http://www.asyura2.com/13/hasan81/msg/203.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4498676.html
アジアを中心に日本はもはや競争相手ではないという見方が急速に強まっており、今まで日本はアジアをリードしていましたが、今や『日本?下請けで十分ではないか』、との意見も出てきています。
これはどこに理由があるのかですが、今までなら必要なかった「仕事」が最も働く中間管理職に押し付けられており、まともに働けない、そして働けない=働かないとみられ、会社からすれば、そのような中間管理職は必要ない=リストラ要員、となり、余計に委縮して活力をなくしているのです。
結果として、最も働くべき中間管理職が働かない社会になり、日本全体の力をそいでしまっているのです。
以下の報道では、平社員に戻りたいという課長が増えているとしており、その理由に「部下が育たない=働かない部下が増えてしまって仕事にならない」となっているのです。
今の日本企業には恐ろしい「病」が蔓延してきており、すでに働かない社員が多くを占め、組織がガタガタになってしまい、身動きが取れない状態になっている会社も多いかも知れません。
社員を管理する中間管理職が、余りにも社員の管理に時間がとられ、まともな仕事が出来なくなっているのです。
「働かない日本病」は、静かに社会に蔓延し、密かに会社に入り込み、今や対処しようがないレベルにまで達してしまい、組織そのものが崩壊しつつあるのかも知れません。
<報道>
*********************************************
ヒラに戻りたい課長が増加中 「部下が育たない」
ストレスが多い中間管理職の立場を離れて、ただの「プレーヤー」に戻りたい課長が増えている――。上場企業の課長を対象にした産業能率大の調査で、そんな結果が出た。
昨年12月、従業員100人以上の企業で部下を持つ課長600人をインターネットを通じて調べた。今後のキャリアで「最終的になりたい立場」を尋ねると、「プレーヤーに戻る」が13・5%にのぼり、2年前の前回調査の9・6%から3・9ポイント伸びた。代わりに「社長」「役員クラス」が計21・2%から計15%に減った。
悩みを尋ねると、「部下が育たない」が41・8%と同12・1ポイント増え、最も多かった。
課長を取り巻く状況をみると、「年上の部下がいる」人が48%、メンタルヘルスに不安を抱える部下が「いる」人も37・7%いた。他方、仕事の半分超がマネジメントではなくプレーヤーだと感じる人も48・2%と、前回より8・2ポイント増えていた。
同大の担当者は「プレイングマネジャー化が進んで自身が多忙なうえに、部下が育たずにメンタルへの配慮も必要と『三重苦』のようになっており、ストレスの少ない立場に戻りたいという思いが強まっているのでは」とみている。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。