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マスコミが伝えない トヨタの連結業績予想のからくり  
http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/512.html
投稿者 良寛 日時 2013 年 8 月 03 日 12:37:26: Vgi3QvtUnz6pE
 

トヨタは、2014年3月期の連結業績予想として、円安を追い風に大幅に上方修正の発表を行いました。


●トヨタ、営業利益予想を上方修正 エコカー販売増など寄与


http://youtu.be/SPtrDoVhieM


ただ、トヨタの世界規模の決算短信を見ますと、意外な数字が掲載されています。


【販売実績】(4月1日〜6月30日)
日本    525,777台 (−50,893台)
アメリカ   688,656台 (+26,309台)
欧州    192,511台 (−16,336台)
アジア   394,866台 (−23,890台)
その他   430,049台 (+28,106台)
合計  2,231,859台(−36,704台)
 
一年前の同期間と比較しますと、あきらかに販売台数を減らしているのです。


では、生産台数はどうでしょうか?


【生産台数】(4月1日〜6月30日)
日本    1,059,427台 (−45,859台)
アメリカ     484,419台 (+33,696台)
欧州      108,396台 (+ 6,366台)
アジア      473,419台 (+ 3,349台)
その他     128,511台 (+20,458台)
合計    2,254,172台(+18,010台)

と生産台数は増えています。


4−6月期は36,704台減少しているのにもかかわらず、売上・利益とも増えているのです。売れていないという実態があり、経営環境は悪化しているのですが、売上高・利益は増えています。


トヨタサイドからの説明は、「円安」と説明していますが、
もし、円安がなければ、【トヨタ】は販売台数を36,704台減らしていたわけであり、大幅な減益になっていたのです。


一方、【ソニー】の決算では、為替が変動していなければ、いくらになったと明確に情報公開していましたが、【トヨタ】は一切ありません。
計算したければ自分でどうぞ、となっています。


アメリカとその他の地域以外は軒並み販売台数を減らしている中、増産して販売できると判断しているのでしょうが、年率換算で15万台近い販売台数減となっており、ここに増産すればいったいどうなるか?素人でもわかります。


【ソニー】にしろ、【トヨタ】にしろ円安のおかげで利益が急増していますが、製造しましても販売台数を減らしている中、更に【トヨタ】は増産すると発表しており、なぜ?となります。


ちなみに、先進国の経済動向は、GDP数値で比較していますが、世界各地で生産・販売を行っているトヨタのような企業の売上金額は、工場がある国のGDP換算になってしまい、日本国内のGDPには反映されません。(例えば、トヨタアメリカでの売上げは、アメリカのGDPに反映される)。


このような分析は一般マスコミでは一切報じられていませんし、
もっと詳しく企業分析を行うべきではないでしょうか


 

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コメント
 
01. 2013年8月03日 13:52:14 : 7OpGsifAXA
円安に伴い販売台数は増えると想定して生産台数を底上げしているものと思うが、何を根拠に円安なら販売が増えると判断したのか不思議だ。EUの新車販売台数の減少など各個の指標を見れば需要減退は明らかであるが、公式統計は景気回復を示唆している。それに反応して株価は堅調だが、トヨタもまた株価同様、国策に乗って経営判断をしているのか。

02. 2013年8月03日 14:10:45 : nJF6kGWndY

>トヨタの世界規模の決算短信を見ますと、意外な数字

全然以外ではない エコカー補助金の反動と中国を中心とする新興国危機のせいなのは
マスコミ報道を見ていてもわかる


>このような分析は一般マスコミでは一切報じられていません

nevadaレベルの無知だな

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL010PH_R00C13A8000000/
日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日発表した7月の新車販売台数(軽自動車を除く登録車、速報)は前年同月比13.5%減の28万4314台だった。マイナスは3カ月連続。前年同月はエコカー補助金の期間内だったため、低燃費車の需要が伸びた反動が出た。

 自販連は今後の販売動向については「(11月からの)東京モーターショーを控え、各社が新型車を投入することで秋口以降は盛り返す」と分析。「2013年暦年の販売台数は年300万台を超える」と見通した。軽自動車の販売が好調を維持していることもあり、登録車と軽自動車を合計した13年の総販売台数は年500万台前後に達するとの見方も示した。

 車種別では、乗用車が15.5%減の24万9899台だった。このうち、普通乗用車は10.9%減の11万9569台、小型乗用車は19.3%減の13万330台。商用車では普通トラックが14.9%増の1万1814台だった。

 主要ブランド別の販売では、トヨタ(ダイハツ、日野、レクサス除く)が13.7%増の14万2895台、日産自が6.2%減の4万2115台。ホンダは47.4%減の2万4017台だった。

 一方、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した7月の軽自動車販売台数は18万7797台と、前年同月と比べ1.7%増えた。3カ月ぶりにプラスとなり、7月単月では過去最高を記録した。6月に発売した日産自と三菱自の共同開発による軽「デイズ」「eKワゴン」などの売れ行きが好調なことが寄与したという。

 7月の総販売台数は前年同月比8.0%減の47万2111台と、3カ月連続で前年実績を下回った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


03. 2013年8月04日 12:34:02 : N6jK1Ndu1U

「円安を追い風に大幅に上方修正」これは正しい。

業績のトレンドを読みたいのなら、前年同時期の比較だけでなく、

年計も見てください。
 


04. 2013年8月04日 22:33:52 : VdSITYZyfQ
円安で、持ち帰れないでいた利益を円にかえただけじゃないの?

05. 2013年8月05日 16:35:55 : uEQkawjgwU
トヨタの儲けには輸出戻し税がある
輸出戻し税は国内消費税5%分を輸出額から返還するもの
国内生産過程で消費税がかかっているから、(輸出にはかけないから)返還するというもの
下請けには恩恵はないが輸出業者まる儲けのシステム
財源はもちろん税金である


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