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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4509471.html
2013年08月02日 NEVADAブログ
トヨタの決算短信を見ますと、意外な数字が掲載されています。
【販売実績】(4月1日〜6月30日)
日本 525,777台 (−50,893台)
アメリカ 688,656台 (+26,309台)
欧州 192,511台 (−16,336台)
アジア 394,866台 (−23,890台)
その他 430,049台 (+28,106台)
合計 2,231,859台 (−36,704台)
一年前の同期間と比較しますと、【トヨタ】は販売台数を減らしているのです。
では、生産台数はどうでしょうか?
【生産台数】(4月1日〜6月30日)
日本 1,059,427台 (−45,859台)
アメリカ 484,419台 (+33,696台)
欧州 108,396台 (+ 6,366台)
アジア 473,419台 (+ 3,349台)
その他 128,511台 (+20,458台)
合計 2,254,172台 (+18,010台)
生産台数は増えていますが、販売台数は減っている姿があります。
生産ー販売=22,313台
販売台数を見ますと、4−6月期は36,704台減少しているのにもかかわらず、売上・利益とも増えているのです。
売れていないという実態があり、経営環境は悪化しているのですが、売上高・利益は増えています。
理由は円安です。
もし、円安がなければ、【トヨタ】は販売台数を36,704台減らしていたわけであり、大幅な減益になっていたのです。
また、【ソニー】の決算では、為替が変動していなければいくらになったと明確に情報公開していていましたが、
【トヨタ】はそのような解説は一切ありません。
計算したければ自分でどうぞ、となっています。
【ソニー】にしろ、【トヨタ】にしろ円安のおかげで利益が急増していますが、製造しましても販売台数を減らしている中、更に【トヨタ】は増産すると発表しており、なぜ?となります。
アメリカとその他の地域以外は軒並み販売台数を減らしている中、増産して販売できると判断しているのでしょうが、年率換算で15万台近い販売台数減となっており、ここに増産すればいったいどうなるか?
素人でもわかります。
このような分析は一般マスコミでは一切報じられないでしょうが、もっと詳しく分析したい方は、【トヨタ】の決算短信を読まれ、独自に分析されることをお奨め致します。
CM等の恩恵を受けているマスコミでは決して見れない実態を知ることができます。
トヨタ 決算報告 2014年3月期(平成26年3月期)
http://www.toyota.co.jp/jpn/investors/financial_results/2014/index.html
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