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2013年07月24日 NEVADAブログ
貿易統計が発表され、6月も赤字となっていますが、問題は26%もの円安(対前年同月比)にもかかわらず日本経済が縮小していることが明らかになったことです。
輸出数量 −7.3%
輸入数量 −5.3%
輸出・輸入とも数量ベースで減少しており、輸出数量は13ヶ月連続の減少となっており、輸入数量は2ヶ月連続の減少となり、2ヶ月も輸出・輸入が減っているのです。
また、金額ベースでも意外な数字となっています。
前提は<26%の円安>であり、本来なら金額は26%増加していなくてはいけないのです。
輸出金額 +7.4%
輸入金額 +11.8%
輸出金額は本来なら円安分だけ26%増加しなくてはいけないところ、わずか7.4%しか増加していないのです。
日本経済は国際競争力をなくしつつあり、かつ世界での存在自体を失いつつあると言えるのです。
ワールドレポートで日本の存在を数字で解説させて頂きましたが、日本から見る世界と世界から見る日本は全く違った姿となっていることを日本人は認識していません。
今回のTPP会合では、日本は100人を超える役人を送り込んでいますが、他国からこのように指摘されています。
『アメージング』(驚いた)
他の国は精々20〜30人であり、日本だけ突出した代表団を送り込んでいるのです。
しかしながら、交渉の場にはトップ2名しか入れません。
日本は大代表団を送り込んで存在感を見せつけているのでしょうが、世界から見れば日本は「異質な存在」となっているのです。
このTPPの問題は別の機会に解説させて頂きます。
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