルのiPhone(アイフォーン)に対抗するにはちょっと…」と打ち明ける。

 力不足と評されたのはサムスン電子のスマートフォン(高機能携帯電話)新モデル「ギャラクシーS4」。発売以来、世界中で話題を集めるスマホではあるが、「派手な宣伝費との費用対効果を考えると、伸びは予想を下回る」(業界関係者)と指摘され、これがサムスン凋落(ちょうらく)の予兆なのではといわれている理由のひとつだ。

 韓国では輸出にブレーキをかけていたウォン高が一服したものの、韓国企業の4〜6月業績はさまざまな要因で製造業を中心に減益決算が相次いだ。しかし、その中でも好決算をたたき出したのがサムスンだ。

 7月26日に発表された4〜6月決算によると、連結売上高は前年同期比21%増の57兆4600億ウォン(約5兆1200億円)、本業のもうけを示す営業利益は同48%増の9兆5300億ウォン(約8500億円)と、いずれも過去最高を更新した。

 数字だけを見ると、好調そのものだが、実はやや違う。ブルームバーグによると、最終利益はアナリスト24人の予想平均を下回ったという。また、営業利益についても市場予測の平均を下回っている。

■衝撃が走った携帯部門の減益

 その要因は、利益全体の約3分の2を占めるといわれる“稼ぎ頭”の携帯端末部門が予想外に低調だったことだ。ロイターによると、携帯端末部門の営業利益は前年同期に比べ52%増加したが、前期から3・5%減少したという。スマホの新モデル「ギャラクシーS4」を発売したばかりで、しかもスマホ市場は右肩上がりを続けているのにもかかわらず、前期比マイナスに陥った衝撃は決して小さくない。

■浮き沈みの激しいデジタル家電

 携帯端末部門の営業減益を受け、株価も軟調に推移しており、わが世の春を謳歌(おうか)してきたサムスン帝国にわずかながらも変調の兆しがあるのは間違いない。

 家電業界に詳しい関係者は「サムスンは半導体や液晶など主な収益源だった時代があり、そこからスマホに移ってきた。時代の流れとともに、ビジネスの内容を柔軟に変えられるのがサムスンの強みでしょう」と説明する。

 その上で「サムスンの資金、人材、開発力は相当なもので、携帯端末部門のわずかな減益で経営が傾くことはないだろう。ただ、エレクトロニクス業界ほど商品寿命が短く、浮き沈みの激しい産業はない。典型がシャープやパナソニックであり、方向性を見誤れば、サムスンといえども厳しい状況に追い込まれる可能性はゼロではない」と指摘する。

 輸出産業が経済を牽引(けんいん)する韓国は、昨年来のウォン高がここにきて一服。韓国銀行(中央銀行)が7月25日に発表した4〜6月期のGDPは実質で前期比1・1%増と9四半期ぶりに1%台を回復した。

■朴政権を揺るがすサムスンの業績

 景気が上向きつつある中で、サムスンが減速すれば韓国経済を揺るがすことにもなりかねない。というのも、サムスンの売上高は韓国全体のGDP、輸出総額のそれぞれ2割強を占めているためだ。

 しかも、韓国政府はサムスンや現代自動車など財閥系の大企業を重視する姿勢を続けており、国民の不満は根強い。なかでもサムスンの多角化経営は、個人経営の小売店や中小企業の収益を圧迫しており、その傲慢(ごうまん)ともいえる企業風土とも合わさり、韓国では「最も嫌われている企業」ともいわれている。

 ようやく経済に明るい兆しが見え始めた朴槿惠(パク・クネ)政権。そののど元に“傲慢”企業の小さなトゲがひっかかっている。4〜6月決算で浮かび上がった変調をサムスンは事も無げに修正し、快進撃をこのまま続けるのか。それとも急成長してきた収益にブレーキがかかるのか。当面は今秋に発表される7〜9月決算の行方が注目される。(島田耕)


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年8月06日 19:02:02 : KsNV6YEcpQ
サムスンは超大企業であり、韓国はOECDの加盟国である。
日本人は海外の総ての国や企業を助けることはできない。
日本は国内の中小企業や海外の極貧国に目を向け支援すべき。

02. 2013年8月06日 21:09:29 : niiL5nr8dQ
総合商社の眼、これから世界はこう動く
2013年08月06日
第 68 回 円安による『Jカーブ』は現れるのか

日本の貿易実績は依然として貿易赤字が継続しているものの、2012年11月以降の円高是正により、名目上輸出額に持ち直しの兆しが出ているようにみられる。【図表1】

20130806_marubeni_graph1.jpg

季節性を排除するため、前年比で輸出額の推移(伸び率)をみたところ、2013年6月まで4か月連続で前年を上回っており、対ドル名目為替レート(前年比増減)の円安傾向への動きに連動するように輸出額が回復傾向にある。しかし、こまかく見ると輸出額増加はもっぱら価格要因、つまり、円換算による輸出額の嵩上げが寄与している側面が多い。むしろ数量指数は依然前年割れが続いており、実質的に輸出が回復しているとは言い難い状況である。【図表2】

20130806_marubeni_graph2.jpg

一般的に為替が減価すると、貿易不均衡が一時的に拡大するものの、時間の経過とともに不均衡が縮小するという「Jカーブ」が見られると言われている。【図表3】

20130806_marubeni_graph3.jpg

たとえば、輸入価格が外貨建て、輸出価格が円建ての場合、短期的には輸出入の数量・価格は一定であるため、円安によって円表示での輸入総額が増加する。反面、円表示の輸出総額は一定であるため、貿易収支が一時的に悪化する。その後、円安で競争力が上昇したことにより、数量面で輸出が徐々に増加し、輸出総額が増加、貿易収支が改善すると考えられている。実際には【図表4】のとおり、輸出においてもドル建てが過半を占めている。この場合、数量の増加につなげるためには、円安傾向が見られたのちに、円安メリットを圧縮してドル建て値下げを行う事が必要となる。その結果、円安が輸出数量増加につながるには更なるタイムラグが生じ、輸出総額の増加には一層時間を要することになる。

20130806_marubeni_graph4.jpg

冒頭で指摘した通り、現段階では実質で見た輸出の回復、すなわち数量ベースの増加が見られていない状況であるが、今後、為替の減価(円安)による輸出総額の拡大、すなわち「Jカーブ」の出現は期待できるのであろうか。この点を検討するために、輸出数量指数(季節調整済み)と、実質実効為替レート(各国ごとの貿易ウェートとインフレ率を加味した為替レート)を比べたものが【図表5】である。

20130806_marubeni_graph5.jpg

グラフの動きを見ると、過去には、円安への転換から一定期間のラグを持って輸出数量指数が増加に転じたように見られる局面がある。次に、輸出数量指数と実質実効レートの時差相関を調べたものが【図表6】である。これを見ると、9か月為替レートを先行させた場合に両者の相関係数(注1)が最も大きくなっており、為替の変化が輸出量に影響を及ぼすには9か月程度ラグがあると考えることができる。また、他の実証分析では、為替の変動と2〜4四半期のラグや6か月程度のラグを持って輸出数量に影響を与えると分析したものもある。(注2)

20130806_marubeni_graph6.jpg

従って、「数か月のラグを持って輸出数量が増加に転じる」と言いたいところであるが、【図表5】では、近年、為替と輸出数量のラグが薄れているようにも見える。ためしに2008年1月〜2013年6月のデータで相関係数を見ると、為替の輸出数量指数に対する先行性が崩れている。【図表7】この様子をみると、今回の円高是正局面においては、以前のような輸出の持ち直しが期待出来ない可能性もあるだろう。その場合、円高対策のために製造業の海外生産シフトが続いたことや、新興国の成長鈍化により海外需要が減速していること、などの要因が考えられる。

20130806_marubeni_graph7.jpg

今般の円高是正が見られるようになったのは、野田前首相が衆議院の解散を行った2012年11月中旬以降である。当時から7か月近くたっているため、過去の実績などを踏まえると、そろそろ数量ベースでの改善が統計に表れ始め、貿易収支のJカーブが見られてもよいかもしれない。一方で、今後も輸出数量の増加が見られない可能性もあり、その際には、上述のような輸出構造の変化、外部環境の変化について今一度検討してみる必要があるだろう。

(注1)2つの要因についてどれくらい関係が強いかを示す1つの数値データであり、-1〜+1の値を取り、+1に近づくほど「正の相関」が強く、0で「相関なし」、-1に近づくほど「負の相関」が強いことを示す。(注2)
みずほ総研 みずほリサーチ Oct. 2002 『円高はどの程度心配なのか』財務総合政策研究所 Discussion paper series 2011年12月『為替レートのボラティリティと国際貿易』大和総研 経済分析レポート 2013年6月21日『アベノミクスによる円安効果の先行き』

コラム執筆:常峰 健司/丸紅株式会社 丸紅経済研究所
 

 


 


村上尚己「エコノミックレポート」
 
夏枯れ相場だからチャンス?


毎月米雇用統計を終えると、筆者の相場観を月1のペースでお伝えする「月刊マーケットの歩き方」を収録することになっている。いつも頭を悩ませるこの収録だが、米国を中心とした足元の経済状況を把握することは、リスクテイクのタイミングを測る個人投資家にとって必須であり、2009年から継続している。

2013年4月まで、「アベノミクス」をテーマに日本株を中心に「相当な強気」で臨めるという判断をお示した。その後、株価の位置と経済指標の動きを総合的に勘案し、5月と7月(先月)の初旬に「相当な強気」の判断を一段階引き下げた(6月には株価が急落していたので、一時的に「相当強気」に戻した)。

さて、7月9日に14,000円台半ばにあった日経平均株価は、7月末から急落した後、8月になって再び14,000円台に戻ってきた。先月は、「上値追いのリスクは高い」と考え「相当な強気」から「ほどほどの強気」に引き下げたのだが、今月も、先月と同じ判断(上値追いはリスクがあるので、ほどほどの強気)を保つかどうか悩ましい。

詳細は、「マーケットの歩き方」を本日収録するのでご覧いただきたい(8日公表予定)が、世界経済の動向という点で、先月から今月で変わったことがある。まず、米国の7月分の経済指標が揃って改善したことだ。特に、7月時点(6月分の指標)では、米企業の景況感指数の方向がはっきりしなかったが、これらが7月になって大きく改善した(グラフ参照)。

そして、2013年前半まで停滞が続き、世界経済のお荷物である欧州においても、景況感指数(PMI)が改善した(グラフ参照)。企業の売上、利益に連動する景況感改善は単月の動きにとどまる(=ダマシ)かもしれないが、これらの指標が揃って改善している事実は、素直に受け止めた方が良い(データは余り嘘をつかない)。

これらのサーベイ改善は何を意味するか?2013年前半の世界経済は、日本経済だけが孤軍奮闘する格好で高い成長を実現したが、新興国の景気減速などに苦しみ米国、欧州の成長率は低かった。しかし、以上の企業サーベイ指標の動きを素直にみれば(=ダマシでなければ)、2013年下期から米国と欧州では成長率が再び高まりつつある、ということである。

一方、中国やオーストラリアなど、日本以外のアジア地域では景気が持ち直す兆しは依然みられない。そうした足かせが残る中で、本当に7月から米欧で景気が復調しているのか。正直、単月のサーベイの動きは「ダマシかも」と疑いははっきりと晴れない。

ただ、7月から米欧企業の景況感回復が起きている要因として、米欧で緊縮財政の景気押し下げ圧力が和らいでいることが挙げられる。米国では春先から「財政の崖」の一部である、家計への増税や歳出カットが始まったが、それが一服しつつある。

そして欧州ではなお状況は混沌としている。ただ、2012年後半からドイツなどからの南欧諸国への歳出削減を求める政治圧力が弱まり、その効果が2013年半ばになってようやく表れ始めたのかもしれない。実際に、EU地域では失業率の上昇が久しぶりに止まった。

日本国内をみると、最大の懸念材料である消費増税をめぐる議論などは、先月と状況は変わらない。ただ、米欧の経済状況ははっきりと改善方向に転じつつある。夏枯れ相場到来と言われるが、だからこそ、リスクテイクに積極的にトライしたい局面である。


03. 2013年8月06日 21:18:46 : ChuACHfA5I
フィンランドのノキアは今どうなったのですか?
Nokia Theaterという名称はまだ残っているようだけど。

04. 2013年8月06日 22:50:28 : pN7UxStCR6
産経新聞は朝鮮のことより日本の心配が先ではないのか。

05. 2013年8月07日 07:43:08 : 4HTjnjogqA
>サムスンの売上高は韓国全体のGDP、輸出総額のそれぞれ2割強を占めている

サムスン電子の営業利益の7割が携帯事業だから、
サムの携帯事業はサムスン電子ばかりでなく、韓国経済の命運まで握ってるんだろう。
ちなみに白物家電はもう韓国メーカーでも利益は極少ない。

製品は違えど、モノカルチャー経済でございます。
バナナ共和国にならってサムスン共和国と言われる所以だな。


06. 2013年8月07日 18:22:17 : KO4C9oEhYU
ちゅうべいた>04
ご存知なかったですか。産経は朝鮮の新聞社です。もちろんフジも朝鮮TVです。
産経の言う事など放置しておけばよいのです。産経抄を読んでみてください。アメリカマンセーで反吐が出て一日中気分が悪くなります。鵺のような古森の顔を見てください。売国奴達は自然と同じ顔になりますね。実例を上げれば岡崎、岡本、古森、柳井みんな同じ目つきと顔をしている。

07. 趣味は散歩 2013年8月07日 21:13:59 : YjT33zyrWtgYM : 3bHH5I74qM
04>そうですね。サムソンの心配より、ソニー、パナソニック、シャープの方が心配です。
ただ、上手くやってるサムソンのビジネスの秘訣を正しく見て、見習うべきものがあれば、
どんどん取り入れて世界一の家電メーカーは、日本だと、早くそうなってほしいです。そのためには、後、しばらくは、サムソンの研究も必要では。みんなで、サムソンの強みを全部、暴いて、早いとこ次のステージ、Japan as No.1の世界を再現しましょうよ。
日本の電子部品メーカーも巻き込んで、今の状況を1日も早く逆転してほしいです。こういう事に、税金を使ってくれたら、嬉しいのですが、米国国債を買うとかきさされると、本当にガッカリです。

08. 2013年8月08日 02:33:19 : XHwmD3esBc
こういう事で喜んでいる国民見ると批判している韓国と大差はないよね

09. 2013年8月08日 12:48:24 : CJqHRyt2AM
ソニーやパナソニックは心配するだけむだ
ちゅうこっちゃろ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

 次へ  前へ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民81掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民81掲示板
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧