http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4503075.html

日銀の佐藤審議委員が、『国債残存期間の短縮を容認する』との発言をしたとロイター通信は報じていますが、
これは自主的な短縮ではなく、やむなく短縮せざるをえない状況になっているからと言えます。

今後、日本国債を買う投資家は１０年以上の長期は今の１．２％の利回りでは誰も買わなくなります。
何せ、日銀・政府が２％の物価上昇と言っている以上、１０年国債の利回りは２％以上でないと理屈にあわないと誰でもわかるからです。

２%以上に利回りが上昇する（価格は下落する）新発国債を今、利回り１％以下で買うバカはいません。

今後、償還期間１年〜３年の短期国債しか発行出来ない状態に追い込まれ、自転車操業を続けなくてはいけない状況に追い込まれることを想定しての今回の発言と言えます。

　

コメント
01. 2013年7月23日 23:56:56 : EbrYOY8LOw 投稿者さん、短くて、わかりやすく、ポイントをついた投稿、有難うございました。今後ともよろしくお願い致します。
02. 2013年7月24日 03:33:39 : nJF6kGWndY >日銀の佐藤審議委員が、『国債残存期間の短縮を容認する』との発言 >償還期間１年〜３年の短期国債しか発行出来ない状態に追い込まれ、自転車操業を続けなくてはいけない状況に追い込まれる 元記事をちゃんと読めば全く違うとわかる >日銀・政府が２％の物価上昇と言っている以上、１０年国債の利回りは２％以上でないと理屈にあわない ゼロリスクの国債では、インフレに勝てない それが嫌なら、融資かリスク資産に投資しろ というメッセージ つまりGDP比累積赤字は実質的に削減だから、これまでの逆過程が起こり 円預金の価値を落とすことで財政再建をすることになる

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