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下記、時折、わけのわからんといった
グラフや予測のオンパレードですが、それでもこのブログの筆者は現代の平賀源内では
ありませんが、この方の予測や読みがもしかしたら中長期的には見事命中する、
なんていうこともあるかもしれません。わかる人には何かがちゃんとわかるというか。とは言いましても、あくまでとてもユニークなネタ、考え方といいますか、ご参考までにと紹介させて頂いております。
しかし、良し悪しは別としてもある意味、とても博識といいますか、よくご自分の考えを豊かにこれだけ表現できるだけでもある意味、自分を含めてただ人様の記事を引用した投稿ばかりしている方々よりは凄い面がある、とも言えなくもありません。金剛夜叉
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http://blog.jimrogers-fun.com/Entry/526/
今週の週間ダイヤモンド(2013年8月3日号)にジム・ロジャーズインタビュー記事が掲載されています。
日本経済について短期的な予測と長期的な予測を語っています。
(日本は、)公的債務は天文学的に増える一方で、人口は劇的に減少していく。さらにインフレのリスクが浮上しており、残念ながら壊滅的な状況になると私はみている。
2022年前後にイタリアなどを巻き込む形で私のシナリオは現実のものとなるはずだ。
端緒は日本ではなく、一般的にマイナーな国で起き、連鎖的に世界へ波及していく。
週刊ダイヤモンド 2013年8月3日号
ジムはMACRO経済学を学ぶべき。DR Nobuoの超マクロ展望を参考にしましょう。
サイクル理論は全てに当てはまる事は見てきました。例外は有りません。従って強大な波が起これば、
その波はそのエネルギーが枯渇するまでは、巨大な波のままです。その波に逆らう事は誰にも
出来ない事は、歴史を見れば分かるし、又サイクル理論からその様に見てきました。
一つの時代は270年前後で有り、その中のスーパーサイクルは約90年である事も見てきました。
そして資本主義のサイクルも270年であり、英米はやがてその資本主義の時代が終わる事も
図を通して、鳥瞰的に、視覚的に見てきました。私の主張は皆視覚でもって・つまり
チャートで説明してきました。チャートを見れば一目瞭然です。
鳥瞰図は日本の資本主義は未だ100年以上有る事を見てきました。従って英米の過去と同様な事は
日本でも起こりうるし、又彼らが乗り越えてきた事は、日本の資本主義も乗り越えることが
出来る事は、容易に想像できます。つまり、過去に日本同様に彼らは負債を造っても
乗り越えた歴史が有るかどうかは、大切な歴史のフラクタルです。
結論から言えば、このフラクタル鳥瞰図を通してみれば、日本の負債は耐えられるものであり、
又乗り越える事が可能なものであり、又日本人の性格はそれに耐える事が可能な、強靭な
民度を持っている事は、歴史から既に証明済みです。
英の負債の歴史はそれが耐えられたことを示す良い例です。又米の負債の歴史は今回が強大な
スーパーサイクル(X)ー負債のスーパーサイクル(X)の崩壊である事を示しています。
つまり、今回崩壊するのは英米を中心とした先進資本主義である事を示しています。
先進資本主義とは、言い換えれば、年老いた資本主義国であり、マルクスの予言した金融帝国から
資本主義が崩壊する過程を意味します。その意味ではマルクスの予言は当たっています。
従って今回の強い崩壊は日独には、強い影響はあるが、壊滅的な影響は有りません。
ジムの言う壊滅的な崩壊が来るのは、実は英米なのです。
これは英米のGrandSuperCycleの崩壊ですから、我々には如何しようも有りません。
日本の膨大な借金は、簡単に返せることを以下に説明します。負債は実は民と官を合わせれば
英米が最もひどいのが現実です。この意味からも崩壊するなら英米が先です。
日本の負債が大きな問題ではない理由。
1.まず日銀の株の半分は国が持っていますから、国債金利の支払いに充てた金利の
半分は日本国に戻ります。これが米・FRBとの決定的な違いです。
前にも説明しましたが、従って金利の半分は国のものになるのですから、金利がどんなに
上がっても、半分の元金はないのと同じです。つまり1000兆円の借金は500兆円の
効果しかないのと同じです。これなら諸外国並みです。
民間の借金を合わせれば、逆に圧倒的に日本が有利です。つまり、日本よりも先に崩壊する
先進資本主義国が沢山あると言う事です。
これだけでも十分な理由ですが、物足りない人の為に更に屁理屈を探しましょう。
1.日本は海外から、つまり家庭で云えば、他人である高利貸しと言う怖い投資家から借りて
いる訳ではなく、殆ど国内の機関投資家から、つまり家人から借りていますから、
いざとなれば、金利や支払いの条件設定で幾らでも話し合いが出来ると言う事です。
これは非常に重要な事です。つまり日本国民が儲けて溜めたお金から借りているので、
金利の抑制は簡単です。これこそ国内問題ですから、他国は口出しできません。
これだけでも、国の借金を返すには十分です。しかし、強奪は出来ませんから、
問題はいかに怒られずに収奪するかです。早い話が、金融機関を簡単に
脅せる日本の政府は幸せ者と言う事です。
震災や大戦後の経験から分かる事は日本人は我慢強いですから、知恵を働かせば、
簡単に返せます。日本人よりも我慢強いとは思われない、米英も耐えた歴史が
実際有るのですから、日本は超簡単でしょう。
1.借金は円建てですから、円を幾らでも刷れる日本の御上は楽ちんです。刷って返せば
良いのですから。これが1971年から始まった管理通貨制度の利点なのです。
これを多いに利用して、産業が衰退しても、米が超大国を維持できた理由です。
このニクソンショックが理解できない人は、経済学者を辞めるべきです。
ドル建て借金なら恐ろしい事が起こります。円安になればなるほど、借金が増える事ですから。
1.さてここで皆さんは疑問に思われたと思います。そんなに勝手に円を刷っても良いのか?
その円では直接日銀が国債の購入出来ない、つまり直接国債引き受けは出来ないのではないか?
そんなに円を刷ったら、インフレに成り、更にハイパーインフレになり円が大暴落するのでは?
国際的に認められないのでは?云々・・・・・・・・。
1.心配は御尤もです。其処がポイントです。結論から言えば国民はある程度苦労する時期が
来るが、それを乗り越えたら、日本は世界一の資本主義国になると言う事です。
1.何処の国でもその国の現状に合わせて、勝手にその国のお札を刷っているのが、現在の世の中
です。それを管理通貨制度と言うのです。この“その国の現状に合わせて”と言うのが
大切な所です。従って国民は働かずに楽してお金を欲しがる国では何が起こるか?
当然生産能力も無いくせに、沢山お金を刷りますから、インフレからハイパーインフレに成り
経済が破綻します。これがアフリカ等の独裁国で見られる現状です。
しかしアメリカはニクソンショック後にドル安傾向に成りましたが、USAは生産能力が有り、又
世界の国々はドルを欲しがりましたから、いくらでも刷って世界中から買い物しても、
あら不思議、ハイパーインフレにはならなかったのです。FRBは2%インフレを
目標に運営してきましたので、今までは問題なかったのです。
これが超大国を維持できた理由です。
戦後の日本が一時期ハイパーインフレになったのは、戦争で破壊されたのに、戦後帰国者等を
を含めて多くに人にあげる為の円を滅茶苦茶刷ったからです。これも徳政令で簡単に
抑えています。朝鮮戦争のお蔭で急激に生産力が上がったので、逆に1ドル=360円
は安すぎとなり、日本が急激に輸出大国となったのです。人生万事塞翁が馬。
現在は筋肉質の大男なのに、何を誤解したのか、筋肉のないオタッキーが栄養のない・
タンパク質のない食い物を23年も日本に与え続けて、虚弱体質の貧血にしたのが
あの三重野総裁以下〜白川までの出鱈目政策だったのです。
リハビリは長くかかるので、まだ巷の給料が上がらないと不満ばかり言う輩は信用しないのが
良いでしょう。23年のリハビリに数か月で十分という人は単なる無知か、アホか確信犯です。
1.何のために基準金利=政策金利が有るのか? これは日銀のみに任された政策ですが、これが
インフレのコントロールに対処する大切な方法です。ただでお金を市場に垂れ流す事が
出来るのも日銀ですが、又市場からお金を吸い取る≒収奪≒強奪出来るのも日銀です。
つまり、日銀とは金融機関を通して、我々の生殺与奪権利を持つ恐ろしい組織なのです。
ただで垂れ流したお金の副作用は、皆さんもお分かりの様にインフレです。インフレを管理する
政策金利とは何か? これが大切な所です。彼らは権力で金利を決めます。そしてその金利で
金融機関にお金を貸しますから、金融機関も金利を高くするしかありません。
その結果は? 勿論我々の支払い金利が増えます。つまり日銀は、高利で国民にお金を貸して
いると言う事です。もし10%の金利にすれば、7年後は1.95倍つまり、7年で倍のお金が
回収できます。国民に500兆円のお金を貸して、7年後は1000兆円回収できるのです。
どうですか?お金を垂れ流してインフレ気味にして、その後に金利を上げればお金は金融機関を
通しても回収できるし、インフレで水増しされた税金からも回収できるし、水増しされた
給料からも回収できます。水増しされた企業の儲けからも回収できます。
インフレターゲット政策とはそういう事です。インフレにして、国民が耐えられ範囲で徐々
に金利を上げて、お金をあらゆる方面から回収するのがその目的です。これが管理通貨制度
と言う近代経済政策です。従って今後は金利は徐々に上がるのは当然であり、国債の
バブルが終わるのは当然であり、これが理解できない経済学者は引退すべきでしょう。
我々が、ただで永遠に市場からお金をとる事は出来ません。次はお国の番です。次はインフレ
と高金利と言う魔物が我々からお金を吸い取る番です。これで国の=日銀の負債が減る事に
成ります。勿論太らせてから吸い取るのが当然ですから、垂れ流し政策が止まれば
直ちに食い逃げしましょう。これで貴方は勝ち組です。
1.この民間へのお金のただ垂れ流しと、インフレと高金利による日銀の収奪が交互に来ることが
歌舞伎ダンスのgive & take の資本主義の論理となります。最後は利口になった金融資本家が
市場からお金を吸い取るのみで、一般国民にお金を流さなくなるのが、一時代の疲弊となり、
やがて怒った国民が体制変換の鉄砲玉となり、次の支配階級の為の犠牲となり、
再び命を捧げることになるのです。
1.この金利のサイクルは約60年間で殆どの人には見えないサイクルとなります。
これがコンドラチェフサイクルで、30年前後の工業国と資源国の歌舞伎ダンス
=約30年サイクルと共に大切なサイクルを作ります。
1.従って国債=金利に投資する人は、このコンドラチェフサイクルを知らないと大損をします。
と言うよりも、知らない馬鹿は国債に投資するべからず、と言う事です。
1.国債は市場を通して幾らでも買い入れますから、日銀が直接引き受けをしなくても、結局は
同じことです。
1.この垂れ流しと、インフレと、金利の操作が、日銀の楽しい綱渡りと言う仕事になるのです。
これで国を他国を世界を操作しながら、エリートは悦に入るのです。
1.戦前の高橋是清と言う、バーナンキさんの尊敬する人の政策以来、インフレターゲット政策は
近代資本主義の背骨となり、世界はこれで運営されているのです。世界に文句言われる
などと言う経済学者は単なる無知かアホか、確信犯的人間です。
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